「の・ようなもの」

「2018年の森田芳光」

「の・ようなもの」1981年　日本ヘラルド　監督：森田芳光

森田芳光監督の劇場用映画デビュー作。落語の世界を舞台に、コメディの要素を取り入れた青春群像劇。

2018年11月鑑賞分

一番好きな映画、森田芳光監督「の・ようなもの」を観賞。
劇場観賞は2年9ヶ月ぶり。
もう何度も観てるけど色褪せない。
宇田丸とやらのトークイベント付きでしたのでその中から

才ある新人監督の当時の境遇と登場人物たちがリンクしてるんだな。
秋吉エリザベスは生涯ベスト。よくぞの出演だったんだ。




貯金箱と兄さんたちのカンパで初ルートコ。トリコロールになるバスタオルショット。

「お肉たべたいなー」とか、ポッケに手をつっこんでピンポンとか、
一緒にシャーベット食べるとこ、雄琴への引っ越し･･･



会場では若手落語家役で一番好きな志ん菜の大野さん(今は堅気)とJK落研係長さんまでご観賞で感激。登壇してお話しを聴かせて欲しかったけど。ま、堅気だし。
「志ん菜も上がんなさいな」って関根勤と小堺一機のオカマ兄弟みたいな気持ちになる。
「お姉ちゃん、キスマークついてるよ」



秋吉さんの事務所から扱いが小さいとクレームがあったらしい優れたアートワークのポスター。いや、一番大きいですと三沢プロデューサー、物差しで測ったら1cm大きかったって

次の台詞が脳内ですらすら出てくるほど観てるのに一人二役の役者さんには私も気付かなかった。言われてみればなるほど。
オープニングのベンチ・カップルの女の子と女子落研でズレちゃう子。

道中付けは当初の脚本では無かったらしい。森田監督一夜に書き上げたって。妻でもある三沢P「やはり、この人は天才だ」

の・ようなもの2016年鑑賞分

どのシーンをとってもホント大好きなので、今後も劇場上映あれば極力･･･、何度でも。

池袋　新文芸坐