「月光ノ仮面」2011年 吉本 監督:板尾創路
終戦から2年が経った昭和22年。ボロボロの軍服を身に付けたひとりの男がふらりと町に現れる。彼はいきなり寄席小屋に入り、高座に上がったものだから、噺家たちにつまみ出されてしまう。実はこの男の正体は、人気実力ともに認められた落語家・森乃家うさぎといい、戦争で傷を負い記憶を失くしたため、顔面を包帯でぐるぐる巻きにしていたのだ。かすかな記憶を辿るように、彼は得意としていた題目“粗忽長屋”をつぶやく……。
奇才板尾創路の監督作第2弾は、落語「粗忽長屋」をモチーフにした作品だが、これは、残念な結果に終わってますね。
シュールな物は嫌いじゃないが、面白くないのは困る。
そそっかしい人の話だから、中でも一番そそっかしいのが一番可愛い石原さとみだったて所とか、いい線いってるんですけどね。そそっかしくて貞操を失うってのは良い。
あとはラストの笑いの中での美しい血しぶきとか、エンディングで選んだ曲とか、そのぐらいでしょうか。
そもそも、落語家というのは川柳師が言うように・・・
「小さん、小せん、夢楽、柳昇、柳朝、米丸、小南、円右、さん助、文治、小円馬、三平、みんな戦争に持って行かれた。20人くらい行って1人も死なないで全員戻ってきた。三平さんなんか太ってもどってきた。」と言う物。
前線で名誉の負傷を負った森の家うさぎの落語家としての了見はどうなのって事でしょ。そこから大きな間違い。
あと、一門の前座が使え無さすぎ。
高座に上がっちゃった兵隊を二つ目以上の兄弟子に引きずり降ろさせるかよ。
終戦から2年が経った昭和22年。ボロボロの軍服を身に付けたひとりの男がふらりと町に現れる。彼はいきなり寄席小屋に入り、高座に上がったものだから、噺家たちにつまみ出されてしまう。実はこの男の正体は、人気実力ともに認められた落語家・森乃家うさぎといい、戦争で傷を負い記憶を失くしたため、顔面を包帯でぐるぐる巻きにしていたのだ。かすかな記憶を辿るように、彼は得意としていた題目“粗忽長屋”をつぶやく……。
奇才板尾創路の監督作第2弾は、落語「粗忽長屋」をモチーフにした作品だが、これは、残念な結果に終わってますね。
シュールな物は嫌いじゃないが、面白くないのは困る。
そそっかしい人の話だから、中でも一番そそっかしいのが一番可愛い石原さとみだったて所とか、いい線いってるんですけどね。そそっかしくて貞操を失うってのは良い。
あとはラストの笑いの中での美しい血しぶきとか、エンディングで選んだ曲とか、そのぐらいでしょうか。
そもそも、落語家というのは川柳師が言うように・・・
「小さん、小せん、夢楽、柳昇、柳朝、米丸、小南、円右、さん助、文治、小円馬、三平、みんな戦争に持って行かれた。20人くらい行って1人も死なないで全員戻ってきた。三平さんなんか太ってもどってきた。」と言う物。
前線で名誉の負傷を負った森の家うさぎの落語家としての了見はどうなのって事でしょ。そこから大きな間違い。
あと、一門の前座が使え無さすぎ。
高座に上がっちゃった兵隊を二つ目以上の兄弟子に引きずり降ろさせるかよ。