「未亡人下宿？　谷間も貸します」

「未亡人下宿？　谷間も貸します」2016年　オーピー映画　監督：清水大敬

夫を七年前に亡くして、娘と二人で下宿を営む由美。下宿屋を潰して学生寮の建築を目論むグループからのいやがらせが始まり･･･。

オークラ劇場は「痴漢電車」に続いて「未亡人下宿」･･･
1月といってもお正月の雰囲気がどんどん感じられなくなった昨今。正月らしくていいやね。
とはいえ、劇場内の女装の方々が晴れ着になっているわけではなく、もっともお正月とはかけ離れた空間ではあるのだが。

これはもうチラシ宣伝文句に在るとおり熟女優・円城ひとみの未亡人が嵌り役。
いろんな女優さんで知らない間もずーっと、ずーっと作られ続けてきたタイトルも、多分、久々の嵌り役ではないでしょうか。
目がつけまつげだけしか見えなくなるひとみさんの微笑が良いです。



一人で一手にエロパートを引き受けても大丈夫そうだけれど、ちゃんと巨乳の娘（京野美麗）も二番手に控えてます。
京野美麗はタレントのスザンヌ似でした。

今時、学生の下宿という前時代的設定もモノともせず頑張ってますけど･･･
下宿の立ち退きを迫る勢力と下宿を死守しようとする住人の攻防などは、もう少し面白くできるんじゃないかという悲しいレベルで、空手家のお姉さんまで参戦させた割には、ドタバタシーンも見るべきものが少ないなど残念なんですが、ひとみさんのパンチラと微笑で全て許しましょう。



立ち退きを迫るグループがありとあらゆる嫌がらせをしますが、未亡人ひとみさんには全く伝わってないダメさ加減など良い感じなんですけどねー。



是非是非、同じ女優さんでいくつかシリーズにして欲しいですけど、無理かしら「未亡人下宿？」
円城ひとみの魅力を発見したので帰って出演AVを確認しましたが、あまり思わしくないようです。
演技を頑張って映画の方で活躍して欲しいですね。





それに付けても、日活の橘雪子版を猛烈に再鑑賞したくなってきたぞ。

上野オークラ劇場