「官能の帝国4」
「団鬼六 緊縛卍責め」1985年 にっかつ 監督:岡本郁夫
銀座に高級クラブを構える美貌のママ・綾(高倉美貴)には悲しい過去があった。それは3年前、言葉巧みに近付いた早見という男に部屋に誘い込まれ、体を奪われたばかりか夜の仕事を紹介されたのだ。初めての男だけに夢中になってしまった綾だったが、さらなる悲劇が彼女を見舞う。なんとSMマニアの稲丸に売り飛ばされてしまったのだ。目の前には、淫靡な青や紫の縄で縛り上げられ、責められる女達。「お前は縛られるために生まれてきたような女だ。俺がみっちり仕込んでやる」…驚愕の綾に容赦なく続く緊縛地獄。それ以来、稲丸の女となった綾だった。姉に対抗心を燃やす玲子(麻生かおり)が上京。早見の口車に乗り、いつしか六本木のSMの女王へ。それを知った稲丸は…。「姉と妹2羽のウグイスを一つ籠で飼えるとはな…。」稲丸の企みに気付いた姉が身を呈して緊縛志願。妹の前で身悶えする姿は、遊びではないSMの真髄を伝え・・・
追悼 団鬼六
SM女王として美貌で売った高倉美貴は何代目の女王だったでしょうか。
なななんと、この映画見始めて気づいたのですが、高倉美貴のSM映画、これが初鑑賞なんですね。
令嬢風な美しさを持っていて、着やせするタイプの被虐ボディ。和服姿のママになれば、とてもクール。
姉妹の物語が始まる前段に描かれる3年前の綾。
レコード屋でナンパされて部屋で処女を奪われてからSMマニアに売り飛ばされ緊縛の味を憶えさせられ高級クラブのママに収まるまで。
ここを主眼としてもっと丁寧に描けば、通常のSMものとして立派な作品(ありきたりかもしれんが)になったであろうに。
高倉美貴のクールな背徳的ボディと、麻生かおりの明るい健康的ボディの姉妹緊縛も決してわるくはないんですけどね・・・
シネマヴェーラ渋谷
「団鬼六 緊縛卍責め」1985年 にっかつ 監督:岡本郁夫
銀座に高級クラブを構える美貌のママ・綾(高倉美貴)には悲しい過去があった。それは3年前、言葉巧みに近付いた早見という男に部屋に誘い込まれ、体を奪われたばかりか夜の仕事を紹介されたのだ。初めての男だけに夢中になってしまった綾だったが、さらなる悲劇が彼女を見舞う。なんとSMマニアの稲丸に売り飛ばされてしまったのだ。目の前には、淫靡な青や紫の縄で縛り上げられ、責められる女達。「お前は縛られるために生まれてきたような女だ。俺がみっちり仕込んでやる」…驚愕の綾に容赦なく続く緊縛地獄。それ以来、稲丸の女となった綾だった。姉に対抗心を燃やす玲子(麻生かおり)が上京。早見の口車に乗り、いつしか六本木のSMの女王へ。それを知った稲丸は…。「姉と妹2羽のウグイスを一つ籠で飼えるとはな…。」稲丸の企みに気付いた姉が身を呈して緊縛志願。妹の前で身悶えする姿は、遊びではないSMの真髄を伝え・・・
追悼 団鬼六
SM女王として美貌で売った高倉美貴は何代目の女王だったでしょうか。
なななんと、この映画見始めて気づいたのですが、高倉美貴のSM映画、これが初鑑賞なんですね。
令嬢風な美しさを持っていて、着やせするタイプの被虐ボディ。和服姿のママになれば、とてもクール。
姉妹の物語が始まる前段に描かれる3年前の綾。
レコード屋でナンパされて部屋で処女を奪われてからSMマニアに売り飛ばされ緊縛の味を憶えさせられ高級クラブのママに収まるまで。
ここを主眼としてもっと丁寧に描けば、通常のSMものとして立派な作品(ありきたりかもしれんが)になったであろうに。
高倉美貴のクールな背徳的ボディと、麻生かおりの明るい健康的ボディの姉妹緊縛も決してわるくはないんですけどね・・・
シネマヴェーラ渋谷