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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「地下水道」

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「ポーランド映画祭2016」

「地下水道」1957年 波 監督:アンジェイ・ワイダ
原題:KANAL

ナチスの占領に対する国民軍とワルシャワ市民の抵抗運動=ワルシャワ蜂起の敗北をドキュメンタリー風に捉えた本作、脚本家のイエジ・ステファン・スタビンスキをはじめ、キャスト、スタッフに実際の蜂起に参加した人々を多数起用、地下水道で繰り広げられる死闘が、リアルに捉えられている。カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞。



2年ぶりのリベンジ鑑賞。
ポーランド映画祭って毎年やっていて毎年これがかかってるなと思ったらなんでもアンジェイ・ワイダ監督が今年の10月に亡くなられたそうだ。
前回、観た時は不覚にも前半部で爆睡してしまったので、リベンジ。

「地下水道」



あまりに悲しいワルシャワ蜂起の事実。
極限状態の下水道彷徨。やはりカップルのドラマが見応えある。
手負い発熱のためだらしない事になってしまった男子を叱咤激励するたくましい女子。ポーランド語の叱咤は迫力あるね。
下水道には美女が似合う。ブロンドが似合う。
モノクロの映像に圧倒されるがよくよく考えるとブロンド美女が糞尿まみれになる映画だ。モノクロで良かった。匂いがついていなくて良かった。



日の光があそこまで絶望を演出するとは・・・。



発狂する音楽家、ダンテの詩とオカリナ。あの目。





妻子持ちのカミングアウト。銃声。闇。

呻く大佐。

新鮮な空気を求め独軍に掴まり射殺される死体の山。

後続は来ない。私たちは助かりましたね。嘘付いてました・・・

みんな凄いけど糞尿まみれでも美しいのブロンド美人の強さが一番。
そんな事言ってる場合じゃないか。
ワルシャワ蜂起についてもう一度勉強し直してきましょう。

ワルシャワ蜂起



情報の錯綜。赤軍のラジオ放送。

独軍に変わって赤軍が支配し、国民軍による赤軍幹部暗殺が始まり・・・次の映画祭では「灰とダイヤモンド」も観ておきましょう。



シネマート新宿

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