「若奥様と義父　指と舌で昇天」

「若奥様と義父　指と舌で昇天」　エクセス・フィルム　監督：野上正義
2004年「定食屋の若奥様　やめて、義父さん！」改題

志乃は下町で定食屋を営んでいる。志乃の夫・勝則には愛人がいて、定食屋を売却して愛人と共に風俗店をやろうと目論んでいる。ある日、ふらりと定食屋にやってきた老人に食い逃げされてしまい、志乃とパートのたまは捕まえられなかったことを悔しがるが……

1月鑑賞のピンク映画

老人の性を描くに欠かせない存在となっていた野上正義の監督作で当然、義父役。無銭飲食爺ぃは息子（定食屋主）を捨て行方知れずになっていた男がフラリと戻ってきたという設定。



定食屋バイトの婆ぁ（乱孝寿）の腐熟ぶりにビビる。
もともとエロ婆ァだが野上正義と回春の果て色気づくメイクやらでかいパンツで奮闘。そこは悪趣味な前菜と言う事でひとまず我慢。
若奥様とのからみまでの辛抱と思っていると、野上正義、若奥様の相談に乗って部屋に連れ込みさてこれからという段で急にいい人になってからみ拒否。って･･･そんなピンク映画あるかい！とツッコミたくなるけど、一応成り立ってる所がある意味スゴくていい感じのハッピーエンドを迎える。



若奥様の三月瞳の薄幸な色気はなかなか。
庶民的な定食屋だけに、若奥様というより若女将の方がしっくりくるでしょう。
元彼の牧村耕治はいかにも詐欺師然なんだが心の隙間に入り込む。引っかからないように。



他に定食屋主人の愛人役で水原香菜恵。



池袋シネロマン