「朝はダメよ！」

「ロマンポルノの時代」

「朝はダメよ！」1980年　日活　監督：根岸吉太郎

下着メーカーのデザイナー美希は自由奔放なセックスライフをエンジョイしている。
そんな彼女も、プレイボーイと評判の宣伝部の辻本の存在が気になってならない。ある日美希は後輩の典子から辻本との一度のベッドインで恋焦がれてしまったと胸中を告白され、平静を装うのだが･･･

古尾谷雅人の奥さんであったり、秘密戦隊ゴレンジャーのイーグル連絡員009の鹿沼えり。実はロマンポルノの主演作品を1本も観た事が無い事に気付いた。
こりゃ、抑えとかんと。

これ、かなり良かったんだけど、何せ鑑賞から時間が経ちすぎた･･･

オープニング。朝日の当るベッドで目覚めグイッと伸びをする鹿沼えり。
今年の流行語であり、既に色褪せたフレーズで言うと「ワイルドだろぉ」
しかも同禽の相手が小松方正ってんですから。

所謂、ヤリマンOLの純愛物語。
80年代当時の色合いがなんとも好ましい。

ルームメイト役の江崎和代が、これまた色っぽく、ブイブイ言わせるヤリマンOLかと思いきや、様子がちょっと変？
･･･なんと、バージンでしたとの設定にマジ驚き。
小松方正もこれにコロっとまいってしまい純愛成立。

鹿沼えりが思いを寄せる男。仕事の出来るモテ男なれど、80年代初頭はそんな奴でもつつましく安アパート住まい。
この私鉄沿線のアパートのカットがカッコ良い。あれは何線なのでしょうか。私には解りませんでした。知りたい･･･

ウォークマンに「ガラスの仮面」
ウォークマンはともかく、後者のマンガに関して知識ゼロなので判んない。

タイトルの「朝はダメよ！」
朝の行為は普通よりも感じすぎてしまうためダメなんだそうである。
（感度には個人差があります）

ヤリマンＯＬ純愛物語、後味爽やかな鹿沼えり代表作でしょうね。



ラピュタ阿佐ヶ谷