「レベッカ」1940年 米 監督:アルフレッド・ヒッチコック
Rebecca
南仏のリゾート、モンテカルロにやってきたヒロインの“わたし”は、イギリス人の富豪マキシム・ド・ウィンターと出会い、結婚する。イギリスにもどったマキシムと、広大な邸宅で新たな生活を始めた“わたし”だったが、マキシムには1年前に亡くなった前妻レベッカの存在があった。邸宅を仕切る家政婦のダンヴァース夫人は、いまだレベッカを崇拝し、上流階級に溶け込もうとする“わたし”は、精神的に追い詰められていく。やがて事態は思わぬ方向へ転がっていき、レベッカの死因を改めて調べられることになるのだが……。
一切登場せずとも登場人物を支配するレベッカ。
無表情のダンバース夫人はホラー。
天下一品の不穏さ。
それぞれの不安が思い込みによる物だと解った時にストーリーの方向が微妙な角度にずらされていく快感。
冒頭とラストの屋敷の景観が見事。
tsutayatv
2020年7月鑑賞
Rebecca
南仏のリゾート、モンテカルロにやってきたヒロインの“わたし”は、イギリス人の富豪マキシム・ド・ウィンターと出会い、結婚する。イギリスにもどったマキシムと、広大な邸宅で新たな生活を始めた“わたし”だったが、マキシムには1年前に亡くなった前妻レベッカの存在があった。邸宅を仕切る家政婦のダンヴァース夫人は、いまだレベッカを崇拝し、上流階級に溶け込もうとする“わたし”は、精神的に追い詰められていく。やがて事態は思わぬ方向へ転がっていき、レベッカの死因を改めて調べられることになるのだが……。
一切登場せずとも登場人物を支配するレベッカ。
無表情のダンバース夫人はホラー。
天下一品の不穏さ。
それぞれの不安が思い込みによる物だと解った時にストーリーの方向が微妙な角度にずらされていく快感。
冒頭とラストの屋敷の景観が見事。
tsutayatv
2020年7月鑑賞