【平塚・ガールズGP】石井寛、初の賞金女王 5年目で悲願V
平塚競輪で28日に行われた「ガールズグランプリ2017」はガールズ2期生No・1の石井がデビュー5年目で悲願のVを果たし、賞金クイーンに輝いた。ゴール前は逃げ粘る奥井、差し込む石井でマッチレース。手に汗握る争いはタイヤ差(約3センチ)で石井に軍配が上がった。「ゴール後は勝ったか分からなかった。1周してファンの方が“寛子やったよ!!”と言ってくれて(優勝が)分かった」。表彰式でティアラをかぶると歓喜の涙が頬を伝った。
勝因は冷静かつ的確な位置取りだ。不利な外枠7番車だったが「絶対に前の位置を取ると決めていた」。周回中は2番手。打鐘で先頭に立ち最終Hで逃げた奥井の2番手に飛び付いた。アウト長沢との並走に踏み勝ち最後の直線へ。渾身(こんしん)のハンドル投げでガールズの頂点に立った。
自転車競技の第一人者は5年連続5回目の大一番。“今年こそ”の思いが人一倍強かった。「今年はグランプリで優勝することだけを考えた。優勝だけを見てギアを上げたり練習方法を変えたり。努力してきて良かった」と振り返る。優勝賞金1000万円の使い道は「一部を東日本大震災や熊本地震の被災地に寄付します」と即答。強く、優しく、美しくを地で行く“京王閣の小悪魔”。18年も華麗に駆け抜ける。
≪最低人気で決着≫「ガールズグランプリ2017」2車単<7><4>8770円は2車単42通り中42番目の最低人気決着。3連単<7><4><2>6万2330円は207番人気(210通り)だった。
スポニチANNEX
ガールズ競輪ももう5年目ですか。
一度は見に行きたいと思いながら月日が経つな。
グランプリ、ガールズは初日なんですね。初日では見に行けません・・・
石井寛子、念願のグランプリ
打鐘から積極的に出て、すんなり奥井の番手に付けて最後は鬼脚でチョイ差し。完璧でした。
8770円は付きましたな。
【平塚競輪】KEIRINグランプリ2017ダイジェスト
【平塚・KEIRINグランプリ】浅井2度目V、2度目賞金王
“スポニチファミリー”の浅井が2度目の賞金王!!「KEIRINグランプリ2017」は30日、神奈川・平塚競輪場で行われた。逃げた深谷知広を目標にした浅井康太(33=三重・90期)が抜け出して優勝。2度目のGP覇者となった。11年12月からスポニチのロゴを右胸に付けて戦っている浅井は賞金1億160万円を獲得し、15年以来、2回目の賞金王に輝いた。2着には武田豊樹、3着に新田祐大が入った。
1年間苦しみ、もがき続けた浅井が最後に笑った。今年の初優勝が、競輪日本一の称号を得る2度目のグランプリ制覇だった。
大一番は連係実績を誇る深谷に託した。打鐘で深谷が主導権を握ると後続の動きと流れを冷静に把握。最終周に入ると平原のまくり、諸橋のイン強襲にも落ち着いて対応しゴール線を駆け抜けた。優勝を確信すると1万6000人を超えるファンの大歓声に両手を何度も上げて応えた。
「深谷君の気持ちがうれしかった」。盟友・深谷に感謝の気持ちを伝えた後は「今年1年間は結果(優勝)を残せなかったけど、最後の最後に結果を出せました」と続けた。7年連続7回目のグランプリ出場(取得賞金順位)を決めた浅井だったが、今年の優勝はゼロ。6つのG1で4回の決勝進出と安定感ある走りを見せていたものの、物足りなさが残ったのも事実。それだけにこの日の勝利は格別だった。
シャンパンファイトで笑顔を振りまき「2年前の景色(京王閣GP優勝)を思い出した。山口幸二さん(岐阜=引退)に追い付いた(GP優勝2回)ので、次は山田裕仁さん(岐阜=引退)に追い付けるように(GP優勝3回)頑張りたい」。中部勢の大先輩の名前を掲げて次の目標を挙げた。
「1度目(京王閣GP)は泣いたので、2度目は泣かないと決めていた」。表彰式を終えて笑顔で敢闘門に引き揚げた浅井だったが、応援に駆け付けた練習仲間や落車直後の深谷による胴上げが始まると、見る見る涙腺が緩んだ。「みんなの顔を見たら駄目でした…」と、涙が止まらなかった。
この優勝で来年は1番車のチャンピオンユニホームを着用。「1番車を背負ってしっかり走ります」とこれまで以上に責任感を持って戦いに挑む。「競輪選手である限り進化を続けていきたい。(ファンには)自分がまだまだ進化するところを見続けていてほしい」。心技体の充実期を迎えた浅井の向上心は旺盛。どこまでも挑み続ける王者の目はすでに来年の頂上を見据えていた。
◆浅井 康太(あさい・こうた)1984年(昭59)6月22日生まれの33歳。三重県出身。県立朝明高卒。05年7月プロデビュー。通算成績976戦318勝。通算取得賞金9億6541万円。主な優勝は第20回寛仁親王牌(11年7月)、第54回オールスター競輪(11年9月)、グランプリ2015、グランプリ2017。1メートル79、77キロ。血液型O。
スポニチANNEX
KEIRIN グランプリ 2017 深谷コールまで 現地映像 平塚競輪
石井寛子選手
平塚競輪で28日に行われた「ガールズグランプリ2017」はガールズ2期生No・1の石井がデビュー5年目で悲願のVを果たし、賞金クイーンに輝いた。ゴール前は逃げ粘る奥井、差し込む石井でマッチレース。手に汗握る争いはタイヤ差(約3センチ)で石井に軍配が上がった。「ゴール後は勝ったか分からなかった。1周してファンの方が“寛子やったよ!!”と言ってくれて(優勝が)分かった」。表彰式でティアラをかぶると歓喜の涙が頬を伝った。
勝因は冷静かつ的確な位置取りだ。不利な外枠7番車だったが「絶対に前の位置を取ると決めていた」。周回中は2番手。打鐘で先頭に立ち最終Hで逃げた奥井の2番手に飛び付いた。アウト長沢との並走に踏み勝ち最後の直線へ。渾身(こんしん)のハンドル投げでガールズの頂点に立った。
自転車競技の第一人者は5年連続5回目の大一番。“今年こそ”の思いが人一倍強かった。「今年はグランプリで優勝することだけを考えた。優勝だけを見てギアを上げたり練習方法を変えたり。努力してきて良かった」と振り返る。優勝賞金1000万円の使い道は「一部を東日本大震災や熊本地震の被災地に寄付します」と即答。強く、優しく、美しくを地で行く“京王閣の小悪魔”。18年も華麗に駆け抜ける。
≪最低人気で決着≫「ガールズグランプリ2017」2車単<7><4>8770円は2車単42通り中42番目の最低人気決着。3連単<7><4><2>6万2330円は207番人気(210通り)だった。
スポニチANNEX
ガールズ競輪ももう5年目ですか。
一度は見に行きたいと思いながら月日が経つな。
グランプリ、ガールズは初日なんですね。初日では見に行けません・・・
石井寛子、念願のグランプリ
打鐘から積極的に出て、すんなり奥井の番手に付けて最後は鬼脚でチョイ差し。完璧でした。
8770円は付きましたな。
【平塚競輪】KEIRINグランプリ2017ダイジェスト
【平塚・KEIRINグランプリ】浅井2度目V、2度目賞金王
“スポニチファミリー”の浅井が2度目の賞金王!!「KEIRINグランプリ2017」は30日、神奈川・平塚競輪場で行われた。逃げた深谷知広を目標にした浅井康太(33=三重・90期)が抜け出して優勝。2度目のGP覇者となった。11年12月からスポニチのロゴを右胸に付けて戦っている浅井は賞金1億160万円を獲得し、15年以来、2回目の賞金王に輝いた。2着には武田豊樹、3着に新田祐大が入った。
1年間苦しみ、もがき続けた浅井が最後に笑った。今年の初優勝が、競輪日本一の称号を得る2度目のグランプリ制覇だった。
大一番は連係実績を誇る深谷に託した。打鐘で深谷が主導権を握ると後続の動きと流れを冷静に把握。最終周に入ると平原のまくり、諸橋のイン強襲にも落ち着いて対応しゴール線を駆け抜けた。優勝を確信すると1万6000人を超えるファンの大歓声に両手を何度も上げて応えた。
「深谷君の気持ちがうれしかった」。盟友・深谷に感謝の気持ちを伝えた後は「今年1年間は結果(優勝)を残せなかったけど、最後の最後に結果を出せました」と続けた。7年連続7回目のグランプリ出場(取得賞金順位)を決めた浅井だったが、今年の優勝はゼロ。6つのG1で4回の決勝進出と安定感ある走りを見せていたものの、物足りなさが残ったのも事実。それだけにこの日の勝利は格別だった。
シャンパンファイトで笑顔を振りまき「2年前の景色(京王閣GP優勝)を思い出した。山口幸二さん(岐阜=引退)に追い付いた(GP優勝2回)ので、次は山田裕仁さん(岐阜=引退)に追い付けるように(GP優勝3回)頑張りたい」。中部勢の大先輩の名前を掲げて次の目標を挙げた。
「1度目(京王閣GP)は泣いたので、2度目は泣かないと決めていた」。表彰式を終えて笑顔で敢闘門に引き揚げた浅井だったが、応援に駆け付けた練習仲間や落車直後の深谷による胴上げが始まると、見る見る涙腺が緩んだ。「みんなの顔を見たら駄目でした…」と、涙が止まらなかった。
この優勝で来年は1番車のチャンピオンユニホームを着用。「1番車を背負ってしっかり走ります」とこれまで以上に責任感を持って戦いに挑む。「競輪選手である限り進化を続けていきたい。(ファンには)自分がまだまだ進化するところを見続けていてほしい」。心技体の充実期を迎えた浅井の向上心は旺盛。どこまでも挑み続ける王者の目はすでに来年の頂上を見据えていた。
◆浅井 康太(あさい・こうた)1984年(昭59)6月22日生まれの33歳。三重県出身。県立朝明高卒。05年7月プロデビュー。通算成績976戦318勝。通算取得賞金9億6541万円。主な優勝は第20回寛仁親王牌(11年7月)、第54回オールスター競輪(11年9月)、グランプリ2015、グランプリ2017。1メートル79、77キロ。血液型O。
スポニチANNEX
KEIRIN グランプリ 2017 深谷コールまで 現地映像 平塚競輪
石井寛子選手