暑くなるとは聞いてましたがここまで天気が回復するとは思いませんでした。直射日光の下、静岡高校の東海大会3連覇ロード、あと1勝で出場が決まります。
対するは27年前の小野晋吾(元ロッテ)を思い出す御殿場西。
長らく低迷していた強豪、御殿場西の復活のカギは常葉菊川を率いた森下知幸監督。
第71回秋季東海地区高等学校野球静岡県大会
準決勝 第1試合
静岡(中部5位)VS御殿場西(東部4位)
草薙球場
先発オーダー先攻 御殿場西
後攻 静岡、前日の準々決勝と変わらぬオーダー
静岡のマウンドは連投となる斎藤颯。前日6イニング、今日は継投もあるかな。
御殿場西、こちらも連投の左腕高田投手。
試合は2回表、御殿場西が5番6番の連打と一死後8番が四球を選び一死満塁の好機。ここは静岡、斎藤颯投手が踏ん張り後続を一邪飛、三振で切り抜けた。
続く3回表、2番、3番がまたも連打で出塁すると4番が左前適時打で1点先制。なおも無死一二塁で5番が四球で無死満塁。6番を三振に切ったものの7番にも四球を与え押し出し1点、8番も連続押し出しで3点目。斎藤颯投手の球を良く見極めてボール球に手を出さない御殿場西に追い詰められて行った。ここで静岡は二番手松下投手にスイッチ
9番のスクイズは投手正面、本塁封殺で一塁転送、併殺切り抜けたかと思った瞬間、一塁送球が逸れる。さらにバックアップの右翼がこれを後逸してボールは転々と外野フェンズに沿って転がり、打者走者まで一気に生還して3点。
悪夢のような3回で0-6と大量リードを許してしまった。
しかし回はまだ浅い、少しづつ反撃して行けば良いし、また反撃できそうであった。
ところが次の1点もまた御殿場西
二死から1番が中前打を好走して二塁打に、2番が四球で二死一二塁から3番の左前打で追加点。
静岡はここまで二併殺と流れに乗れない。
崩せそうで崩せない高田投手、そして御殿場西の内野陣の動きがとても良い。
5回裏、9番が中前安打、1番も右前安打で漸く連打が出て無死一三塁、2番が倒れた後、3番斎藤來音選手の打球は左中間を破るかといった当たり、しかしこれを中堅が飛びつき好捕、ハーフウェイから三走タッチアップ。この時一走がすでに二三塁間まで飛び出してしまい一塁に送られ併殺。スコアに0が入ったまま御殿場西、森下監督が抗議。これはいけません。抗議確認は選手にさせるのがルール。御殿場西の選手が主審に事情を確認に行きますが、静岡の5回裏に1点が表示される。審判はマイクで説明なのだが、これが解りにくいというか要領を得ない。複雑なルールなのでもう少し解りやすく説明していただきたい。
要するにこのプレーは、アピールプレーになる例だ。
打者走者は外野飛球を直接捕球され第二アウト成立。離塁の大きかった一塁走者はアピールプレーにより第三アウトになるもののフォースプレーではないので先に三塁走者がホームインしていれば1点が認められるという事のようだ。主審は「選手全員がベンチに引き上げた後なのでアピールプレーは認められない」これでは解らないですね。
しかし一塁走者どうしたかな。エンドランのサインでも出てましたか?
確かに中堅手、超美技でしたが、打球は走者から見える方向のはずだが・・・
3回のプレー、5回のプレー。ここらがまだまだ秋大会の怖いところか。
御殿場西は4番の左線適時打でまた1点追加。コールド圏内にする。
静岡打線も漸く高田投手を捕えてきた感じ。7回裏、代打の吉崎選手が右前安打で出塁。9番は二ゴロで走者入れ替る。すると9番・樋口選手が二盗、三盗を決め1番神谷選手の左前適時打で1点返す。2番相羽選手も安打で繋ぎ、3番斎藤來音選手の右前適時打でこの回2点目。4番夏目選手が倒れて攻撃は終わったが、終盤に望みを持たせる回になった。
神谷選手の適時打で機動力を見せた樋口選手が生還。
斎藤來音選手も適時打で続く。
静岡高校は三番手、エースナンバーの石田投手をマウンドへ
しかし9回表、御殿場西がしぶとくまた追加点。一死二三塁から6番の適時打で1点、二走は本塁で刺殺し防いだ。
最終回の静岡の攻撃も二死一三塁としたが4番が倒れゲームセット
御殿場西が嬉しい26年ぶり東海大会出場を決めた。
静岡は 安打で3点、最後まで乗り切れなかったのは相手高田投手の粘りの投球があったからか。
3回の守りが全てのような展開だが御殿場西はその後も常に先手先手で追加点を挙げる、打撃陣守備陣も鍛えられている感じ。
静岡高校は3位決定戦に回り、静岡最後の東海大会枠を掛けて戦う事になった。
中部地区大会の時もそう、考えようで、負けてもいい時に負けて経験を積んで来れている。来週の3位決定戦に期待がかかる。
にほんブログ村
対するは27年前の小野晋吾(元ロッテ)を思い出す御殿場西。
長らく低迷していた強豪、御殿場西の復活のカギは常葉菊川を率いた森下知幸監督。
第71回秋季東海地区高等学校野球静岡県大会
準決勝 第1試合
静岡(中部5位)VS御殿場西(東部4位)
草薙球場
先発オーダー先攻 御殿場西
後攻 静岡、前日の準々決勝と変わらぬオーダー
静岡のマウンドは連投となる斎藤颯。前日6イニング、今日は継投もあるかな。
御殿場西、こちらも連投の左腕高田投手。
試合は2回表、御殿場西が5番6番の連打と一死後8番が四球を選び一死満塁の好機。ここは静岡、斎藤颯投手が踏ん張り後続を一邪飛、三振で切り抜けた。
続く3回表、2番、3番がまたも連打で出塁すると4番が左前適時打で1点先制。なおも無死一二塁で5番が四球で無死満塁。6番を三振に切ったものの7番にも四球を与え押し出し1点、8番も連続押し出しで3点目。斎藤颯投手の球を良く見極めてボール球に手を出さない御殿場西に追い詰められて行った。ここで静岡は二番手松下投手にスイッチ
9番のスクイズは投手正面、本塁封殺で一塁転送、併殺切り抜けたかと思った瞬間、一塁送球が逸れる。さらにバックアップの右翼がこれを後逸してボールは転々と外野フェンズに沿って転がり、打者走者まで一気に生還して3点。
悪夢のような3回で0-6と大量リードを許してしまった。
しかし回はまだ浅い、少しづつ反撃して行けば良いし、また反撃できそうであった。
ところが次の1点もまた御殿場西
二死から1番が中前打を好走して二塁打に、2番が四球で二死一二塁から3番の左前打で追加点。
静岡はここまで二併殺と流れに乗れない。
崩せそうで崩せない高田投手、そして御殿場西の内野陣の動きがとても良い。
5回裏、9番が中前安打、1番も右前安打で漸く連打が出て無死一三塁、2番が倒れた後、3番斎藤來音選手の打球は左中間を破るかといった当たり、しかしこれを中堅が飛びつき好捕、ハーフウェイから三走タッチアップ。この時一走がすでに二三塁間まで飛び出してしまい一塁に送られ併殺。スコアに0が入ったまま御殿場西、森下監督が抗議。これはいけません。抗議確認は選手にさせるのがルール。御殿場西の選手が主審に事情を確認に行きますが、静岡の5回裏に1点が表示される。審判はマイクで説明なのだが、これが解りにくいというか要領を得ない。複雑なルールなのでもう少し解りやすく説明していただきたい。
要するにこのプレーは、アピールプレーになる例だ。
打者走者は外野飛球を直接捕球され第二アウト成立。離塁の大きかった一塁走者はアピールプレーにより第三アウトになるもののフォースプレーではないので先に三塁走者がホームインしていれば1点が認められるという事のようだ。主審は「選手全員がベンチに引き上げた後なのでアピールプレーは認められない」これでは解らないですね。
しかし一塁走者どうしたかな。エンドランのサインでも出てましたか?
確かに中堅手、超美技でしたが、打球は走者から見える方向のはずだが・・・
3回のプレー、5回のプレー。ここらがまだまだ秋大会の怖いところか。
御殿場西は4番の左線適時打でまた1点追加。コールド圏内にする。
静岡打線も漸く高田投手を捕えてきた感じ。7回裏、代打の吉崎選手が右前安打で出塁。9番は二ゴロで走者入れ替る。すると9番・樋口選手が二盗、三盗を決め1番神谷選手の左前適時打で1点返す。2番相羽選手も安打で繋ぎ、3番斎藤來音選手の右前適時打でこの回2点目。4番夏目選手が倒れて攻撃は終わったが、終盤に望みを持たせる回になった。
神谷選手の適時打で機動力を見せた樋口選手が生還。
斎藤來音選手も適時打で続く。
静岡高校は三番手、エースナンバーの石田投手をマウンドへ
しかし9回表、御殿場西がしぶとくまた追加点。一死二三塁から6番の適時打で1点、二走は本塁で刺殺し防いだ。
最終回の静岡の攻撃も二死一三塁としたが4番が倒れゲームセット
御殿場西が嬉しい26年ぶり東海大会出場を決めた。
静岡は 安打で3点、最後まで乗り切れなかったのは相手高田投手の粘りの投球があったからか。
3回の守りが全てのような展開だが御殿場西はその後も常に先手先手で追加点を挙げる、打撃陣守備陣も鍛えられている感じ。
静岡高校は3位決定戦に回り、静岡最後の東海大会枠を掛けて戦う事になった。
中部地区大会の時もそう、考えようで、負けてもいい時に負けて経験を積んで来れている。来週の3位決定戦に期待がかかる。
にほんブログ村