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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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2019年度春季東京都高校野球大会 準々決勝

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今年最初の野球観戦は春季高校野球東京大会準々決勝、神宮第二球場

ところが花粉症が甚だ重症となりキツかった。杉の季節は噂ほど重篤にはならなかったが檜がキツイというのはここ数年の傾向だろうか。また薬の強さをワンランク上げてもらうべきかな。

第一試合
準々決勝

帝京VS国士舘

帝京オーダー


国士舘オーダー


東京の強豪としてはここ数年、影が薄れ関東一や二松学舎大付に後塵を拝している感のある帝京がセンバツ出場の国士舘と対決。

国士舘が2回裏7番の適時打などで3点を先制するが、すかさず帝京も3回表、3番の本塁打などで追いつく。
同点のまま6回に入り裏の国士舘が7番の本塁打で勝ち越すとその後も途中登板の帝京エースナンバー田代投手を責め7-3とリードを広げる。
その後の帝京の反撃機もしのぎそのまま国士舘が逃げ切った。

この試合、帝京走者の守備妨害を巡って審判団が長い協議の末出した判定に帝京前田監督が食い下がり主将を2度まで抗議で食い下がる場面があった。
帝京は8回、無死満塁の好機に二ゴロ。国士舘の二塁手が捕ると、体勢を崩しながら二塁へ送球し一塁走者を封殺。この二塁への送球がやや高くなり、遊撃手は捕球してから懸命に一塁へ転送したが悪送球となり帝京の二塁走者も生還し、なお1死二塁という場面。審判団が長い協議の末出した判定は、帝京の一塁走者の走塁が、遊撃手の守備を妨害したとして、二塁走者の得点は認められず、打者走者もアウトとし、2死二塁からの再開となった。

高校野球では珍しい食い下がりであったが前田監督にしてみれば守備妨害はしていないという確信があったのでなかんか納得できなかったのかもしれない。反撃機に大きな影響を与える判定ではあった。

最終回二死満塁と一打同点と粘って見せた帝京、最後は8番の中堅飛に倒れ力尽きた。
国士舘の方は再三、バッテリーミスが発生しピンチを招くが最後の1本を封じてベスト4進出。準決勝は早実を破った都立小山台と対戦する。













第二試合はここ数年西東京の覇を競う日大三と東海大菅生の対戦。

東海大菅生オーダー


日大三オーダー



東海大菅生の先発、中村晃投手、捕手は小山選手


日大三は廣瀬投手と捕手に佐藤選手

両校バッテリーは昨年からのお馴染みだ。

強豪対決は打高投低の打ち合い。5本の本塁打が飛び出す試合となった。
なかでも両チームの4番が二打席連続本塁打を放ったのだった。
東海大菅生の4番杉崎選手が3ランと満塁弾。
日大三の宇津木選手は2ランとソロ。






結局、日大三廣瀬投手が制球に苦しみ四球からめて長打を食らうという展開になってしまった。
東海大菅生は日大三の二番手児玉投手もいとも簡単に攻略、大差がつく試合となり7回コールド決着。

このカードは年春もコールド決着(この時は日大三勝利)なかなか期待通りの好ゲームにならず意外な結末に終わる。
このところの打高投低傾向は変わらず。なかなか東京に好投手が現れない(知らないだけかもしれないが)
強力打線だけでは全国制覇は難しく、甲子園では打線が湿りあっさり敗退する可能性が高い。強力打線にニ、三枚の好投手が揃わないとなかなか全国は覚束ないだろう。
この世代、東京・関東勢の勢力に少しもどかしさを感じてしまう。



日大三は3番手に三塁手の柳館選手をマウンドに送り力強い投球を見せた。層の厚さは流石。








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