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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「奴隷妻」

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「加藤彰 たゆたう愛」

「奴隷妻」1976年 日活 監督:加藤彰

たゆたう女性心理を描くのを得手とした加藤彰の、珍しく男性目線によるハードな一作。没落した一族の玲子は、元は使用人の運転手で、今は高利貸しとして成り上がった山本に借金を申し出る。だが玲子を愛していた山本は彼女を拉致。連日いたぶり続け、いつしか玲子も正気を失い山本に仕えるようになり……。本作は高橋明唯一の主演作であり、男の冷ややかなロマンと愛が行き着く最果てを描いた、異形の傑作。

ポルノ映画は鑑賞後、時間がたってしまうと内容をすっかり忘れてしまう事がある。まさにそれ。どうした事か、あらすじを確認しても白人たちに輪姦される谷ナオミが良かったのと、終盤の女体盛りの事ぐらいしか覚えていない。

チラシコピーにこの女体盛りは戦慄ものだよと記されていた。女体盛りというとどうしても先入観で鮨を連想していたのだが、これが、なんとアツアツのステーキを谷ナオミの腹に乗せナイフとフォークで女体もろとも切り刻むスプラッターぶりで、確かに戦慄!ど肝を抜かれた。
これだけでも十分カルト的な価値があるってもんだ。あまりにも女体盛りのイメージが強すぎて、その他ありきたりのSMポルノ・ストーリーがぶっ飛んじまったて事かも。

ほう、高橋明さん唯一の主演作とは貴重・・・、他には無いというのも意外。というか、確かに主演男優ではあるけれど、やはり主演は谷ナオミでしょう、コレ。ポルノのばやいはそうなるってもんよ。

水城ゆうが良かったような気がするんだけれど思い出せない。もったいない。

ラピュタ阿佐ヶ谷


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