「ジョーカー」

「ジョーカー」2019年　米　監督：トッド・フィリップス

孤独で心の優しいアーサーは、母の「どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みる。



ホアキン・フェニックスDancing!
「ダークナイト」ヒース・レジャーのジョーカーの生い立ち事情や理屈なんか見せられたくないよ、と懐疑的だったけどホアキンの役作りや映像の作り込みがクールで引きつけられた。



ゴッサムシティを現実社会に容易に重ねあわせる事ができる。「ダークナイト」の頃には全く無かった感情。いつのまに.....




隣人の黒人彼女との顛末が腑に落ちなかったが、彼女になったあれは妄想だったという解釈はあり。
とすると市長候補ウエインの件もアーサーと母親の妄想であったという説も成り立つんだが、ここは違うと思ってしまう。
あれはウエイン（バッドマンの父親）によるスキャンダル隠しのための改ざんとしか思えない。
我が国の現政権をみているとそう解釈するのが自然。嘆かわしい･･･

隣人役のザジー・ビーツがかなりカッコいい。



笑いの感情がコントロールできず、どこでも不意に笑いの発作が起きてしまう病気。それはそれは恐ろしい病。



ロバート・デ・ニーロの人気コメディアン、マレー・フランクリン
「スタジオの外に出たことあるか？」
･･･「キング・オブ・コメディ」未見。必修科目となったな。




図らずも暴動の象徴となったジョーカー、痛快！「ホワイト・ルーム」は上がるね。

WHITE ROOM - CREAM (With lyrics on the screen)

劇場出たらジンジャー・ベイカーの訃報に触れた。




MOVIX川口