「小向美奈子 花と蛇3」2010年 新東宝 監督:成田裕介
イタリア帰りの新進チェリストにして才気溢れる美貌の持ち主である静子は、関西財閥の会長・海東義一郎と結婚。公私共に幸せな生活を送っていた。だがそんな平穏な人生に魔の手が忍び寄る。遠山グループの総裁・遠山隆義だ。己の欲望の為には卑劣な手段も厭わない野心家の遠山は、静子を我が物にしようと画策。静子の夫を破産に追い込み、借金の抵当として静子を自らの妻にする。遠山の正式な妻として屋敷に迎え入れられた静子は、執事の伊沢、お花やお茶等の作法を仕込む折原、メイドの美沙江らと生活を始める。しかしこれは静子を貶める罠の始まりに過ぎなかった。これから静子の調教を目的とした、歪な共同生活が始まるのだった…。
直前で劇場鑑賞を見合わせ、いづれDVDでと思い帰ったその日に団鬼六氏の訃報を知った。
それで、やっぱり劇場鑑賞する事に変更。
団鬼六先生を偲んで・・・っても、タイトルと原作者名を使っただけの作品なんだけどね。
タイトルは「花と蛇3」で良いのだろうけど、劇場側はタイトルに小向美奈子の名を入れているので準じます。
原作とは全く違う物とは知りながらもやっぱり原作を意識して見てしまうと・・・。
あれ?静子夫人が捕らわれ凌辱される以前に既に海東氏と変態的性生活送ってて良いの?
貞淑であるからこそ、後のSMが生きるんじゃ?・・・。
でも、見ていると、これはこれで良いと思える。SMの扱い方が原作とは全く違う「花と蛇」なのだ。
鬼源は「あんた(静子夫人)を最高の女に仕上げるために居るのだ」と言い、遠山隆義は、欲しい物は手段を選ばず手に入れるが、ドSという雰囲気は無い。静子夫人も遠山の手紙の言葉の呪縛もあり抵抗少なく、遠山家の生活に自然と順応して行き、早速幸福そう。
繰り広げられる緊縛SMにしてもやっている事はハードでもソフトSMのように感じる。
調教というよりブライダル・エステ?
嫌がる貞淑夫人を肉体的に責めて凌辱する事よりも恥辱や羞恥など精神的な責めによって魂を支配されていく様を主眼に描いている。
その割に、静子夫人の復讐を匂わせるラストには違和感があったな・・・
全て他人にお膳立てしてもらう遠山隆芳はいけ好かない奴だからいいけど。
火野正平って久しぶりに見たけど、こんな事になってるのか。スキンヘッドの鬼源が渋い。低い、静かな声が良いです。
甕に一滴、一滴たまる水が溢れるのと放尿を合わせるアイデア。ちょっと綺麗事すぎるけどなかなかです。
浣腸はありません。
花と蛇だからと言って暗示的な蛇のCGを多様するのはどうかと思うが、それを見ていて「へーびーしーじーいーえふじー」と喜んでいるいる自分もどうかと思う。
主演の小向美奈子。アイドルのロック座出演から始まり、覚醒剤事件と世間を騒がせていますが、実は裸を見るのは初めて。
重力に逆らわないお乳は着衣ならではの巨乳ちゃんなのでブラウス着衣緊縛とかも見たい所。
あくまで主演として輝きを保っていましたが、助演の水谷ケイ、琴乃にバストで劣ってしまうのが残念。
それにしても目ん玉ギョロギョロは異形な美しさがあり淫らでよろしい。
覚醒剤はキャリアに箔を付ける程度で深入りせず(もう深入りしてるか)早期に復活して、バンバン、エロい仕事をして欲しいですね。
最後に原作者、団鬼六先生の舞台挨拶時の一言
「原作通りになったことがない(ぐらい過激すぎる)ドスケベたちが勝手に作った映画。本当にみんな変態ですわ」
上野オークラ劇場
イタリア帰りの新進チェリストにして才気溢れる美貌の持ち主である静子は、関西財閥の会長・海東義一郎と結婚。公私共に幸せな生活を送っていた。だがそんな平穏な人生に魔の手が忍び寄る。遠山グループの総裁・遠山隆義だ。己の欲望の為には卑劣な手段も厭わない野心家の遠山は、静子を我が物にしようと画策。静子の夫を破産に追い込み、借金の抵当として静子を自らの妻にする。遠山の正式な妻として屋敷に迎え入れられた静子は、執事の伊沢、お花やお茶等の作法を仕込む折原、メイドの美沙江らと生活を始める。しかしこれは静子を貶める罠の始まりに過ぎなかった。これから静子の調教を目的とした、歪な共同生活が始まるのだった…。
直前で劇場鑑賞を見合わせ、いづれDVDでと思い帰ったその日に団鬼六氏の訃報を知った。
それで、やっぱり劇場鑑賞する事に変更。
団鬼六先生を偲んで・・・っても、タイトルと原作者名を使っただけの作品なんだけどね。
タイトルは「花と蛇3」で良いのだろうけど、劇場側はタイトルに小向美奈子の名を入れているので準じます。
原作とは全く違う物とは知りながらもやっぱり原作を意識して見てしまうと・・・。
あれ?静子夫人が捕らわれ凌辱される以前に既に海東氏と変態的性生活送ってて良いの?
貞淑であるからこそ、後のSMが生きるんじゃ?・・・。
でも、見ていると、これはこれで良いと思える。SMの扱い方が原作とは全く違う「花と蛇」なのだ。
鬼源は「あんた(静子夫人)を最高の女に仕上げるために居るのだ」と言い、遠山隆義は、欲しい物は手段を選ばず手に入れるが、ドSという雰囲気は無い。静子夫人も遠山の手紙の言葉の呪縛もあり抵抗少なく、遠山家の生活に自然と順応して行き、早速幸福そう。
繰り広げられる緊縛SMにしてもやっている事はハードでもソフトSMのように感じる。
調教というよりブライダル・エステ?
嫌がる貞淑夫人を肉体的に責めて凌辱する事よりも恥辱や羞恥など精神的な責めによって魂を支配されていく様を主眼に描いている。
その割に、静子夫人の復讐を匂わせるラストには違和感があったな・・・
全て他人にお膳立てしてもらう遠山隆芳はいけ好かない奴だからいいけど。
火野正平って久しぶりに見たけど、こんな事になってるのか。スキンヘッドの鬼源が渋い。低い、静かな声が良いです。
甕に一滴、一滴たまる水が溢れるのと放尿を合わせるアイデア。ちょっと綺麗事すぎるけどなかなかです。
浣腸はありません。
花と蛇だからと言って暗示的な蛇のCGを多様するのはどうかと思うが、それを見ていて「へーびーしーじーいーえふじー」と喜んでいるいる自分もどうかと思う。
主演の小向美奈子。アイドルのロック座出演から始まり、覚醒剤事件と世間を騒がせていますが、実は裸を見るのは初めて。
重力に逆らわないお乳は着衣ならではの巨乳ちゃんなのでブラウス着衣緊縛とかも見たい所。
あくまで主演として輝きを保っていましたが、助演の水谷ケイ、琴乃にバストで劣ってしまうのが残念。
それにしても目ん玉ギョロギョロは異形な美しさがあり淫らでよろしい。
覚醒剤はキャリアに箔を付ける程度で深入りせず(もう深入りしてるか)早期に復活して、バンバン、エロい仕事をして欲しいですね。
最後に原作者、団鬼六先生の舞台挨拶時の一言
「原作通りになったことがない(ぐらい過激すぎる)ドスケベたちが勝手に作った映画。本当にみんな変態ですわ」
上野オークラ劇場