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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「デリカテッセン」 DVD

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「デリカテッセン」1991年 仏 監督:ジャン=ピエール・ジュネ、マイク・キャロ

核戦争終了15年後のパリ郊外に、ポツンと残る精肉店兼アパート“デリカテッセン”。ここの住人は、いつも不気味な笑いを浮かべる親父を始め、肉食主義の曲者揃い。草も木も生えず、食べ物のないはずの近未来の精肉店で売られている肉とは……? 

これは、もう15年くらい前レンタルビデオで観た事がある奴です。
ダークでブラックなユーモアが魅惑的な映像を伴い、なんだかジットリした雰囲気で、こういうのは大変好みなんだわと思ったものです。

「バートン・フィンク」を観ていて思い出したもんだから、内容もほとんど忘れている事だし、DVDを再レンタル。

テリー・ギリアム好きには行ける作品だと思ったのですが監督の名を忘れてしまって、その後の作品を観ずにいたんですね。評判の良い「アメリ」の監督さんではありませんか。「アメリ」面白いんですか?私のようなものでも楽しめるのでしょうか?
なんかガーリーな感じで敬遠していたんですけど。

久しぶりに観ると衝撃度は当然落ちてるわけで、こんなんだったかなという感じは否めない。
音と映像の同調とか、面白いし、キャラも皆さん良いのだけれど物語として後半からラストが、ね・・・。
そこは、映像センスの良さで乗り切っちゃえって感じだ。
近未来なのにアパートがレトロチックで良い。
主人公は大道芸人のやさ男にしてクシャ顔のルイゾン(ドミニク・ビノン)

色っぽい姉ちゃんとアパートの主人の情事によるベッドのきしみ音が全体に広がり、天井塗装の刷毛が激しくスピードを増す。Bedspring Symphony
ベッドスプリングの調子を2人並んで調べるなんて所は最高ですね。

おーまーえーは〜あーほーかっ!
横山ホットブラザースや都家歌六のネタは日本独自の物では無かったのですね。



狂気の臭演技



ど近眼娘も良いですが、ご婦人ではこの眼鏡奥さんのピタゴラスイッチ的自殺願望が良いです。


反体制の菜食主義者“地底人”
真ん中の男、怪しい。

ジャン=ピエール・ジュネも探訪せにゃ、あきませんか。それは相当時間がかかると思うよ。

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