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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「音楽」

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「生誕95年・没後50年 三島由紀夫 文学と映画」

「音楽」1972年 大映 監督:増村保造 原作:三島由紀夫

若く才能ある精神分析医・汐見が開業している医院に、ある女性が現れる。「耳が聞こえない」と訴える麗子に対し汐見は治療を続けていくが、次第に彼女の過去に問題があることを突き止めてゆく。

老眼進展著しく、ずっと前から読みたかった三島由紀夫の「音楽」もあーあ、そのまんま。ついに映画の方を先に観てしまった。恐らくもう読まないだろう。

音楽が終わるのと同時に晴れてた空も曇ってしまい明るい部屋が翳りゆく。。ってぐらい音楽は大事。


音楽が聴こえなくなる事と性感が無くなる事
音楽が聴こえなくなる事とEDになる事
どちらがより悲しく恐ろしい事でしょうか?

三島✖増村 大映劇場
低音の細川俊之は増村に合うかも。

鋏と女体のコラボ
牛の角がペニ形

ベタな心理テストによって黒沢のり子の秘密が徐々に明らかに。

黒づくめの森次浩司がサングラスを外す仕草が流石にセクシー
心の中で思わず「ジョワッ」って叫んだw

オンガクオコル オンガクタユルコトナシ

ラストの電報文が素晴らしく、そして幸福なエロティシズム。・・・ってこれは原作の感想だろ。ややはり読むかな。





2020年11月
池袋 新文芸坐


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