上方落語界の重鎮で、ラジオの深夜放送やテレビのバラエティー番組などで全国区の人気を誇った笑福亭仁鶴、本名・岡本武士さんが17日、骨髄異形成症候群のため、大阪府内の自宅で死去した。84歳。大阪市出身。「どんなんかな~」などのギャグも多く残し、全盛期には「視聴率を5%上げる男」と称された。吉本興業特別顧問で、「吉本中興の祖」と言われる。通夜・葬儀は近親者、関係者によって執り行われた。
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新型コロナウィルス入院の間に飛びこんできた多くの訃報をおくれて投稿しております。
テレビ、ラジオでしかなかなか馴染みのない上方落語界。私のご贔屓落語家といえば米朝師匠、仁鶴師匠、それに桂ざこば(特に朝丸時代)って事になるかな。
あれは何の噺だったろうか、枕だったか、話の途中で逸れて入れたものだったか、脱線したあと、ふと「余談ですが」・・・
あの余談ですが、が絶妙な可笑しさで好きだった。
落語を見始めた年に2席、生で聴いてる。その後一切聴けていないのが今となっては心残り。上方落語家じゃなければ十分追いかけの対象になっただろう。
「青菜」 昭和54年8月20日 花王名人劇場 「延陽伯」昭和54年12月22日 花王名人劇場 ご冥福をお祈りいたします。