秋季高校野球静岡県大会　準々決勝　静岡vs知徳

当初青森県大会も考えた（金曜出張に引っ掛け）が天候とカード比較のうえ、やはり静岡へ。

でもこちらも天候思わしくなく、朝様子を見ながら出発。車中第1試合の無事プレーボールを確認。午後は回復のようだし多分大丈夫そう。

愛鷹広域運動公園野球場。こちら初参戦。
お隣の競技場ではJ3の静岡ダービー、アスルクラロ沼津VS藤枝MYFCの開催もあるため沼津から無料送迎バスも出ているけれど、少しでも早い時間でと富士急路線バスで。清水庵原球場に比べればアクセスは良い方だ。

お山の上の球場は入場口に入るとスタンド最高部に出る。そこからすり鉢状に掘られたような格好。これならいつもの高み見物シートへ階段昇らずにいける。

第1試合のおしまい頃に間に合わないかと期待したが、すでに第2試合の練習が始まってる。
第1試合、山下大輔坊の母校、清水東もちょっと見たかったがなぁ。加藤学園に敗れていました。

敗者復活中部5位の静岡高校の準々決勝の相手は新たな強豪私立として注目の知徳（東部2位）侮れん相手だ。
ここまでの勝ち上がりは1回戦富士市立を倒し、2回戦は浜松商との接戦を逆転サヨナラで制しての準々決勝。

第71回秋季東海地区高等学校野球静岡県大会
準々決勝
静岡（中部5位）vｓ知徳（東部2位）

先攻　知徳の先発オーダー

静岡高校

静岡高校　先発は背番号11斉藤颯斗投手。今大会エースナンバーは石田投手に。

知徳はエース、187ｃｍ栗田投手。

試合は2回表、知徳。
4番の左前安打、に失策、死球がからみ二死満塁から9番投手の栗田選手に左を越えられ先制点を許す。走者一掃は一走を本封して逃れ2点で止める。

その裏、静高。
4番夏目選手が左前へふらっと落ちる安打を好走二塁打とする。5番小岩選手も中前安打でつなぎ無死一三塁。6番相羽選手は投ゴロで併殺かと思われたがゴロゴーの三走を三本間挟殺。三走夏目選手が粘って一死二三塁。栗田投手の三塁牽制が悪送球となり、二者生還。すぐに同点に追いつく。走者無くなったが7番鈴木陸選手が大きく中堅を越える三塁打。8番9番が選球眼良く四球を選び満塁。
ここで早くも知徳は投手交代。背番号10の石井投手が二番手に上がり、栗田選手は左翼へ、3番打者の左翼高橋主将を早々にベンチに下げる。まだまだ知徳もチーム内競争が激しいのですね。

静高は1番神谷選手の右犠飛で1点勝ち越し。

勝ち越しのホームを踏む鈴木陸選手

2番相羽選手も四球を選ぶ、静高選手の選球眼で一塁線に丁寧なバット置きの競演。
ここで3番斉藤來音選手が中前にはじき返しさらに2点。

2点適時打の斉藤來音選手。今大会は三塁手の5番。

この回さらに敵失、押し出しで2点。計7点のビッグイニング。知徳は堪らず左翼から栗田投手を呼び戻す。

5回までは斉藤颯投手と栗田投手が抑える。

6回表、斉藤颯投手が会心の三者連続三振で攻撃を迎えると
6回裏、4番、5番の連打に6番の内野安打で追加点。一死二三塁から8番斉藤颯選手が右前に弾き、二者迎い入れると規定により10点差コールド成立。

静岡高校が磐石で準決勝勝ちあがり。東海大会出場権まであと1勝とした。
斉藤颯投手は6ｲﾆﾝｸﾞで11奪三振ってことで良いかな。