7月にヒカリエでただで見たデヴィッド・リンチ展が良かったので、今回もまた行ってみる。
前回、これはレンタルでも「Inland Empire」あたりを借りてみなくちゃな。そのうち、そのうち、と思っていたら個展の方が先に開催されちゃって・・・
かなり親日家のようですね。
今回はちゃんとお金を取られる。800円。絵画作品だけでなく映像作品展示もあり、映像をまとめて見ると、1本の映画相当の長さになるのだから、これはお得ですね。105分45秒ですって・・・
ちょい1時間くらい覗いて来ようなんていう考えで来ると失敗します。
滞在時間は3時間弱にまで及びました。
デヴィッド・リンチ展 〜暴力と静寂に棲むカオス
LAFORET MUSEUM
DAVID LYNCH
'CHAOS THEORY OF VIOLENCE AND SILENCE'
世界で最も影響力のあるアーティストの一人、デヴィッド・リンチの大規模展覧会。
新作絵画、ドローイング、写真と初公開作品を含む実験的な短編映画を入れ子構造で展示・上映。既存のパラダイムを揺さぶる迷宮的構成で、リンチの表現世界の本質へといざないます。
モノクロ写真の作品。こういうの好きなのねリンチさん。
雪だるまの写真とかをスルスルっと見て、映像作品に釘付けになりドローイング。これまた黒い。いい感じ。
ミクスド・メディアに入ると流石に迫力。大きな作品もありますが、あまり大きすぎない方が好みですね。黒く塗られたキャンパスに黄土色で立体的に表現された顔のシリーズが好みでした。
会場の暗めの照明の中で冴えてます。
ゲロゲロな所までいっちゃったりするんですが・・・
問題は映像作品
TEATHERでまとめて上映エンドレス。
見ごたえ充分。
「16MM Experiment」
1968年 フィラデルフィア市にて撮影
「Mystery of the Seeing Hand and Golden Sphere」
2009年 中国北京市 ショートフィルム・フェスティバル「One Dream Rush」のために制作。「どうやって夢をみる?」がテーマ
「3R's」
2011年ウィーン国際映画祭のため、予告編として制作。
「Crazy Clown Time」
2012年 デヴィッド・リンチのミュージック・アルバムからの同名ファースト・シングルのPV作品。
「Out Yonder-Chicken」
2003年 davidlyunch.comのウェブシリーズ作品「Out Yondere」の最終話。
2人のCWANTUM FIZASIST(量子物理学者をもとにしたと思われる造語)の織りなす物語。
登場人物が使う不可思議な訛りが醸し出す雰囲気を大切したいというデヴィッド・リンチの意向により、日本語字幕無し。
「Out Yonder-Teeth」
2001年 「Out Yonder」第2話
口の中に病理的変性が見られると訴える若い男。正体不明の男の子と一緒に治療を試みた男の葛藤の結末は?日本語字幕無し。
「Rabbits-Episode 1」
2001年 davidlynch.comのウェブシリーズ作品。2006年公開の「Inland Empire」にも登場するRabbitsの元になった作品。
「Rabbits-Episode 2」
「Rabbits-Jack」
「Rabitts-Suzie」
「Memory Film」
2012年 ロンドンのフリーズ・アート・フェア会期中にサーペンタイン・ギャラリーにおいて開催されたメモリー・マラソン2012のために制作。
訛りというよりも二人の甲高い声が耳から離れなくなる「Out Yonder」が凄い。
字幕無しなので取っつき難くく、ちょいとしんどいのだけれど、字幕なんか要らないくらい。デヴィッド・リンチのオジサンが不気味で良いです。
もっとしんどくて、どうしても眠ってしまうのがRabbitsのシリーズ。
個展で気に行って、この映画を観た日にゃあ、酷い目に合うかもしんない。でも観てみたい・・・いづれ、そのうち。
鏡でお遊びしている奴が、ありふれているのにギャグに留まらず凄い事になっていてカッコ良かった。とにかく音楽が凄いリンチ・ワールド。
石の数クイズの答えを脚立を使って欄間の黒板に書くっていうのも、上手く言えませんがユーモア的に良かったかと。
もう一度絵画作品をグルっと見て出口へ。
デヴィッド・リンチとドン・ペリニョン。
グッズ販売コーナーでは図録が。立派な物で高いものですから、見送りました。
ポスト・カードで我慢ね。
たっぷり、ねっちょり、リンチを味わえました。
ラフォーレミュージアム原宿
12月2日(日)まで
前回、これはレンタルでも「Inland Empire」あたりを借りてみなくちゃな。そのうち、そのうち、と思っていたら個展の方が先に開催されちゃって・・・
かなり親日家のようですね。
今回はちゃんとお金を取られる。800円。絵画作品だけでなく映像作品展示もあり、映像をまとめて見ると、1本の映画相当の長さになるのだから、これはお得ですね。105分45秒ですって・・・
ちょい1時間くらい覗いて来ようなんていう考えで来ると失敗します。
滞在時間は3時間弱にまで及びました。
デヴィッド・リンチ展 〜暴力と静寂に棲むカオス
LAFORET MUSEUM
DAVID LYNCH
'CHAOS THEORY OF VIOLENCE AND SILENCE'
世界で最も影響力のあるアーティストの一人、デヴィッド・リンチの大規模展覧会。
新作絵画、ドローイング、写真と初公開作品を含む実験的な短編映画を入れ子構造で展示・上映。既存のパラダイムを揺さぶる迷宮的構成で、リンチの表現世界の本質へといざないます。
モノクロ写真の作品。こういうの好きなのねリンチさん。
雪だるまの写真とかをスルスルっと見て、映像作品に釘付けになりドローイング。これまた黒い。いい感じ。
ミクスド・メディアに入ると流石に迫力。大きな作品もありますが、あまり大きすぎない方が好みですね。黒く塗られたキャンパスに黄土色で立体的に表現された顔のシリーズが好みでした。
会場の暗めの照明の中で冴えてます。
ゲロゲロな所までいっちゃったりするんですが・・・
問題は映像作品
TEATHERでまとめて上映エンドレス。
見ごたえ充分。
「16MM Experiment」
1968年 フィラデルフィア市にて撮影
「Mystery of the Seeing Hand and Golden Sphere」
2009年 中国北京市 ショートフィルム・フェスティバル「One Dream Rush」のために制作。「どうやって夢をみる?」がテーマ
「3R's」
2011年ウィーン国際映画祭のため、予告編として制作。
「Crazy Clown Time」
2012年 デヴィッド・リンチのミュージック・アルバムからの同名ファースト・シングルのPV作品。
「Out Yonder-Chicken」
2003年 davidlyunch.comのウェブシリーズ作品「Out Yondere」の最終話。
2人のCWANTUM FIZASIST(量子物理学者をもとにしたと思われる造語)の織りなす物語。
登場人物が使う不可思議な訛りが醸し出す雰囲気を大切したいというデヴィッド・リンチの意向により、日本語字幕無し。
「Out Yonder-Teeth」
2001年 「Out Yonder」第2話
口の中に病理的変性が見られると訴える若い男。正体不明の男の子と一緒に治療を試みた男の葛藤の結末は?日本語字幕無し。
「Rabbits-Episode 1」
2001年 davidlynch.comのウェブシリーズ作品。2006年公開の「Inland Empire」にも登場するRabbitsの元になった作品。
「Rabbits-Episode 2」
「Rabbits-Jack」
「Rabitts-Suzie」
「Memory Film」
2012年 ロンドンのフリーズ・アート・フェア会期中にサーペンタイン・ギャラリーにおいて開催されたメモリー・マラソン2012のために制作。
訛りというよりも二人の甲高い声が耳から離れなくなる「Out Yonder」が凄い。
字幕無しなので取っつき難くく、ちょいとしんどいのだけれど、字幕なんか要らないくらい。デヴィッド・リンチのオジサンが不気味で良いです。
もっとしんどくて、どうしても眠ってしまうのがRabbitsのシリーズ。
個展で気に行って、この映画を観た日にゃあ、酷い目に合うかもしんない。でも観てみたい・・・いづれ、そのうち。
鏡でお遊びしている奴が、ありふれているのにギャグに留まらず凄い事になっていてカッコ良かった。とにかく音楽が凄いリンチ・ワールド。
石の数クイズの答えを脚立を使って欄間の黒板に書くっていうのも、上手く言えませんがユーモア的に良かったかと。
もう一度絵画作品をグルっと見て出口へ。
デヴィッド・リンチとドン・ペリニョン。
グッズ販売コーナーでは図録が。立派な物で高いものですから、見送りました。
ポスト・カードで我慢ね。
たっぷり、ねっちょり、リンチを味わえました。
ラフォーレミュージアム原宿
12月2日(日)まで