2020年3月公演のチケットをゲトしていた(当時はずれまくっていて、年齢制限で切られてるんじゃないかと疑心暗鬼になっていたけど本公演は当方の誕生日開催でもあり当たったんかなと楽しみにしていた)のにコロナ禍で公演中止。払い戻した案件である。今回も運よく当選(当日売りも出てたけど)3年半越しのリベンジとあいなる。
当時から前野健太誰やねんという状態であえて事前情報入れずに参戦計画であったが、3年半の月日でもそれはあまり変わらず、ただ城定秀夫監督の「セフレの品格」の音楽やってたなぁ、くらい。今回も楽曲情報入れずに参戦予定であったが、前日にちょっとだけ予習しとくか、とサブスク聞いてたら面白くてちょっと止まらなくなってしまった。一夜漬けのニワカ状態で。楽曲はとても解りやすく、憶えやすい。その風貌に似合わず恥ずかしいくらい甘いラブソングも散見される。さて、どうなるか。
開演前、ステージに弾語り用の椅子が二つ。何だ何だ?
開演、二人揃って登場(派手なプリントシャツの前野と白いワンピのカネコ)するとステージでジャンケンしはじめて負けた前野健太が先攻という事で歌い始める。その間なんとカネコアヤノはアコギ抱えて所在なさげに鑑賞。良く知らない前野健太タイムを推しの表情眺めながら聴けるってなんとも良い企画ではないか。1曲ずつ歌うの?・・・実際は3曲交互。
流石に後攻めカネコアヤノが歌う前に「前野さんが歌う時、私に照明当てないで、リハ通りの照明でお願いします。恥ずかしくって・・・」と要求を出す。そりゃそうだよね。
前野健太のナイスな提案にカネコアヤノも即「いいっすね」で実現したスペシャルな弾語り合戦、生音合戦となった。
観客がオールスタンディングである事もかなり幸福空間演出に寄与してるのかも。
カネコアヤノのライブはバンドセットはあくまで楽しく、弾き語りは張り詰めた緊張感の中深く(ある時は重く)届く、という印象があるけど、今回のは弾語り公演過去一に楽しかった。
それもこれも前野健太の巧みな進行が大きく影響している。
下ネタを挟みつつ、ラブソングを熱唱し、歌い終わるとジャガジャンと曲名を名乗る少しコミック寄りなステージ。トークではカネコアヤノのステージスタイル(しゃべらず演奏に没入)を尊重しながらもさりげなくインタビュー質問を投げかける。それに嬉し恥ずかしという感じでカネコアヤノが応えてくれる。
「どんなふうに歌を作るんですか?作るときからデカい声で作るんですか?」なんておバカな質問も。小声で作りながらレコーディングで解放するようにデカ声を試すんですって。そりゃそうだろうな。でもそんなやり取りが貴重で楽しい。
前野健太、一夜漬けなのに解りやすく、弾き語りという事もあって、ほとんど認識できる楽曲の数々。
セトリに関しては例によってSNS感謝。
*先攻 前野健太
夏が洗い流したらまた
SHINJUKU AVENUE
興味があるの
*後攻 カネコアヤノ
タオルケットは穏やかな
エメラルド
ごあいさつ
*前
マッシソヨ・サムゲタン
虫のようなオッサン
友だちじゃがまんできない
*カ
星占いと朝
栄えた街の
朝になって夢からさめて
*前
秋の競馬場
今の時代がいちばんいいよ
いい予感
*カ(エレキ弾き語り)
窓辺
わかりやすい愛 丈夫なからだ
ゆくえ
*前
愛はボッき
東京の空
18の夏(生音)
*カ
閃きは彼方
気分
わたしたちへ(生音)
En. 前カ
はじめてのチュウ
前野健太の弦が切れるとおんなじカントリーウエスタンを快く提供しようとするカネコアヤノも良かったが、結局止めとく判断の前野健太も更に良かった、絶妙なステージ空間。
知らない曲だったけど、みんな歌いたくなるのでどうぞ、カネコさんもマイク・オンで。の「マッシソヨ・サムゲタン」どうなのかと思ったが、
本当に場内大合唱になった。カネコアヤノも歌わないわけには行かない。楽しそうだ。
汗吹きまくったサムゲタン・トートバッグをカネコアヤノにどうぞと渡すと、次の曲聴きながらトートバックを畳むカネコアヤノの姿がシュール。
「興味があるの」がすごく好きです。
口に出していいのかはスギムだけじゃなかったw
3回戦の「秋の競馬場」後、間違えたのか、わざとボケたのか「あと2曲になりました」と言うと、カネコアヤノが「え?違いますよね、まだですよね」って感じでちょっと狼狽えるのも可笑しい。
カネコアヤノのセトリも新譜中心でなく新旧取り混ぜ最高です。
1回戦
アルペジオいえいえルンルン、いいなぁ。
新譜に関しては「ひとりでに」の方がより好みなもんで。
「ごあいさつ」♪しあわせーだよ、いま。の時の表情がMAX HAPPYでこちらまで幸福感満る。
2回戦
星占いと栄えた、繋がり最強爆上がり案件。これにカウボーイが加われば完全の昇天してまうだろう。
3回戦
カネコアヤノのエレキ弾語りがカッコ良すぎるんだが。歪んだ音と優しいアルペジオ。
まだ「月明かり」聴けてない。いつかお願いします。
「わかりやすい愛 丈夫なからだ」エレキでもアコースティックでもバンドでも、いつだって泣けます(泣かないけど)
4回戦
コロナ禍で中止になった当企画、籠らざるを得なかった時に生まれた名曲「閃きは彼方」に感慨一入。
前野健太が最後に「抜いていいですか」と生歌披露すると
カネコアヤノも「私も生が好きなので」と、でもこんな大きいところで演るの初めてだから、頑張ります
カネコアヤノの頑張る姿、尊い。
カネコアヤノのアンコールってなんか久しぶり。
2人で何をやるのかと思ったらコロスケですよ。
思わず吹き出してしまい、最初からやり直しを希望するカネコアヤノ。
和やかで楽しいうちにスペシャルなひと時があっという間に去っていった。
2023年11月1日
恵比寿 LIQUIDROOM
当時から前野健太誰やねんという状態であえて事前情報入れずに参戦計画であったが、3年半の月日でもそれはあまり変わらず、ただ城定秀夫監督の「セフレの品格」の音楽やってたなぁ、くらい。今回も楽曲情報入れずに参戦予定であったが、前日にちょっとだけ予習しとくか、とサブスク聞いてたら面白くてちょっと止まらなくなってしまった。一夜漬けのニワカ状態で。楽曲はとても解りやすく、憶えやすい。その風貌に似合わず恥ずかしいくらい甘いラブソングも散見される。さて、どうなるか。
開演前、ステージに弾語り用の椅子が二つ。何だ何だ?
開演、二人揃って登場(派手なプリントシャツの前野と白いワンピのカネコ)するとステージでジャンケンしはじめて負けた前野健太が先攻という事で歌い始める。その間なんとカネコアヤノはアコギ抱えて所在なさげに鑑賞。良く知らない前野健太タイムを推しの表情眺めながら聴けるってなんとも良い企画ではないか。1曲ずつ歌うの?・・・実際は3曲交互。
流石に後攻めカネコアヤノが歌う前に「前野さんが歌う時、私に照明当てないで、リハ通りの照明でお願いします。恥ずかしくって・・・」と要求を出す。そりゃそうだよね。
前野健太のナイスな提案にカネコアヤノも即「いいっすね」で実現したスペシャルな弾語り合戦、生音合戦となった。
観客がオールスタンディングである事もかなり幸福空間演出に寄与してるのかも。
カネコアヤノのライブはバンドセットはあくまで楽しく、弾き語りは張り詰めた緊張感の中深く(ある時は重く)届く、という印象があるけど、今回のは弾語り公演過去一に楽しかった。
それもこれも前野健太の巧みな進行が大きく影響している。
下ネタを挟みつつ、ラブソングを熱唱し、歌い終わるとジャガジャンと曲名を名乗る少しコミック寄りなステージ。トークではカネコアヤノのステージスタイル(しゃべらず演奏に没入)を尊重しながらもさりげなくインタビュー質問を投げかける。それに嬉し恥ずかしという感じでカネコアヤノが応えてくれる。
「どんなふうに歌を作るんですか?作るときからデカい声で作るんですか?」なんておバカな質問も。小声で作りながらレコーディングで解放するようにデカ声を試すんですって。そりゃそうだろうな。でもそんなやり取りが貴重で楽しい。
前野健太、一夜漬けなのに解りやすく、弾き語りという事もあって、ほとんど認識できる楽曲の数々。
セトリに関しては例によってSNS感謝。
*先攻 前野健太
夏が洗い流したらまた
SHINJUKU AVENUE
興味があるの
*後攻 カネコアヤノ
タオルケットは穏やかな
エメラルド
ごあいさつ
*前
マッシソヨ・サムゲタン
虫のようなオッサン
友だちじゃがまんできない
*カ
星占いと朝
栄えた街の
朝になって夢からさめて
*前
秋の競馬場
今の時代がいちばんいいよ
いい予感
*カ(エレキ弾き語り)
窓辺
わかりやすい愛 丈夫なからだ
ゆくえ
*前
愛はボッき
東京の空
18の夏(生音)
*カ
閃きは彼方
気分
わたしたちへ(生音)
En. 前カ
はじめてのチュウ
前野健太の弦が切れるとおんなじカントリーウエスタンを快く提供しようとするカネコアヤノも良かったが、結局止めとく判断の前野健太も更に良かった、絶妙なステージ空間。
知らない曲だったけど、みんな歌いたくなるのでどうぞ、カネコさんもマイク・オンで。の「マッシソヨ・サムゲタン」どうなのかと思ったが、
本当に場内大合唱になった。カネコアヤノも歌わないわけには行かない。楽しそうだ。
汗吹きまくったサムゲタン・トートバッグをカネコアヤノにどうぞと渡すと、次の曲聴きながらトートバックを畳むカネコアヤノの姿がシュール。
「興味があるの」がすごく好きです。
口に出していいのかはスギムだけじゃなかったw
3回戦の「秋の競馬場」後、間違えたのか、わざとボケたのか「あと2曲になりました」と言うと、カネコアヤノが「え?違いますよね、まだですよね」って感じでちょっと狼狽えるのも可笑しい。
カネコアヤノのセトリも新譜中心でなく新旧取り混ぜ最高です。
1回戦
アルペジオいえいえルンルン、いいなぁ。
新譜に関しては「ひとりでに」の方がより好みなもんで。
「ごあいさつ」♪しあわせーだよ、いま。の時の表情がMAX HAPPYでこちらまで幸福感満る。
2回戦
星占いと栄えた、繋がり最強爆上がり案件。これにカウボーイが加われば完全の昇天してまうだろう。
3回戦
カネコアヤノのエレキ弾語りがカッコ良すぎるんだが。歪んだ音と優しいアルペジオ。
まだ「月明かり」聴けてない。いつかお願いします。
「わかりやすい愛 丈夫なからだ」エレキでもアコースティックでもバンドでも、いつだって泣けます(泣かないけど)
4回戦
コロナ禍で中止になった当企画、籠らざるを得なかった時に生まれた名曲「閃きは彼方」に感慨一入。
前野健太が最後に「抜いていいですか」と生歌披露すると
カネコアヤノも「私も生が好きなので」と、でもこんな大きいところで演るの初めてだから、頑張ります
カネコアヤノの頑張る姿、尊い。
カネコアヤノのアンコールってなんか久しぶり。
2人で何をやるのかと思ったらコロスケですよ。
思わず吹き出してしまい、最初からやり直しを希望するカネコアヤノ。
和やかで楽しいうちにスペシャルなひと時があっという間に去っていった。
2023年11月1日
恵比寿 LIQUIDROOM
2023.11.1LIQUIDROOM 19TH ANNIVERSARYカネコアヤノさん、前野健太ツーマンライブありがとうございました! pic.twitter.com/VhQRwH9hq1
— 前野健太インフォ【公式】 (@maenokenta_info) November 2, 2023