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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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全国高校野球選手権静岡県大会 静岡vs飛龍

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第100回記念全国高等学校野球大会の静岡県大会4回戦
静岡高校vs飛龍高校 
草薙球場

前日の土曜、最初の難敵である常葉大橘戦が仕事のため来れなかった。その難敵を退ければ日曜は草薙と決めていた。
4回戦、対するは恐らく近い将来公立校に立ちはだかるもっともっと強豪私学となるでありましょう飛龍高校。
ここを勝ち上がり、で掛川西も勝つと24日に対戦する事になる。
春まで静高でコーチを勤めていた大石監督率いる掛川西戦は異動が決まってからずっと楽しみにしていた1戦で24日は既に休みを取ってあるのです。

例年の事だが、夏の予選が酣になるこの時期が仕事的に一番忙しいというのは因果である。

毎日、地獄のように暑い東京だが、静岡の暑さはさほど狂気を帯びていないようで、他県のように試合開始時間を早める事もないので早起きして東海道線乗り継げば開始30分前には球場到着。そして首都圏の大会に比べ観客数が少ないのも好ましい静岡なのです。

さて、試合

静岡高校先発オーダー
1中 木下
2捕 黒岩
3遊 斉藤
4三 成瀬
5左 小林
6二 鈴木陸
7一 山本
8投 草薙
9右 片平

定期戦負傷のリードオフマン村松選手は背番6のままベンチに入ってはいるがノック参加も無く、歩く姿を見るとちょっと甲子園まで行かないと復帰は難しいのかな。


選手の自主性が尊重される静高。この日円陣の中心はスコアだかノートを持った、これも負傷中の二塁手加茂選手。村松選手の穴は斉藤來音選手が一塁から遊撃へ。一塁には怪我明けの山本選手が復帰。加茂選手の穴は鈴木陸選手が埋めます。ちなみに選抜でエースだった春投手も怪我明けで今大会は18番。


飛龍の先発オーダー
1中 松永
2左 加賀谷
3右 五十嵐
4二 深谷
5一 三浦
6三 山口
7遊 斉藤
8捕 角田
9投 田野谷





飛龍先発、田野谷投手

静岡の先発は草薙投手、多分継投策で来るのでしょう。写真が全部ピンボケ激しく没
打席姿でお許しを


この試合、打の方でも活躍しました。



先攻は飛龍
先頭が四球で歩くと暴投で二塁。3番が左越二塁打で早々と先制。草薙投手はこの回アウトは全て三振。1点は失ったが悪い立ち上がりではない。

静岡高校は2回裏
一死から山本選手が四球出塁、ここで打者草薙投手とのエンドランが決まり左中間二塁打、同点。
3回にも一死から斉藤來音選手の四球、盗塁で二塁に進むと4番成瀬選手が左越二塁打で勝ち越し。



機動力が光ります。
続く4回は四球の草薙選手を片平選手が犠打で送り1番木下選手が左越三塁打で1点。
飛龍はここで投手交代、西澤投手

2番黒岩主将も続き右線三塁打1点、斉藤來音選手の中前安打でさらに1点、着々と加点。静高の長打力も光ります。





5回にも木下選手の適時打で1点を加えると飛龍は三番手にスイッチ
背番号2を付けた深谷二塁手が4番で主軸なんですが岡田投手は背番号4を付けた横手投げ。満塁のピンチを抑える。

観戦していると東京より凌ぎやすく感じるがそれでも選手たちは大変だ。飛龍は攻守交替に時間をかける。かけねばならない投手の状態なんでしょう。

心なしかいつもより長く感じた5回の休憩(グランド整備)

ここまでまったくの静高ペース。格の違いを感じさせスタンドは自分も含め楽勝ムード、24日はたとえ掛川西じゃなくてもまた来よう、なんて・・・

静岡高校、多分予定通りでしょう、二番手佐野投手が登板。
しかしこの変わり端、連打を浴びる。3番に左中間二塁打を打たれると4番が右線安打でまず1点、5番も左前安打、6番の三塁ゴロも二塁走者が成瀬選手のタッチをかいくぐり内野安打。オーバーランをアピールするも認められず満塁。7番8番にあっさり犠牲飛球を打ち上げられこの回3点。



その裏静高の攻撃を岡田投手が簡単に退ける。
静高のフライアウトの多さが気になる。



静高は三番手にエースナンバー鈴木翔を送る。予定はあったかもしれないが些か早い感。
しかし一端渡した流れはエースも止められない。
7回表2番と4番の安打で二死一三塁から5番に三遊間抜かれて1点差に詰め寄られる。

静高は飛龍の三番手岡田投手の前に沈黙。
このサイドハンドがなかなか曲者でした。

飛龍は8回表8番の左中間二塁打9番の三遊間安打でついに同点。
さらに二死満塁から4番が左前安打で2点勝ち越してしまう。

試合展開は前半とは真逆。ここまで流れが変わるのかというくらい。
なんとかリズムを取り戻し反撃したい静高も必死。9回表、7番8番に安打を許すが1番の一二塁間安打で本塁を目指した二走は好返球により封殺し最終回の攻撃へ。

9回裏も二死となり4番が安打で出塁すると、静高の送った代打は負傷の村松選手。思いを込めて放った打球に一瞬光を見たがこれは左飛。


村松開人選手、久々の雄姿に期待が注がれた。

続く代打梅林選手の当たりはニゴロ、二塁ホースアウトで万事休す。
優勝候補静岡高校の甲子園チャレンジは4回戦で終わってしまった。

試合後、掛川西の勝利の報せが空しく届く。
24日の休暇、静岡遠征は無くなりました。想定はしていたけどショック。





継投策の難しさが悪い方に出たが、この継投も選手たちの判断での作戦だったと聞く。
少なくとも自分を含めて応援スタンドは5回まで楽勝ムード。選手間にも僅かに隙があったのかしら。

それにしても静岡高校ナイン、お疲れ様でした。
3年生それぞれの進路が気になります。上で続ける人も辞める人も・・・栄冠あれ。




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