「セシルB/シネマ・ウォーズ」

「奇想天外映画祭番外編」

「セシルB/シネマ・ウォーズ」2000年　米　監督：ジョン・ウォーターズ
Cecil B. Demented

映画狂の監督と仲間たちがハリウッドの映画システムに闘いを挑む姿を描いたコメディ。ハリウッド女優ハニーは主演作のプレミア上映会で、映画監督セシル・B・ディメンテッド率いる映画狂集団に誘拐される。拝金主義や良識主義が蔓延するハリウッドの映画システムに異議を唱える彼らはハニーを主演に据え、予算ゼロで究極のリアリティを追求したインディーズ映画の制作に乗り出す。



Demented Forever!
オープニングタイトルかっこ良い。激しいビートにハリウッド大作のテーマに似せた音楽。
詰まらない大作商業主義に走る映画界に鉄鎚を下す。セシル・B・ディメンテッド率いる映画狂スタッフはそれぞれシンパシー監督名のtatto
セシルのスタジオもかっこいいんだよな。
いけ好かないハリウッド女優ハニーを誘拐して自身の映画に出演させる。ハニーも次第に反逆側に変わっていく。
髪を染められ焼印するなど、たいして美人と思えないメラニー・グリフィスがどんどん綺麗になっていくように思うのは気のせい？



カンフー映画観客軍団
ポルノ映画観客軍団
ディメンテッドの最期。あれはどうなんかいな？
痛快でありながら爽快とは一筋縄では行かないのがジョン・ウォーターズ。



繰返しの鑑賞向きでカルト度高い。







新宿K’sシネマ
2022年1月