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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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THE BUD SHANK QUARTET

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THE BUD SHANK QUARTET

Side A
1.BAG OF BLUES
2.NATURE BOY
3.ALL THIS AND HEAVEN TOO
4.JUBILATION

Side B
1.DO NOTHIN' TILL YOU HEAR FROM ME
2.NOCTURE FOR FLUTE
3.WALKIN'
4.CARIOCA

BUD SHANK (as,fl)
CLAUDE WILLIAMSON (p) 
DON PRELL (b)
CHUCK FLORES (ds)

1956年

ウエストコースト・ジャズはもっともっと聴いていきたいし集めていきたい。
若い頃はどうしたってスピリチュアルな黒人ジャズに引かれがちでウエストコーストは聞き流しているといつの間にか終わって印象に残らなかったんだけれど、ちゃんと聴くと、これがなかなか良いのです。これも年のせいなのでしょうか。食事同様嗜好が変わって来た?

バド・シャンクはつい最近まで未知の人。
もちろん昔からこの洒落たジャケット、通称「イラストのシャンク」には注目していて、いつか聴きたいと思っていたのですが、中古レコード屋でなかなか廉価な物に巡り合えなかった。
リイシュー盤でもなんでもかまわない性質でJAZZレコードに2千円以上はかけたくないと思っていますもんで。
もちろん、このようなジャケの良い物はCDでなくアナログ盤で、というのが希望。

例によって一度中古屋で見つけると、次から次へと見つかるもので、CDに妥協せずに良かった。
ライナーによると1991年再発のパシフィック・ジャズLP【オリジナル】コレクションの中の1枚。

さて、サウンドの方もジャケに負けず素敵です。
ご機嫌で能天気なノリが良いですね。

どうしたってマイルスで聴きなれたWALKIN'が目立ちます。
マイルス楽団の連中が聴いたら「こらっ!バカにしてんのか!」と怒りだすんじゃないかと思うほど。フラがあるシャンクのアルト。

続くカリプソ・ナンバーCARIOCAのご陽気ぶりもお気に入りです。

Bud Shank Quartet - Carioca

また、リズム・セクションが侮れません。
CLAUDE WILLIAMSON、多分、聴くのは初めてです。もっと他に、トリオなども聴いてみたいです。
DON PRELLのリズムも大変心地良い。

NATURE BOYとNOCTURN FOR FLUTEではシャンクが幻想的抒情的フルートを聴かせる。

中古の安物ですが、手放せない愛聴盤になりそうです。

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