東京高校が好投手永見を擁して快進撃、4強まで勝ち上がってきた。一方帝京高校は長らく甲子園から遠ざかって前田監督も勇退。若い監督さんになり復活を目指して今大会は本命。この両校が準決勝で当たったら神宮で観戦すると決めておいた。東京高校はQFで日大豊山に負けそうだったが、終盤追いつきタイブレークの末勝ち上がった。もう一方の試合も関東一vs二松学舎大付と名門カードになったし。
東京高校と言えば敬愛する故・立川談志(松岡克由)の母校でもある。応援しないわけには行かぬ。
全国高等学校野球選手権 東東京大会 準決勝
2024年7月27日(土)
神宮球場
第一試合 東京(初出場を狙う)vs帝京(13年ぶり13回目を狙う)
両校先発オーダー
帝京の先発は小野投手
東京は永見投手。ここまで一人で投げ抜いてきたが予選なので日程的にはゆとりがある。中3日。
3回まで走者を出しながらもなんとか無失点に抑えていた永見投手だがピンチが続く。
迎えた4回表 帝京、先頭の5番が安打で出塁、6番が犠打で送り7番も安打で繋ぎ一三塁。一塁走者盗塁で二三塁。8番が四球で満塁から9番の左犠飛でまず1点。バッテリーエラーが出て二三塁にすると1番が2点適時打でこの回3点。
続く5回、3番安打で4番の左中間の当たりがワンバウンドでスタンドに入り二三塁となると、5番富浜選手が見事な3点本塁打で6-0とリード広げる。流石の永見投手もコールド気配が漂い始める。
しかし5回裏、東京も相手のミスをからめて反撃。7番が安打で出ると8番は遊失で出塁。一死一二塁から1番の適時打で1点返しなお一二塁。2番の右飛で二塁走者三進。ここで捕逸が出て2点目。
食い下がる東京高校、コールド気配を払拭して好ゲームに持ち込めるか?5回終了の給水タイム。
ここまで帝京は毎回安打。
後半に入っても帝京の毎回の猛攻が続く。
差が開くと7回から村松投手へ継投
8回は遊撃手の西崎選手がマウンドへ上がり東京打線を抑える。
結局、帝京は毎回安打の13点。最後は少し東京高校も力尽きた感あり、8回コールドとなった。
帝京打線の破壊力あるカルテット(2番から5番)
2番遊撃、西崎選手 5打数1安打
3番奈良選手 4打数2安打1打点
4番丹羽選手 4打数1安打1打点
5番富浜選手、5打数4安打4打点 1本塁打
他に1番の表西選手も5打数4安打3打点の活躍。下位の城田選手も3安打でした。
13年ぶりの甲子園まであと1と迫る春の王者帝京高校
東京高校、三塁側スタンドから万来の拍手。OBの方々も満足そうでした。泣き崩れる選手も居ましたがやり切った涙と思われます。
良く戦った。お疲れさまでした。
第二試合
関東一(5年ぶり9回目を狙う)vs二松学舎大付(2年ぶり6回目を狙う)
暑さで意識が朦朧としてきた。持参した水筒2本も空に。300円のアクエリアス補給して、さらにもう我慢ならん。ビール購入。
先発メンバー。あれ?二松学舎のポジションが切れちゃってます。
1番から、遊・三・中・一・左・右・捕・投・二
二松学舎大付、先発河内投手18番
関東一は10番畠中投手。
足を使う攻撃が持ち味の関東一。
しかし河内投手、牽制が上手いのか、初回、最初の走者は挟殺プレーが不味く帰塁されたが、内野ゴロで走者が入れ替わると、今度は見事に牽制で刺した。遊撃失策から始まった試合少し二松学舎バタバタする感じ。
先制は2回、関東一。一死二塁から7番の適時打で1点。
5回には二死一二塁から5番が適時三塁打で2点追加。6番も適時打でさらに1点。
二松学舎大付の反撃は5回。無死一二塁から6番の内野安打で1点。
しかし、関東一は7回にも内野ゴロと敵失で2点追加し勝負を決めた。
二松学舎大付、防戦に回ると継投はまず及川投手。
3番手、三瓶投手。
関東一の抑えはエースナンバー坂井投手。
関東一が8回まで毎回安打で二松学舎大付を攻め、終始有利に試合を運び決勝進出した。
二松学舎大付の三塁側。建った時には景観損ねると不満ぶちまけた日本青年館ビルによって日陰になり、今助かってる。それでも無い方がいいけど。
決勝戦は関東一vs帝京となった。
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関東一が5年ぶり9度目の優勝!強打・帝京を決勝で降し、2季連続の甲子園出場決める!
<第106回全国高等学校野球選手権東京大会:関東一8-5帝京>29日◇決勝◇明治神宮球場
関東一が帝京を8対5で下し、東東京大会優勝。5年ぶり9度目となる夏の甲子園出場を決めた。
序盤は点の取り合いとなったが、中盤に帝京の守備の乱れから得点を重ねた関東一がそのまま逃げ切った。 敗れた帝京は13年ぶり甲子園出場に王手をかけていたがあと一歩及ばなかった。
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