「ソヴィエト・ジョージア映画特集」
「ボリシェヴィキの国におけるウエスト氏の異常な冒険」1924年 露 監督:レフ・クレショフ
アメリカを代表するブルジョワのウエスト氏は、世界初のボリシェヴィキ国ソヴィエト連邦の視察旅行を決行するが・・・。”赤魔の国”で待ち受ける怪しげな連中の陰謀で、とんでもない事件に巻き込まれるウエスト氏の運命は?バルネットやプドフキンが役者として出演、いい味を出している。
舞台は、新しい社会主義国、ボリシェヴィキの国となったソビエト連邦の首都モスクワ。
ウェスト氏が、カウボーイのジュディを伴って、同地に到着した。モスクワではギャングやペテン師が横行しており、なかでも没落貴族・シュバン伯爵は、たちが悪かった。アメリカで報道されているような「社会主義者」たちが、次々にウェスト氏が驚くような事件に巻き込む。それを伯爵一味が救出する、という茶番だ。
そんな罠から、ジュディと警官がウェスト氏を救う。ウェスト氏は、やがて、社会主義ソビエトの真の姿を知る。
長ったらしい邦題が妙に気をそそる本作。上映機会は多い。念願の念願のレフ・クレショフ「ボリシェヴィキの国におけるウエスト氏の異常な冒険」7年ぶりに観た。
東の自虐か西への憧憬または皮肉?
アメリカ人ロシア人のステレオタイプ。
ステレオタイプこそがギャグそのものだという事を示してくれる。
モンタージュ手法とか映画史的に貴重かだかより娯楽性が現在見ても耐えられるかが問題と思ってたけど、個人的には好き。
ボリス・バルネット監督が役者としてカウボーイ役をこなしていてカッコ良い。
寒い国でのカウボーイ。それだけーでもいいいよね。
しかし、完全サイレントは眠気との戦い辛し。
ところどころで意識を失う。
次は活弁か伴奏付きで観たい。
シネマヴェーラ渋谷
2020年3月
「ボリシェヴィキの国におけるウエスト氏の異常な冒険」1924年 露 監督:レフ・クレショフ
アメリカを代表するブルジョワのウエスト氏は、世界初のボリシェヴィキ国ソヴィエト連邦の視察旅行を決行するが・・・。”赤魔の国”で待ち受ける怪しげな連中の陰謀で、とんでもない事件に巻き込まれるウエスト氏の運命は?バルネットやプドフキンが役者として出演、いい味を出している。
舞台は、新しい社会主義国、ボリシェヴィキの国となったソビエト連邦の首都モスクワ。
ウェスト氏が、カウボーイのジュディを伴って、同地に到着した。モスクワではギャングやペテン師が横行しており、なかでも没落貴族・シュバン伯爵は、たちが悪かった。アメリカで報道されているような「社会主義者」たちが、次々にウェスト氏が驚くような事件に巻き込む。それを伯爵一味が救出する、という茶番だ。
そんな罠から、ジュディと警官がウェスト氏を救う。ウェスト氏は、やがて、社会主義ソビエトの真の姿を知る。
長ったらしい邦題が妙に気をそそる本作。上映機会は多い。念願の念願のレフ・クレショフ「ボリシェヴィキの国におけるウエスト氏の異常な冒険」7年ぶりに観た。
東の自虐か西への憧憬または皮肉?
アメリカ人ロシア人のステレオタイプ。
ステレオタイプこそがギャグそのものだという事を示してくれる。
モンタージュ手法とか映画史的に貴重かだかより娯楽性が現在見ても耐えられるかが問題と思ってたけど、個人的には好き。
ボリス・バルネット監督が役者としてカウボーイ役をこなしていてカッコ良い。
寒い国でのカウボーイ。それだけーでもいいいよね。
しかし、完全サイレントは眠気との戦い辛し。
ところどころで意識を失う。
次は活弁か伴奏付きで観たい。
シネマヴェーラ渋谷
2020年3月