「ガルヴェストン」

「ガルヴェストン」2018年　米　監督：メラニー・ロラン

裏社会で生きてきたロイはある日、末期ガンと診断され、余命宣告を受ける。その夜、いつものようにボスに命じられて向かった仕事先で何者かの襲撃を受け、自分が組織から切り捨てられたことを悟ったロイは、とっさに相手を撃ち殺し、その場に捕らわれていた少女を連れて逃亡する。少女はロッキーと名乗り、行く当てもなく身体を売って生活していたという。ともに深い傷を抱えた2人は、果てしない逃避行に出るが……。

映画の日でエル・ファニングを観に。こちらも公開規模小っこい作品。

監督は「イングロリアス・バスターズ」のショシャナ

ハードボイルドとしちゃ捻りも無いしありきたり感多いのだけれど、ところどころに演出が変わってる。
冒頭の嵐の描写とベン・フォスターが逃走するクリーニング工場が絵的にとても良いフェチ。
娼婦役のエル・ファニングはビキニ。しゃくりあげるエル・ファニング。泣き叫ぶエル・ファニング。
今回は麗しいとか可愛いとかより演技かな。





ハードボイルドとは明後日な方向でトリック仕込んでいやがって、ベン・フォスターと共に観客もミスリード
判明した時はアホかいなと笑っちゃったい。

以下完全ネタバレのため保護色で

余命幾ばくも無い診断を最後まで聴かずに飛び出すベンフォスター
元カノを訪ねて「俺、死ぬんだ」と告げると「人は誰でも死ぬわよ」とごもっともな言葉であしらわれる
ボスにボコボコにされ逃げ出して病院のシーン
「肺アスペルギルス症」･･･癌ちゃうんかい！
そして　－20年後－　の字幕。ベンちゃん生きとるやん。

医師の診断は腹を決めて最後まで聞きましょう。





テキサス州ガルベストン
ガルベストンアイランドヒストリックプレジャーピア
ハリケーンアイク




シネマカリテ新宿