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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「アメリカン・ハッスル」 DVD

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「アメリカン・ハッスル」2013年 米 監督:デビッド・O・ラッセル

詐欺師アーヴィンと、その相棒で愛人のシドニー。彼らはFBI捜査官リッチーに逮捕されるが、無罪放免を条件におとり捜査への協力を持ち掛けられる。それは、架空のアラブ人富豪をダシに、カジノ利権に群がる政治家やマフィアを一網打尽にするというもの。アーヴィンとシドニーは、標的のカーマイン市長に近づくが、二人の仲を嫉妬するアーヴィンの妻ロザリンがおとり捜査の邪魔をする。

これは面白かった。傑作でしたね。
ちょっと返却から時が過ぎてしまいましたので、例によって思い出しながら・・・

実際にあった収賄スキャンダル「アブスキャム事件」を題材にした詐欺映画。
役者良し、脚本良し、音楽良し。
時代は70年代。
クリスチャン・ベイルの役作りハラポテ、はげのブサイク男。彼をはじめとして主な出演のみなさんの頭髪がポイント。



詐欺映画といえば傑作「スティング」が浮かび、流石に「スティング」を越えることはないと思いましたが、その代わりこちらにはエイミー・アダムスが居る!ジェニファー・ローレンスが居る!

エイミー・アダムスの出演作を初めてまともに見ましたが、なるほど、これは良いです。ノーブラ・エロの度合いが絶妙。
基本、親しみやすい庶民派なんでしょうけれど、キュートな悪女。



個人的には、ノーブラでケバい彼女よりほぼスッピンのエイミーが良いです。
一気にファンとなりまして、他の作品も観たいと思います。やっぱ「ビッグ・アイズ」行くべきでしたか。
前半はアーヴィンとシドニーのロマンスが見所。





ジェニファー・ローレンスはとんでもない22歳ですね。お肌の綺麗さを除けば完全にオバサン演技。ここまでやり抜きますか。
「死ぬのは奴らだ」のお掃除シーンに爆笑。



音楽は他にも「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」「ジーン・ジニー」とヒット曲目白押しで、それだけでも素晴らしい。加えてデューク・エリントン。
これはディスコ・シーンでヴァン・マッコイの「ハッスル」が登場するだろうと思いましたが、それは無し。

FBI捜査官のドジぶり、当初の志とは反して、ホンマルの悪者を摘発できずに、善意の政治家を逮捕。
それだけにラストに向けての騙しは痛快。

劇場観賞を逃し、DVD観賞となりましたが、こういう傑作はむしろDVDでも充分に楽しめるので、これで良し。
しょうもない作品ほど劇場で観て価値を高めてあげましょうという当方のスタンスに間違いは無しですね。







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