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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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ロンドン五輪を振り返って

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オリンピックが終わったようです。

今回の時差はちょと厳しく、何も夜中まで起きていたり、仮眠をとって早朝に起きたりする事はなるべく避けようとしたのですが、朝のニュースで確認するというのは日本選手のメダルラッシュしか確認できない。これは少しでも生で見ないと、世界のトップ・スポーツの祭典は楽しめないじゃないかと、ほんのちょっとだけ睡眠不足になりながら観戦しました。

今大会、日本選手の活躍、健闘は十二分に楽しめましたね。感動も沢山ありました。

個人的にロンドン・オリンピックで印象に残ったシーンを総括。

1.バドミントンって面白い、佐々木翔ベスト8で中国林丹に屈す。

ネット越しの球技にはあまり興味が無いのですが、これはなかなか見応えある競技ですね。試合中、ずっと天井からのカメラ中継っていう形で見てみたい。滅茶苦茶強いらしい林丹にベスト8でぶつかってしまい、万事休すかと思われましたが、あわやという大熱戦。今回の生観戦で最も手に汗握るベストバウト。



2.残り2秒から追いつくとは。奇跡の逆転勝利で銀。フェンシング団体

太田の登場で俄かに強くなった日本勢。太田雄貴1人の奮闘と思ったが、全体のレベルも上がっているのか。やはり、こういう先鞭の人が出ないといけません。そしてその人が人間的にデキている事(太田選手の事はよく知らないので上辺の印象だけですけど)
ゲーム世代も子たちに人気がありそうで、今後も期待の競技。




3.柔道男子敗因は例によって指導コーチの頭の固さ。選手は頑張った。

毎回、柔道はイライラしますね。首脳陣がアホだとメダルは取れません。今回もまた同じ。進歩しないね。柔の道という伝統が邪魔してるんでしょうが・・・。もっと世界を良く見ましょう。まずは変化に気づく事。
健闘した選手の中では平岡拓晃の悔しかった表彰台での笑顔とそれに体するコメント。何としても銅メダルを!と執念で戦った中井貴裕選手が印象的でした。

 

4.日本サッカー健闘のベスト4も48年ぶりメダル逃す。優勝はメキシコ

前評判から期待していなかったのにスペインに勝っちゃって・・・。組織力の特徴を活かした、面白くないサッカーで世界に辛うじて対抗できるようになったという印象の日本サッカー。間違ってました、こんなにエキサイティングなプレーを見せるようななってたのね。準々決勝のエジプト戦を観戦。良い時間帯での先制点、相手のレッド・カードと有利な面が出て痛快な試合となりました。運動量の多さで勝負する日本にとって五輪の殺人的日程は厳しかった。あとは戦前の目標が低かったところで一歩及ばなかったのかしら。思えばメキシコ五輪の銅メダルで初めてサッカーに興味を持ったものです。48年ぶり・・・、惜しかった。



その日本に先制されながらも、試合巧者ぶりで逆転、決勝進出したメキシコ。W杯ではいつもご贔屓、応援しているメキシコ。流石に準決勝は日本を応援しましたが、メキシコに負けるなら許せる。そしてまたメキシコ五輪での因縁。48年ぶりの雪辱を果たしたメキシコが見事、金メダル。この世代でのW杯が楽しみ。列強の欧州南米勢に割って入って欲しい。アジアなんかに負けるなよ。やっぱりメキシコは緑のユニフォームじゃないとね。早朝からシエリト・リンドを高らかに歌いました。



5.メダル・ラッシュの水泳。水泳は個人競技ではない。メドレー・リレー男子・銀、女子・銅
水泳選手はほとんど裸なので目のやり場に困ります。プールの中に入っちゃったり、泳いでいるとコースが解らなくなったり、素人観戦は辛いのです。キャップの色をもう少し目立つようにしてください。
北島康介、何を発言してもカッコ良すぎ。北島が引っぱってきたから今回の隆盛があったのでしょう。
個人のメダル獲得よりリレーのメダル獲得を喜ぶ男女選手の気持ちが物語るチームプレー。日本人の特性はこんな形で活かされていました。





平の鈴木聡美がルックス、エロさ、と好感度No.1 4年後も楽しみ。



6.内村航平、床で完璧の銀メダル。優勝したのは誰さ。

体操は生で見れませんでした。鉄板の金メダル予想もロンドン入りしてから不調だったようです。最後の種目別・床では本人も満足行く演技をと難度を落としたもののお見事。内村より凄い金メダル演技を見たいと思ってチャンネル回遊するけど、ニュースでは何処もやってくれない。金メダルの人があってこその銀メダルなのだから優勝者の演技も伝えてほしい。今回のマスコミ、レベル低すぎでしょ。

7.男前の三宅宏実に痺れたけれど、インタビューは本当に残念。
金の中国・王明娟とともに実に男前でしたな。試技を終わった後の一挙手一投足がこの競技観戦の醍醐味。
でもインタビューで口癖の「本当に」連発が本当に気になってしまって・・・

8.バレーボールなんて観戦したのは何年ぶりでしょ。苦手中国を下しベスト4

大嫌いなバレーボール、あの「そーれっ」という観客の掛け声、昔から虫唾が走る。
五輪で勝てなかった中国との試合、ほとんど全部観戦しちゃいました。もっとも木村沙織の胸の膨らみばかり見てましたが・・・、あと中国の8番がかーいかった。





9.メダル・ラッシュの締めはアニマル・ワン米満弘達

やはり日本の金メダルの中で一番嬉しかったのは、お家芸レスリングの復活。アテネのメダル獲得数を抜く37個目、日本にとって24年ぶりの快挙。
女子の方は圧倒的な強さを見せて金3個。でも次の世代の台頭が聞こえてこないのが不安。一度、凋落すると復活するのに長い年月がかかるからね。
久しぶりにTVで山本美優が見れて良かった。



10.可愛すぎる自転車選手ローラ・トロットは実力もピカ一、金2個。でも観戦できず・・・



女子の活躍が目立つ日本勢。女子競輪からスター誕生が待ち望まれます。
男子はどうでしょう、やはり一頃より競輪人気落ちてると思うもんな。悲願は日本の生んだ世界のスポーツ、ケイリンでの金。日本トラック勢、メダルには届かなかったものの故郷、被災地には確実に勇気が届いた?もっと放映してほしいお家芸競技。




次点 ボクシング48年ぶり金メダルの快挙も終盤疲れて寝過した。



この快挙の陰にも、連盟の改革があったとか。過去の栄光やくだらない事に拘らず、世界と戦えるため、意識を変えて強化すれば結果はついてくるんですね。1人の才能だけではメダルは獲れない。そういった意味では、選手たちの皆で獲ったメダルとかスタッフへの感謝の言葉というものが重く感じた大会でした。

ま、結局は日本の活躍に一喜一憂するに留まっちゃいましたな。陸上をしっかり見れなかった事もあるけれど、個人的には最多メダルのアメリカが目立たなかった大会でした。女子サッカーくらい。その分、中国が目立ってましたな。

選手の皆様、お疲れさまでした。

これからは、重なって開催されている高校野球で。


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