春季高校野球静岡県大会で3年ぶり優勝を飾った静岡高校。
その県大会準決勝を観戦しました。
平成30年(2018)春季高校野球静岡大会準決勝
第一試合
静岡vs市立沼津
草薙球場
今年もGWは静岡遠征。当初3日4日の1泊遠征を予定していたが天気予報が思わしくないので3日が順延になれば4,5,6と観れるのではと期待しちゃいまして・・・(実際には千葉の運営にあるように順延でも4,5,7になったと思われますけど)
前日になると3日は試合開始を1時間遅らせ実施となっている。大丈夫なのか?1時間遅れは出発時間的に有難いものの思わしっくない天気の中の観戦を躊躇して3日は休養にしてしまう。
去年も天候に左右されたような・・・うまくいきません。
ままならないと言えば、今年の目玉は準決勝で転任したばかりの大石部長との因縁対決の可能性があったのですが、掛川西が市立沼津に敗れてしまいました。とはいえ勝ち上がったのも公立の市立沼津。相手に不足はありません。
夏での掛川西との対戦を期待。
快晴である程度暖かくなると思われたのですが、現地では強風に晒され体感的には寒いくらい。念のための防寒着が役に立つ。
試合前のノック
本日の注目は村松遊撃手
昨年から静岡の遊撃を守る村松開人選手は3年前の村松遼太郎投手(立正大)の弟くんなんだ。
50Mを6秒切る俊足と機敏な守備が魅力の三拍子揃った選手。
先発メンバー
先攻の静岡高校
後攻の市立沼津
静岡高校、選抜のエースナンバー春投手は故障のためベンチ入りしていない。春なのに!
ゆっくり休んで夏に賭ける春投手。間に合うと良いですが。
試合開始
市立沼津の先発は服部投手
静岡は18番の2年生、斎藤颯斗投手。公式初先発だとか。
長身からダナミックに投げ込むフォームは見栄えがする。と思ったら176㎝とある。やはり静高のユニは大きくスマートに見せるのかな。
静岡の1回表速攻の先制パンチ。
村松選手が右前打、黒岩選手の三塁ゴロで二塁に進むと3番斎藤来音選手が左越の適時二塁打で先制。続く4番の成瀬選手も中前へ連続適時打でこの回2点。大量得点の匂いさえしましたが黒岩選手の盗塁死などもあり2点止まり。ゲームとしては市立沼津が2点に抑えたのは良い事。
市立沼津の反撃は2回裏、四球の走者を犠打で送ると6番が三遊間に適時打で1点返す。
それでも3回表、先頭、村松選手の打球は右線へ。
迷うことなく三塁を狙い三塁打好走塁。
「うわっ、三塁行った!」とあわててシャッター押したら三塁コーチと足だけだったという・・・
黒岩選手の遊ゴロに本塁突っ込む村松選手、バックホームは間一髪セーフ。一塁送球もオールセーフ、野選で1点。
どうにも静岡ペースで安心して観ていられる展開かと。
しかしここから市立沼津のしつこいまでの食い下がりは見事。
3回裏、服部投手をあきらめ代打を送ると四球を選び、2本の内野ゴロで三塁に進む。迎えた3番、金子遊撃手が左越えの2点本塁打で同点に追いつく。
静岡も早めの継投。10番の草薙投手が草薙球場のマウンドへ。
市立沼津の二番手は、背番号11池田投手
同点本塁打の金子選手
6回表、敵失を足がかりに1番の村松選手がこの日3本目の安打で1点勝ち越し。
するとすぐ裏、先頭の金子選手が安打で出塁すると盗塁と犠打で三塁へ、6番・川瀬選手が左前へこの日2本目の適時打とまたまたしぶとく追いつく。
市立沼津、三番手横山投手、エースナンバーの登場。
8回から静岡もこの大会エースナンバーを付けている鈴木翔也投手が登板。
キレのある投球で三振を気持ちよく取る。8回裏市立沼津の攻撃をテンポ良く切り上げる流石エースの投球。
その流れに乗って9回表一死から3番の2年生斎藤来音選手が四球を選び盗塁、二死後5番の遊撃への当たりが内野安打となり二死一三塁。6番、途中から入っていた小林選手がレギュラーナンバー「7」の意地でついに勝越し適時打。
さらに7番の加茂選手にも適時打が出て、6-4と突き放す。
最終回市立沼津の攻撃も鈴木投手の前で2三振(2回で4三振) あと一人、あっさり切ってくれそな雰囲気。しかし粘る市立沼津、1番が遊撃内野安打。2番が中へ安打で続き、迎える打者は本塁打を打ってる金子選手。本塁打が出れば逆転サヨナラの場面を作る。
勝負は金子選手に上がり適時打で1点差。
ここで静岡は一塁に背番号3の山本選手を入れる。緊迫する終盤、最後は4番を二ゴロに打ち取りゲームセット。
静岡高校が決勝と東海大会出場を決めました。
市立沼津も公立らしい良いチーム。夏が楽しみ。
静岡は盗塁死も目立ちましたが、先の塁を狙う果敢な走塁が魅力的。
エースの不在の中、選抜の経験を糧に着実に力を付けている感じ。正直、昨年のチームと比べてどうかと思っていましたが、これから楽しみになってきます。
静岡高校といえばいつからでしょうか四球を選んだ選手がバットを丁寧にラインに平行に置き一塁へ向う。トップ画像参照。
それは捕手が後逸して二塁をも狙える全力疾走の場面でもキチンとバットを置いてから走るよう徹底されている。静高の強さの秘密の一端です。
おっとスコアボードを撮影し損じた。またかよ。
静岡高校 201 001 002=6
市立沼津 012 001 001=5
(静)斉藤-草薙-鈴木翔=黒岩
(沼)服部-池田-横山=望月
第二試合はまた後日。
その県大会準決勝を観戦しました。
平成30年(2018)春季高校野球静岡大会準決勝
第一試合
静岡vs市立沼津
草薙球場
今年もGWは静岡遠征。当初3日4日の1泊遠征を予定していたが天気予報が思わしくないので3日が順延になれば4,5,6と観れるのではと期待しちゃいまして・・・(実際には千葉の運営にあるように順延でも4,5,7になったと思われますけど)
前日になると3日は試合開始を1時間遅らせ実施となっている。大丈夫なのか?1時間遅れは出発時間的に有難いものの思わしっくない天気の中の観戦を躊躇して3日は休養にしてしまう。
去年も天候に左右されたような・・・うまくいきません。
ままならないと言えば、今年の目玉は準決勝で転任したばかりの大石部長との因縁対決の可能性があったのですが、掛川西が市立沼津に敗れてしまいました。とはいえ勝ち上がったのも公立の市立沼津。相手に不足はありません。
夏での掛川西との対戦を期待。
快晴である程度暖かくなると思われたのですが、現地では強風に晒され体感的には寒いくらい。念のための防寒着が役に立つ。
試合前のノック
本日の注目は村松遊撃手
昨年から静岡の遊撃を守る村松開人選手は3年前の村松遼太郎投手(立正大)の弟くんなんだ。
50Mを6秒切る俊足と機敏な守備が魅力の三拍子揃った選手。
先発メンバー
先攻の静岡高校
後攻の市立沼津
静岡高校、選抜のエースナンバー春投手は故障のためベンチ入りしていない。春なのに!
ゆっくり休んで夏に賭ける春投手。間に合うと良いですが。
試合開始
市立沼津の先発は服部投手
静岡は18番の2年生、斎藤颯斗投手。公式初先発だとか。
長身からダナミックに投げ込むフォームは見栄えがする。と思ったら176㎝とある。やはり静高のユニは大きくスマートに見せるのかな。
静岡の1回表速攻の先制パンチ。
村松選手が右前打、黒岩選手の三塁ゴロで二塁に進むと3番斎藤来音選手が左越の適時二塁打で先制。続く4番の成瀬選手も中前へ連続適時打でこの回2点。大量得点の匂いさえしましたが黒岩選手の盗塁死などもあり2点止まり。ゲームとしては市立沼津が2点に抑えたのは良い事。
市立沼津の反撃は2回裏、四球の走者を犠打で送ると6番が三遊間に適時打で1点返す。
それでも3回表、先頭、村松選手の打球は右線へ。
迷うことなく三塁を狙い三塁打好走塁。
「うわっ、三塁行った!」とあわててシャッター押したら三塁コーチと足だけだったという・・・
黒岩選手の遊ゴロに本塁突っ込む村松選手、バックホームは間一髪セーフ。一塁送球もオールセーフ、野選で1点。
どうにも静岡ペースで安心して観ていられる展開かと。
しかしここから市立沼津のしつこいまでの食い下がりは見事。
3回裏、服部投手をあきらめ代打を送ると四球を選び、2本の内野ゴロで三塁に進む。迎えた3番、金子遊撃手が左越えの2点本塁打で同点に追いつく。
静岡も早めの継投。10番の草薙投手が草薙球場のマウンドへ。
市立沼津の二番手は、背番号11池田投手
同点本塁打の金子選手
6回表、敵失を足がかりに1番の村松選手がこの日3本目の安打で1点勝ち越し。
するとすぐ裏、先頭の金子選手が安打で出塁すると盗塁と犠打で三塁へ、6番・川瀬選手が左前へこの日2本目の適時打とまたまたしぶとく追いつく。
市立沼津、三番手横山投手、エースナンバーの登場。
8回から静岡もこの大会エースナンバーを付けている鈴木翔也投手が登板。
キレのある投球で三振を気持ちよく取る。8回裏市立沼津の攻撃をテンポ良く切り上げる流石エースの投球。
その流れに乗って9回表一死から3番の2年生斎藤来音選手が四球を選び盗塁、二死後5番の遊撃への当たりが内野安打となり二死一三塁。6番、途中から入っていた小林選手がレギュラーナンバー「7」の意地でついに勝越し適時打。
さらに7番の加茂選手にも適時打が出て、6-4と突き放す。
最終回市立沼津の攻撃も鈴木投手の前で2三振(2回で4三振) あと一人、あっさり切ってくれそな雰囲気。しかし粘る市立沼津、1番が遊撃内野安打。2番が中へ安打で続き、迎える打者は本塁打を打ってる金子選手。本塁打が出れば逆転サヨナラの場面を作る。
勝負は金子選手に上がり適時打で1点差。
ここで静岡は一塁に背番号3の山本選手を入れる。緊迫する終盤、最後は4番を二ゴロに打ち取りゲームセット。
静岡高校が決勝と東海大会出場を決めました。
市立沼津も公立らしい良いチーム。夏が楽しみ。
静岡は盗塁死も目立ちましたが、先の塁を狙う果敢な走塁が魅力的。
エースの不在の中、選抜の経験を糧に着実に力を付けている感じ。正直、昨年のチームと比べてどうかと思っていましたが、これから楽しみになってきます。
静岡高校といえばいつからでしょうか四球を選んだ選手がバットを丁寧にラインに平行に置き一塁へ向う。トップ画像参照。
それは捕手が後逸して二塁をも狙える全力疾走の場面でもキチンとバットを置いてから走るよう徹底されている。静高の強さの秘密の一端です。
おっとスコアボードを撮影し損じた。またかよ。
静岡高校 201 001 002=6
市立沼津 012 001 001=5
(静)斉藤-草薙-鈴木翔=黒岩
(沼)服部-池田-横山=望月
第二試合はまた後日。