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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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春季高校野球関東大会 1回戦 花咲徳栄vs専大松戸

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健大高崎の初優勝で幕を閉じた今年の春季高校野球関東大会。
土日が初日2日目だったのでたっぷり観戦してきた。
記事UPがままならず日にちが経ってしまったがここに上げておく。
まず、初日は天台の2試合。開会式はパスしてゆっくり参上。

第70回春季高校野球関東大会1回戦
花咲徳栄(埼玉2位)vs専大松戸(千葉3位)
千葉県野球場

春に強い専大松戸も今年は県準決勝で敗退してしまったが開催県なので連続出場となった。戦国時代の千葉県。今年は記念大会で2地区に分かれる。果たして今年の専大松戸の実力はいかに。
対する花咲徳栄、昨年の夏王者。埼玉は2強状態。こちらも2地区に分かれるので甲子園出場は濃厚ではあるが・・・




先攻の花咲徳栄先発メンバー


後攻めの専大松戸




専大松戸先発投手は横山投手

いきなり花咲徳栄の強力打線に掴まる。
立ち上がり死球四球で走者を出してしまうと3番が中前安打で続き、4番、プロ注目の野村佑希選手。初球をあっさり左前へ打ち返し2点先制。6番の投手への当たりが失策となりこの回3点。


先制打を放つ野村選手。
この日も本塁打を放ちました。(後述)



花咲徳栄の先発は中田投手

こちらも立ち上がり一死から2番3番に四球献上、4番が安打でつなぎ一死満塁。5番の二塁手への当たりをハンブルし、まず内野ゴロ間の1点。二死二三塁となり6番が左前2点適時打でたちまち追いつく。
何やら荒れ模様の予感。

勝ち越したのは専大松戸。2回裏、1,2番が四球を選んで3番・昆野海翔選手が右越えに3点本塁打を叩き込む。
両投手、四死球で塁を溜めて失点する悪い状況。


本塁打の昆野選手はこの日、二塁を守る。


守備も魅力的

花咲徳栄は3回表、注目の野村選手がこの日もアーチ、ソロ本塁打で1点返す。
専大松戸は4回裏にもエンドランをからめ一死一三塁から6番がスクイズを決め追加点。

打撃戦の様相を帯びる試合は花咲徳栄、5回表二死から3連打を浴びせ、6番の適時打で1点。

6-4専大松戸リードで前半折り返す。
どちらも打撃が活発だが、事に花咲徳栄の打撃陣の打球の速さは脅威。後半まだまだもつれる予感。

ラッキー7の攻防。
専大松戸、横山投手は3人で退けるとその裏、6番石川選手と8番投手の横山選手、2本のソロ本塁打で突き放す。
専大松戸が良いペースで試合を運んで行く。あと2イニング、4点リードをどう戦うか。継投はあるのか。

しかし、8回表、花咲徳栄の猛反撃。6番が中前打で出塁、7番は1年生の井上選手が左越の豪快2点本塁打で反撃ののろし。
8番も安打で続き一死後1番に死球を与え、3番・2年生の韮沢選手が右越の安全進塁権二塁打で同点に追いつく。

ここで専大松戸は杉田投手背番号18に継投



4番に四球時に捕手がはじいてしまうがこれは飛びだした走者を三本間に挟殺で二死。5番に四球を与え二死満塁から6番倉持選手の打球は右中間へ走者一掃の二塁打。


殊勲打を放つ倉持選手。徳栄の二塁主は2年間千丸選手(駒澤大)がリードオフマンとして活躍したが、後輩もなかなかやるのです。
韮沢選手との二遊間守備も充実。


花咲徳栄打線の底力を見た。

ビッグイニング7点を奪い12-9と逆転に成功。
専大松戸は横山投手が自ら本塁打していただけに投手交代のタイミングが難しくなったか。

花咲徳栄は9回にも専大松戸3番手武田投手から2点を奪い、9回、救援の岩崎投手が零封に抑え、打撃戦を制し2回戦へ。


花咲徳栄、岩崎投手

両軍、投手力にやや課題を残す打撃のチームでした。
これにより2回戦は花咲徳栄と選抜ベスト4推薦の東海大相模の対戦となった。
当初、2日目も天台で国士舘の試合観戦のつもりだったが、少し心が揺れ出した。花咲徳栄の打撃は魅力的なんですもの。


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