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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「未亡人教授 白い肌の淫らな夜」

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「新東宝ピンク映画 ラスト・フィルム・ショー」

「未亡人教授 白い肌の淫らな夜」2004年 新東宝 監督:小泉剛

家業の酒屋を手伝う時男は高校時代の同級生の母で大学教授をしている綾子と久しぶりに再会して心をひかれる。「未亡人もの」でありながら青春ストーリーでもあるというしなやかな二重性がスリリングな小泉剛監督のデビュー作。本企画中唯一の向井プロ(獅子プロ)出身監督。



地方都市で家業の酒屋を手伝ってるような手伝ってないようなモラトリアムな生活送っている時男(松重伴武)と、高校時代に付きあって初体験(少なくとも女子の方は)した同級生の母親である大学教授の綾子(佐々木麻由子)との純愛。
ロケ地はしっかり酒折駅の名が出るので山梨県。前田敦子もそうだがモラトリアムの舞台に山梨は会うのか?偶然だけど。
綾子は酒折から次の快速で大学まで通わないと間に合わないと言っていたから、八王子にキャンパスのある大学の英米文学教授のようだ。勝手にC大英文学科としよう。
相手が文学教授という事から冒頭で「16の時にサリンジャーを読んだ、クソだと思つた」とかモノローグが出てきたり、ペーパーバックを借りてみたりアカデミック要素を入れたがるのが笑止。まぁ良い。

しかし、あんな閑散とした昼間の駅前でイチャ付けば小さな町だからどうしたって目に付くだろう。
これは親ほど年長の綾子(佐々木麻由子)の可愛いい舞い上がりっぷりではあるけどいくらなんでも無防備。
ただ、今回は佐々木麻由子の可愛い小母さんが吉と出て愛おしい。



そんな純愛も結局淫交扱いされてしまうのが道理。
対して傷心で里帰りしてきた娘(谷川彩)の血染めパンツEPやリスカ描写がやけに不憫。



伊藤猛が綾子の不倫相手の同僚で綾子に男の身勝手を揶揄される。伊藤猛の濡れ場はいつも不思議と哀愁を伴い味がある。
時男の今カノ役で、密かに贔屓の北川明花が見られて良かったが、これは脱ぎ要員。

エンディングのヒッチハイクも取って付けたような文学的青春映画で再び笑止。TOMORROW・・・
そこらへんはすべて、可愛いおばちゃんの佐々木麻由子に免じて・・・



ラピュタ阿佐ヶ谷

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