「ピカレスク スクリーンで味わう〈悪〉の愉しみ」
「怪盗X 首のない男」1965年 日活 監督:小杉勇
世界を股にかけ神出鬼没、不敵の怪盗ブラック・ジョウと、後を追う警察たちが激しい攻防を展開する---。都筑道夫原作の痛快なオフビート・アクションで、宍戸錠が怪盗と警部の二役に挑戦。奇々怪々な美術も楽しい。
昭和の少年向け怪盗ドラマの匂いプンプンの怪作。
宍戸錠が従来の付け頬にさらに付け頬を重ね、付け鼻、付け出っ歯で変装名人ブラック・ジョウ。
冒頭シーン等変装という意味では松原智恵子のインド女の方が一枚上。どこをどう見ても宍戸錠意外に考えられないインド人男に対して、女の方は、まったく松原智恵子と気付かなかった。
ちなみに松原智恵子はブラック・ジョウの妹という設定。
宍戸錠の間抜け警部との二役の意味が不明で怪作度合い増してる。
結局、同一人物だったという着地点も無く、ただ似てるだけの別人で警部の宍戸錠は何処まで行っても間抜けなまま結末を迎える。
山本陽子の純情演技が楽しいね。
続編ありそうな終わり方だけど、そりゃやっぱり無理だった?
ラピュタ阿佐ヶ谷
「怪盗X 首のない男」1965年 日活 監督:小杉勇
世界を股にかけ神出鬼没、不敵の怪盗ブラック・ジョウと、後を追う警察たちが激しい攻防を展開する---。都筑道夫原作の痛快なオフビート・アクションで、宍戸錠が怪盗と警部の二役に挑戦。奇々怪々な美術も楽しい。
昭和の少年向け怪盗ドラマの匂いプンプンの怪作。
宍戸錠が従来の付け頬にさらに付け頬を重ね、付け鼻、付け出っ歯で変装名人ブラック・ジョウ。
冒頭シーン等変装という意味では松原智恵子のインド女の方が一枚上。どこをどう見ても宍戸錠意外に考えられないインド人男に対して、女の方は、まったく松原智恵子と気付かなかった。
ちなみに松原智恵子はブラック・ジョウの妹という設定。
宍戸錠の間抜け警部との二役の意味が不明で怪作度合い増してる。
結局、同一人物だったという着地点も無く、ただ似てるだけの別人で警部の宍戸錠は何処まで行っても間抜けなまま結末を迎える。
山本陽子の純情演技が楽しいね。
続編ありそうな終わり方だけど、そりゃやっぱり無理だった?
ラピュタ阿佐ヶ谷