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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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第42回明治神宮野球大会 第1日目

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毎年なかなか観戦が敵わなかった、この時期の明治神宮野球大会。
今年は、学生野球熱も高まり、神宮球場へ。
高校の部と大学の部が同時に行われるハードスケジュール。
初日は第2球場で1試合、第1球場で4試合。
1日4試合といっても夏の甲子園とは訳が違う。朝8時半からの第一試合、事によったら第三試合の後半から、早くもナイトゲームになるでしょう。

晩秋の日差しを求めて三塁側。
防寒体制整えるも、日当たりが良ければ温かいはず。
ところが風が冷たい。

2011年11月23日
第42回明治神宮野球大会
高校の部

本大会に出場を決めている10校は来春の選抜出場が確実となっていて、優勝するとその地区は明治神宮大会枠でプラス1校増加される。
このように来春の選抜と密接な関係を持たせる事により大会が面白くなった。
秋季大会で当落線上の成績に終わった学校関係者も注目でしょう。こういう他力本願的な要素もスリリングで面白い。

その意味では出場して欲しい学校が当落線上にある、中国地区、四国地区を応援。
優勝候補は関東の浦和学院、近畿の智弁学園。続くのが東北の光星学院、九州の神村学園あたりと見ていますが…。


1回戦第一試合

鳥取城北(中国地区・鳥取、36年ぶり2回目)VS 敦賀気比(北信越地区・福井、12年ぶり3回目)

鳥取城北 100 000 100 07=9
敦賀気比 000 000 002 02=4
鳥取:西坂-○平田
敦賀:山本翔-●岸本

球場に入ったら5回表を終わって1-0、鳥取城北が無安打ながら1点先制した模様。
選抜初出場が確実の鳥取城北。鳥取県が中国大会を制したのは47年ぶり。
昔は野球が盛んで強かったが、それは私も生まれる前の遠い昔の話・・・
鳥取の新勢力ではあるけど、36年前に出場していたんですね。
そうか、37年前なら川口和久(広島ー巨人)が居た頃だ。


鳥取城北 西坂投手、背番号10


敦賀気比 山本翔投手

鳥取城北、7回表に6番、7番が連打のあとバッテリーエラーがあり無死二三塁とし、8番の三遊間安打で待望の追加点。
しかし9回裏、敗色濃厚となった敦賀気比、一死から4番の打った高いバウンドのゴロを三塁手が午前の日光が目に入ったような形で失策。二死後。左中間安打で一気に同点に追いつく。

大会規定で延長は一死満塁からのタイブレーク。
これは、見ている方はなかなか面白いルール。だが精神的には後攻が有利でしょう。
先攻の鳥取城北は大量点に結び付けたい。
10回を凌いだ両校。
11回表鳥取城北、二死後、4番の三塁線安打でまず2点。さらに満塁とし6番の内野安打で1点。7番の走者一掃中越三塁打で3点、その後も1点追加してこの回計7点。
11回裏の敦賀気比の攻撃を2点に抑え、鳥取城北が2回戦に進出。
奈良の智弁学園と4強を争う。


1回戦第二試合

関東一(東京 4年ぶり2回目)VS 愛工大名電(東海地区・愛知、7年ぶり4回目)

愛名電 002 000 000=2
関東一 001 000 000=1
愛:○濱田
関:●中村-醍醐

第二試合は紫対決。見分けるにはストッキング3本線が愛工大名電、無地が関東一。
この足元すっきりも学生野球の良いところ。
先日の日本シリーズも好勝負で面白かったが、プロで流行のストッキングを見せない着こなしを見ると、どうにも心が萎える。見せるかと思えば川崎宗則のように膝下までと極端なんですよね。今後も高校野球は絶対真似して欲しくない。

気持ちは東京大会で2試合観戦した関東一を応援も、そのまま三塁愛工大名電側。
名古屋から30数人のチアガールとブラスバンドまで入って、応援は地元の関東一以上。


帝京戦で素晴らしい投球をした中村がエースナンバーになって先発。今日のピッチングに注目。


愛工大名電の左腕濱田との投手戦。

愛工大名電が3回表、8番の安打を犠打で進め、1番も続いての犠打が内野安打となり1死一三塁、盗塁で二、三塁としたところ、3番の左越二塁打で2点先制。
その裏、関東一も1番が三塁打。この走者を内野ゴロの間に返して1点。
しかし反撃はここまで濱田投手に抑えられ1点差に泣いた。

微妙な位置の帝京と横浜。後は浦和学院に期待ですか。

愛工大名電はその浦和学院と4強を争う。


大学の部
1回戦第一試合

東北福祉大(東北三連盟代表・仙台六大学、2年ぶり24回目)VS 桐蔭横浜大(関東五連盟第2代表・神奈川大学、初出場)

1回戦だけれど、中根と東明の対戦。 何気に好カードじゃないか。

先発オーダー

桐蔭横浜大

右 岩崎 (木更津総合・4年)
中 鷲谷 (志学館・4年)
遊 津久井(関東一・4年)
一 黒濱 (湘南工科大付・3年)
左 阿倍亮(青森山田・1年)
三 鈴木 (関東一・4年)
二 甲川 (高鍋・2年)
捕 氏家 (青森山田・2年)
投 東明 (富田・4年)

東北福祉大

三 生多 (智弁学園・4年)
中 樋口 (前橋工・3年)
右 尾形 (東陵・4年)
一 茂山 (智弁学園・3年)
左 三田 (前橋工・4年)
三 柴田 (光星学院・3年)
遊 柴崎 (常総学院・1年)
捕 真砂 (高崎商・4年)
投 中根 (仙台育英・4年)

出身校を見ても立派な物、楽しみです。
桐蔭横浜大には、この前の試合で敗れた関東一のOBが2人。
これも明治神宮大会の面白さ。

桐蔭横浜 000 000 001 110 0=3
東北福祉 001 000 000 110 1X=4
桐:東明-水毛(水戸商・4年)-●西村祐(浦和北・4年)
東:中根-橋本(学法石川・3年)-○伊藤(日本文理・2年)




中根祐二(2011年ドラフト、ヤクルト5位)

東北福祉大の中根が7回二死まで走者を出さないパーフェクト・ピッチング。
ドラフトは5位と思ったより下位だったけど、来年からホームグラウンドになるであろう神宮球場で快投。
流石、どっかの坊やみたいに「叔父さんと一緒じゃなきゃ嫌だ」なんて言わないでしょ。
でも、今日の投球見たら叔父さん(中根仁・横浜コーチ)の所に来てほしかったな。


桐蔭横浜大、東明投手


東北福祉大3回裏、短打を4本連ねて1点先制、尾形選手の適時打。

中根投手の偉業に充分立ち会える展開と思った7回2死、粘る津久井が四球を選んで場内、大きな溜息。
それでも8回も抑えいよいよ無安打無得点試合かと思った9回一死、代打の佐々木(一関学院・3年)が意地の安打。
こうなると1点差だ、試合の方も解らなくなってきた。
走者はバッテリーミスと盗塁で三塁に進塁、1番が四球を選び一三塁。二死となってから、なんとなんと暴投で同点に追いつかれ、中根投手降板。
球場には照明が入った。
またまたタイブレークの延長突入。



先攻の桐蔭横浜は大量点に結び付けたいが10回、11回と1点づつ、どちらも裏に追いつかれる。
延長13回裏、東北福祉大。
二死となってから8番の打ったボテボテのゴロが内野安打となってサヨナラ勝ち。

結局、打てなかった桐蔭横浜を東北福祉が破ったかっこうで順当な結果。
次戦は大阪体育大学と。

予定通り第4試合の函館大VS九州共立大は見ないで帰途。

この時期の野球観戦は寒い。第3試合の途中から予定外の出費、熱燗購入。

都合が付けば決勝も来よう。

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