「明日の夢があふれてる」

「番匠義彰　松竹娯楽映画のマエストロ」

「明日の夢があふれてる」1964年　松竹　監督：番匠義彰

浅草の老舗天ぷら屋を舞台に、元気一杯の若女将・鰐淵晴子と父、下町の人々が織りなす騒動を描く、賑やかな人情コメディ。三田明の青春歌謡をフューチャーしながら、新旧世代の対立と融和を明るい笑いで描いた、もう一つの「花嫁シリーズ」

三田明の青春歌謡堪能。脇役とは理解してたけど群像劇の端っこで、主題歌扱いの「ごめんねチコちゃん」チコちゃんと付き合ってるだけで、ぜんぜん内容と違うｗ
柏木由紀子の可愛さ、やばい。
チコちゃん歯並び悪いね、今、気づいたよーAH！てなもんだった。






三田明青春歌謡挿入歌
「ごめんねチコちゃん」
待ちくたびれて日暮れ路　知らんふりしていたっけね　お下髪の先をつまんだら　にらんだ横目がぬれてたね♪

「君こそ明日の太陽だ」
幸せはそこまで来てる　よろこびは　ほらすぐそこに　この街を♪

「君さようなら」
もう逢えぬ　君の可愛いお下げ髪　目を閉じてしのべば涙　あふれくる♪

「青春作戦」
若さは力　こんこんとくめどもつきず沸く泉　なあおい　そうだろう　そうだろう♪



因みに「ごめんねチコちゃん」はコンサートでは三田明の「チコちゃんっ♪」にファンが「チコちゃんっ」と応える。このコール＆レスポンスを最初に日本に取り入れたのが三田明だとファンである亡き母が威張っていたが、真偽のほどは定かでない。


中村晃子チョイ役で出てて俺得。さらに真里明美もデンジャラスな美人。
桂小金治はやはり落語上手いし、小さんはさらに上手い。松山英太郎の落研感も良かった。



ラピュタ阿佐ヶ谷
2022年3月