「未体験ゾーンの映画たち2016」
「ラバランチュラ 全員出動!」2015年 米 監督:マイク・メンデス
溶岩を吐く巨大スパイダーがロサンゼルス襲来!迎え撃つのは、懐かしの「ポリスアカデミー」のメンバーたち!果たして、このイカれた世界の危機を救うことが出来るのか?!
20年前、主演作が大ヒットして一気にスターダムにのし上がったコルトンだが、今やB級作品くらいにしか出演できないほど落ちぶれていた。過去の栄光にすがる彼はまたしてもスタッフと衝突し、撮影現場を後にする。頭に血が上ったコルトンがハイウェイを暴走中、突如サンタモニカ山が噴火し……。
B級感のある怪獣映画って処だけれど、これが極めて面白い。まさに未体験ゾーン的な掘り出し物。
溶岩(ラバ)を吐くタランチュラでラバランチュラ。
普通にシネコンなんかでの一般公開の形でもそこそこの評価は得られるだろうし、宣伝によっちゃ、かなりの集客も見込めそうなんだがなぁ。どうなのよ配給会社さん。
噴火、爆発、巨大蜘蛛のCGは低予算丸出しのチープさですけれど、それはこの映画の評価に何ら影響はない。少なくとも自分はそう。裏を返せばお金をかけたCGがどんなに見事でも、対して感動しない体質。
巨大蜘蛛のラバランチュラも通常の武器で倒せるところが良くて、兎に角物量で勝負。シューティング・ゲームのようになる。
展開といい、テンポといい、申し分なし。
落ちぶれたヒーローの活躍や家族への愛ばど、どこにでもありそうなテーマ。未見のまま結局スルーした「バードマン」がどんな映画なのか解らないけれど、きっと自分はこっちの方が好きだと思う。見てないのにそんな事を断言するのは失礼極まりないが素人の戯言、ひらにご容赦。
出演者は人気作「ポリスアカデミー」のメンバーらしいが、ポリスアカデミーの後日談ではない。
当然の事、私奴は「ポリスアカデミー」を見てないし、思い入れも無いけれど、心配はいらない。
ポリス・アカデミー・ファンなら尚、楽しめるでしょう。
主演のコルトン(スティーブ・グッデンバーグ)のヒーローぶりは素晴らしいけれど、奥さんが輪をかけて素晴らしい。
腹筋丸出しでへんな母ちゃんだと思っていたら案の定だ。
部屋にはかつての映画スターの亭主の小道具が沢山飾ってあり、それでもって突如出現の巨大蜘蛛と戦闘。手裏剣攻撃まで出て楽しい。
夫婦のちょっとロマンチクなエピも差し挟みつつ・・・
巨大な蜘蛛に噛みつかれた被害者はどうなるのか。ゾンビみたいな事と思ったらちょっと違うけれど低予算CGでもおぞましい、まさに虫唾の走る描写がナイス!
ついに女王の蜘蛛登場、でかい!やはり巨大怪獣は盛り上がる。
ハリウッド映画撮影隊がロスの危機に立ち向かう。コルトン父ちゃんの演説にちょっぴり感動まであって。
この展開に邦題もドンピシャ。良いタイトルだと思う。
そして、いよいよ往年のレッド・ロケット登場の空中戦。萌え。
昨年の日本怪獣映画「進撃の巨人」も悪くはなかったが、面白さではこっちがダントツ。
こんなのを見ると「進撃の巨人」はチト考えすぎだったかなと思う。
単純は素晴らしい。これを忘れちゃいけないんだな。
ヒューマントラストシネマ渋谷
「ラバランチュラ 全員出動!」2015年 米 監督:マイク・メンデス
溶岩を吐く巨大スパイダーがロサンゼルス襲来!迎え撃つのは、懐かしの「ポリスアカデミー」のメンバーたち!果たして、このイカれた世界の危機を救うことが出来るのか?!
20年前、主演作が大ヒットして一気にスターダムにのし上がったコルトンだが、今やB級作品くらいにしか出演できないほど落ちぶれていた。過去の栄光にすがる彼はまたしてもスタッフと衝突し、撮影現場を後にする。頭に血が上ったコルトンがハイウェイを暴走中、突如サンタモニカ山が噴火し……。
B級感のある怪獣映画って処だけれど、これが極めて面白い。まさに未体験ゾーン的な掘り出し物。
溶岩(ラバ)を吐くタランチュラでラバランチュラ。
普通にシネコンなんかでの一般公開の形でもそこそこの評価は得られるだろうし、宣伝によっちゃ、かなりの集客も見込めそうなんだがなぁ。どうなのよ配給会社さん。
噴火、爆発、巨大蜘蛛のCGは低予算丸出しのチープさですけれど、それはこの映画の評価に何ら影響はない。少なくとも自分はそう。裏を返せばお金をかけたCGがどんなに見事でも、対して感動しない体質。
巨大蜘蛛のラバランチュラも通常の武器で倒せるところが良くて、兎に角物量で勝負。シューティング・ゲームのようになる。
展開といい、テンポといい、申し分なし。
落ちぶれたヒーローの活躍や家族への愛ばど、どこにでもありそうなテーマ。未見のまま結局スルーした「バードマン」がどんな映画なのか解らないけれど、きっと自分はこっちの方が好きだと思う。見てないのにそんな事を断言するのは失礼極まりないが素人の戯言、ひらにご容赦。
出演者は人気作「ポリスアカデミー」のメンバーらしいが、ポリスアカデミーの後日談ではない。
当然の事、私奴は「ポリスアカデミー」を見てないし、思い入れも無いけれど、心配はいらない。
ポリス・アカデミー・ファンなら尚、楽しめるでしょう。
主演のコルトン(スティーブ・グッデンバーグ)のヒーローぶりは素晴らしいけれど、奥さんが輪をかけて素晴らしい。
腹筋丸出しでへんな母ちゃんだと思っていたら案の定だ。
部屋にはかつての映画スターの亭主の小道具が沢山飾ってあり、それでもって突如出現の巨大蜘蛛と戦闘。手裏剣攻撃まで出て楽しい。
夫婦のちょっとロマンチクなエピも差し挟みつつ・・・
巨大な蜘蛛に噛みつかれた被害者はどうなるのか。ゾンビみたいな事と思ったらちょっと違うけれど低予算CGでもおぞましい、まさに虫唾の走る描写がナイス!
ついに女王の蜘蛛登場、でかい!やはり巨大怪獣は盛り上がる。
ハリウッド映画撮影隊がロスの危機に立ち向かう。コルトン父ちゃんの演説にちょっぴり感動まであって。
この展開に邦題もドンピシャ。良いタイトルだと思う。
そして、いよいよ往年のレッド・ロケット登場の空中戦。萌え。
昨年の日本怪獣映画「進撃の巨人」も悪くはなかったが、面白さではこっちがダントツ。
こんなのを見ると「進撃の巨人」はチト考えすぎだったかなと思う。
単純は素晴らしい。これを忘れちゃいけないんだな。
ヒューマントラストシネマ渋谷