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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「カネコアヤノ TOUR 2020 “燦々”」

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「カネコアヤノ TOUR 2020 “燦々”」<弾き語り・京都編>
2020年1月26日
紫明会館

今年一発目のカネコアヤノ
東京当たらないから第2希望の京都遠征。



前日早朝入りして2日間京都観光でメチャ歩いたんだけど、ネットで調べたら紫明会館のキャパ50とある、整理番号が3倍くらいなんだけど、弾き語りに関わらずオールスタンディングだったら老齢には堪えるなと懸念してた。なんの事はないパイプ椅子びっしり並べて200は余裕で入る。助かった。
紫明会館 渋いロケーションの古びた建物がなかなか良い。
17時半開演とライブにしちゃ少し早め。会館ホールは窓付きで暗幕カーテンも無いので外の景色が見える。まだ夕暮れ薄明るいうちから始まって弾き語り聴きながらだんだん暮れていくのもいいな。実際はライブ始まるとステージに釘付けで夜の帳が落ちるのは体感できなかったけどね。
弾き語りだとよりファン層、特に女子のみなさんのファッションが上品で場違い感に耐える必要があるのだけど、そんな事はもう慣れた。本日最年長確信、ザマーミロだ。

弾き語りの時はワンピース。グリーン系の花柄。クローゼットの中で一番ではないかもだけどお気に入りかなという微妙な線。
例によってトークなど入れず次々と歌いまくる。
ステージ衣装と裏腹に今夜も弾き語りでさえロックな女だ。
今までインストア含めて何度か弾き語りライブ見てるけど、こんなにも伝わる夜はないかなと。
それは彼女自身の進化でもあるけれど聴く側のこっちの好きも進化しているからなのかもしれない。
ギター側に斜めに顔をかたむけイントロコードを弾き始める。やおら顔を上げ歌い始めるとおかっぱの髪が顔にかかったまま、ほどなく髪を振り払う、うーんカッコいい!
イントロはじめて、止めて水分補給。鼻をすすったり、ため息したり、「ん?どうしたんかな」と思う場面もしばしば。万一体調が万全で無いとしたら、それでいてこの声量パフォーマンスは凄い。

当然「燦々」からが中心となるが、歌詞の良さに加え「あー」の感嘆詞の入れ方に痺れる。
2019年最優秀曲として選ばせてもらった「明け方」本気で怒ってるようだった。この曲にはプロテストソング的解釈を入れていたので嬉しい。
やはり「燦々」が凄い。美しい僕らの仲に混ぜてもらえた気がする。勘違いだろうとかまやしない。
ステージにアップライトが据えられていてまさかと思ったが「りぼんのてほどき」ギター弾き語りで聴けて良かった良かった。
「ホームシック・ナイト・ホームシック・ブルース」弾き語りだとよくやるみたい。好きな曲なのかな。良く聴くと「ブルース」って歌うところカッコいい。音楽活動の旅に出てあれよあれよと大きくなっていく彼女の感謝の気持ちが感じられる。気づかなかったけどこれもいい曲。
「恋する惑星」だけは現在入手可能CDの中で持っておらずサブスク視聴なので今度買お。今よりアレンジがあざとくてアレなんだが曲自体は名曲揃い。今更ながら「恋する惑星ひとりでに」出してくれないかな。

ちゃんと新年のご挨拶して
草月で披露された新曲も聴けた。付くタイトルも楽しみな赤子の歌。

「祝祭」「燦々」と名盤2×2
強いて言うなら「祝祭」はバンド、「燦々」は弾き語り。
恐らくまた「燦々」バンドセット編に行けば簡単に揺らぐのだろうな。

感動の一時をありがとう。
アンコールの拍手に力が無いと感じたのは私だけじゃないみたい。
何だか彼女のステージに圧倒されて観客が呆然としてアンコール拍手が疎かになってる?こんな光景珍しい。
それでだか予定通りだかアンコールは無し。
あそこで「今年もよろしく、バイバイ」って帰って終わるのもまた良しか。



京都まで戻ってまだ7時半。夜行バスまでの間、京都にもあったカヤバールで赤ワイン祝杯。






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