「地下鉄連続レイプ」

「エクセス＋ロマンポルノ週間　大杉漣追悼特集」

「地下鉄連続レイプ」1985年　日活　監督：片岡修二

暴力団から麻薬を強奪した男が、地下鉄の車両内にて発生したある事件に遭遇する……人気シリーズの第１弾。今週は大杉漣追悼特集。とあるシーンで大杉さんのバックに流れる音楽にもご傾聴ください。





「私がレイプされている間、目撃者が何もしてくれないのを私が目撃しました。」
狂気の暴漢魔3人組が下車してから親切そうにハンカチ差し出してもそりゃソッポ向かれる。そのハンカチ男がワイドショーインタビューにのうのうと応じてる。
ちょっぴり社会派的なフリしてますが当然そんな映画ではないはず。



ただ客の顔を絶対忘れない特技のせいで被害者の娘（藤村真美）が被る顛末は、セカンドレイプ以上に最悪な事態。

薬漬けにした娘に激しく求められる大杉漣の虚無な表情が冴えれば対抗する下元史朗はパンチパーマに眉毛剃り「男とは盃を交わす女とはコレをかわす」なんて台詞とクールな演技で犯す。

暴漢3人組に再度誘拐された藤村真美を追ってヘッドライトを背に登場する大杉シルエット！「連続暴姦」でもあったけどカッコイイ。

藤村真実は可愛らしい娘さんだが小顔美乳な相方とのレズシーンは少し気の毒。
この相方さんは岡村あきらという娘だが残念ながら本作以外の出演を発見できず。

紹介にある通り大杉漣が藤村真美を犯すシーンの劇伴が大仰なイージーリスニングでとても印象的。





シネロマン池袋