ぐるぽた　うなぎ　江戸川橋　「石ばし」

ぜいたくしました。

グルメ目的のポタリングというのもありかな。
駐輪問題はありますが･･･
電車に乗ってわざわざ食べに行く事に躊躇する方面もチャリなら気楽に。
グルメと言っても貧しいので日頃はラーメン屋ばかりですがね･･･
今回は本腰。

10年は行ってなかった、久しぶりの江戸川橋の石ばし

鰻高騰は深刻な問題で、店を締める鰻屋まあると聞きます。

夏に吉野さんや松さんのお安い（いや、決して安くない）鰻丼でごまかすのはやめようと思います。
あれはあれで別の食べ物と思えばいけると思っていましたが、今年はやはり値段が高い。
それならばそこはグッと我慢して、年に1回でもいいから美味い鰻を食べよう。

確かこの辺だったと近くまでくると既に蒲焼の良い匂いが漂い始め･･･
戦禍を逃れたという赤レンガ塀の佇まい。

座敷に上がった事はありません。いつだって靴を脱がないテーブル席。
玄関に上がったところがレジになっているので玄関先で御馳走になってる感じ。

個人的に店内や料理を撮影するのは気が引けるのでこちらでどうぞ。

石ばし

飲み物は通常のお茶のみにして、特上鰻重4,500円を所望。
白蒸しだけで優に1時間はかかる。
鰻屋は待つ事も楽しみのうち、って事ですか。
店においてある雑誌などに目を通しじっと我慢の子。
サイクルスタイルの薄着が部屋の空調が効きすぎてきたと感じ始めるとお茶がほうじ茶に変わって急須ごと。「間もなく上がってきます」と･･･

久しぶりに拝んだ石ばしの鰻重。

あれ、昔のあなお感動とはちょっと違うような。
味覚にはまったく自信がない方ですので偉そうな事は言わない。
長年貯め込んだ期待により脳内美化が激しく進行したのかもしれない。

美味いものは、後味が違う。

お勘定をして帰路、新目白通りをペダルを踏んでいると反芻される特上鰻重の味。口内ににわかに復活してくる幸せ。
やはり鰻にはお金をかけましょう。好物ですから。
でも、今度は上にしてお酒もつけよう･･･。

遅めの昼飯。帰ったらもう3時半。

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