「新文芸坐グルメ映画祭 カニバル・カーニバル!」
「肉」2013年 米 監督:ジム・ミックル
We Are What We Are
ニューヨーク北部の片田舎に暮らすパーカー家。一見、平凡で静かに慎ましく生きて来た彼らの生活が、母親エマの不慮の事故死により、一変してしまう。美しい姉妹・アイリスとローズは、ずっと隠されてきた『秘密』を母親の代わりに担う事になる。しかしそれは、可憐な少女には不向きな、あまりにも過酷で残酷な秘密だった。
オールナイト上映の3本目。未見の作品だが、どうもその内容から言っても今回は睡眠覚悟の作品と思ってた。
静かに静かに進む物語は睡眠には最適のように思えるが「食人族」、「グリーン・インフェルノ」でアドレナリン上昇していたか、不思議と眠らずに最後まで見終えた。
カニバリズム、スプラッター作品にしては大人しくゴア描写も少なく淡々と進む。
怪しい父親と美しい姉妹に末っ子の坊や。一家の秘密は食人であるのだが、何故そのような行為に至っているのか、謎の多いミステリー作品。
現状から逃げ出したい姉妹の葛藤。姉妹役女優の2人(アンバー・チルダーズ、ジュリア・ガーナー)の可憐さで物語は魅力を備えていく。
父親からの呪縛から逃げられるのか?いったいどうなるのだろうと、向かえたラスト。
衝撃のラスト20分というコピーもあって事前情報として入ってしまっていても充分衝撃。
可憐な姉妹の獣性がいかんなく発揮され素晴らしいラストでした。
姉が幼馴染であるファースト・キス相手でもある保安官補の青年。
何かを嗅ぎつけられている事を知り、森に連れ出し、いい雰囲気になり、そのまま青姦へ。
かなりドキドキです。姉の殺意のほどはどうだったのか?
食人とクールー病との関係性。らい病伝説みたいなもんか。パーキンソン病は違うでしょ。
全編にわたり静かで退屈っぽいだけにラストだけが肝となる作品で結局観賞後は案外、満足を得られた。
他の上映3作とは明らかに趣が違ってお上品な作風も効果的だったか。
何しろこの内容、この時間帯で眠らなかったのだから。
しかし「肉」という邦題はどうなのかな。原題がなかなか洒落ているだけに・・・
池袋 新文芸坐 オールナイト
「肉」2013年 米 監督:ジム・ミックル
We Are What We Are
ニューヨーク北部の片田舎に暮らすパーカー家。一見、平凡で静かに慎ましく生きて来た彼らの生活が、母親エマの不慮の事故死により、一変してしまう。美しい姉妹・アイリスとローズは、ずっと隠されてきた『秘密』を母親の代わりに担う事になる。しかしそれは、可憐な少女には不向きな、あまりにも過酷で残酷な秘密だった。
オールナイト上映の3本目。未見の作品だが、どうもその内容から言っても今回は睡眠覚悟の作品と思ってた。
静かに静かに進む物語は睡眠には最適のように思えるが「食人族」、「グリーン・インフェルノ」でアドレナリン上昇していたか、不思議と眠らずに最後まで見終えた。
カニバリズム、スプラッター作品にしては大人しくゴア描写も少なく淡々と進む。
怪しい父親と美しい姉妹に末っ子の坊や。一家の秘密は食人であるのだが、何故そのような行為に至っているのか、謎の多いミステリー作品。
現状から逃げ出したい姉妹の葛藤。姉妹役女優の2人(アンバー・チルダーズ、ジュリア・ガーナー)の可憐さで物語は魅力を備えていく。
父親からの呪縛から逃げられるのか?いったいどうなるのだろうと、向かえたラスト。
衝撃のラスト20分というコピーもあって事前情報として入ってしまっていても充分衝撃。
可憐な姉妹の獣性がいかんなく発揮され素晴らしいラストでした。
姉が幼馴染であるファースト・キス相手でもある保安官補の青年。
何かを嗅ぎつけられている事を知り、森に連れ出し、いい雰囲気になり、そのまま青姦へ。
かなりドキドキです。姉の殺意のほどはどうだったのか?
食人とクールー病との関係性。らい病伝説みたいなもんか。パーキンソン病は違うでしょ。
全編にわたり静かで退屈っぽいだけにラストだけが肝となる作品で結局観賞後は案外、満足を得られた。
他の上映3作とは明らかに趣が違ってお上品な作風も効果的だったか。
何しろこの内容、この時間帯で眠らなかったのだから。
しかし「肉」という邦題はどうなのかな。原題がなかなか洒落ているだけに・・・
池袋 新文芸坐 オールナイト