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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「飾り窓の女」

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「フィルム・ノワールの世界Ⅱ」

「飾り窓の女」1944年 米 監督:フリッツ・ラング
The Woman in the Window

目の前に夢の美女が現れたことから殺人を犯す殺人を犯すはめになった初老の犯罪学者。彼は友人である検事や警察、脅迫者に追いつめられ、生き地獄を味わうが・・・。ちょっとドジで真面目な主人公に名優エドワード・G・ロビンソン。この悪事の結末は!?



セントラル・アーツ起動40周年記念企画 黒澤満プロデューサー・セレクションの中の一本。
「深夜の告白」で名演していたエドワード・G・ロビンソンが主演。

フリッツ・ラングのフィルムノワールの割に突っ込み所が多く納得いかない点が目立つなと思いみていた。
美女が美人局でもないのに中年男を逆ナンする動機やら、実行犯でもないのに共犯者の立場を進んで受け入れる点とか、何故そこで毛布を返しちゃうのか犯罪学者の割に手口が杜撰すぎるだろうとか、気になってしょうがなかったんだけど・・・





ドラマは終盤それらの疑問を一掃する落ちが待っていて、すっかり疑問解消。ていうか脱力。



そして最後にもう一つツッコミたくなる「あんたは恐喝者の顔、知らんだろ!」





ウインドウに飾られた肖像画の美しさに一目惚れするエドワード・G・ロビンソン。見惚れていると、その肖像画のモデルであるジョーン・ベネットの顔が窓に映り込む。まさに美の競演。



フリッツ・ラング版「ねずみ穴」

シネマヴェーラ渋谷



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