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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「豊丸の何回でも狂っちゃう」

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「豊丸の何回でも狂っちゃう」1989年 エクセス 監督:細山智明

大きな旅行カバンを抱え、全国を旅する一組の男女。ふたりはかつて普通の恋人同士だったが、女(豊丸)の身体は心とは裏腹に恋人ひとりだけでは満足できず、より激しいセックスを求めて旅を始める。それでも女のそばにいたい男(池島ゆたか)は、不自然な関係とは知りつつも、女が他の男とひたすらヤリまくる旅に同伴する。


流石に一世風靡しただけの事がある豊丸のインパクトは凄まじいです。
大きなお口美人という意味でも古今日本女優陣の中でも最高峰か。その美しさがまた、下品さを兼ね揃えているところが素晴らしい。やはりオンリー・ワンの存在だ。
本作では無理めのセーラー服姿まで飛び出し、ベッド上ではあの口であの声であのアヘ顔で・・・
「すんごいすんごい!いぐいぐいぐ!」

淫乱女優豊丸の面目躍如たる生い立ち、小学生の頃から付き合っていた影田(池島ゆたか)の事は大好きで「でも、あたしの体はもう、ひとりの男だけじゃ満足できなくなっているの」と高校生の時に淫乱を全うする旅に出る決心。

亭主(山本竜二)のインポを治してほしいとの妻(沢村杏子)の依頼に隣室で奮闘する豊丸と山本竜二。
雄叫びのような2人の嬌声にあてられ夜の町へと散歩に出る池島ゆたかと沢村杏子の会話シーン。ここではニ人が乗り物に乗っているような流れ、動きで幻想的な効果を出している。

清水大敬、山本竜二のお笑い演技に交じっての池島ゆたかが大真面目。

淫乱の血には逆らえないながらも奥に潜む純愛が可愛らしくも美しい下品な豊丸。

池島ゆたかの鼻歌「花のワルツ」が哀愁を帯び、いつまでもいつまでも心に残る。名曲の使い方が上手い。

シネロマン池袋

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