「阿吽」2018年 第七詩社 監督:楫野裕
20XX年。都内大手電力会社に勤める男はある晩会社にかかってきた電話をとる。 電話口からは「ひとごろし」という声がした。幻聴か、現実か。 神経衰弱に陥った男の日常が徐々に揺らぎ始める。救いを求めて彷徨い歩く男は、やがて得体の知れない巨大な影を見る。その正体は何なのか。 男の不安が頂点に達した時、ついに“魔”が都市を覆い始める――
8mmのザラついた感じの風景とか太陽肛門スパパーンによるサウンドが良いし、思ったより全うな怪奇映画だったので短編であればかなり満足したであろう。そう、ちと長かった。
上映後、音楽を担当した太陽肛門スパパーンのライブ・イベントが付いていたのだが、これがミニライブの域を越えたガッツリしたもので、その内容もカオスに溢れていて、今、観たばかりの映画の方が吹っ飛んじゃったのは、なんだか楫野裕監督が気の毒に思えるほどでした。初の長編映画なのにね。
UPLINK吉祥寺初参戦
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