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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「宇能鴻一郎の濡れて悶える」

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「にっかつ特選“オンナの色好み”週間」

「宇能鴻一郎の濡れて悶える」1980年 日活 監督:西村昭五郎

女医の卵、インターンのジュンコはまだ男を知らない。インターンの四人組は男性自身の研究材料を求めてディスコへ繰り出し、目をギラギラさせた中年男を見つけると、うまくおだててホテルへ連れ込んだ。オジさんは慣れた手つきでみんなの服を脱がしていくが、ジュンコは結局処女のまま。数日後、大学病院の診療室。小佐根先生の前で黒木社長が寝ている。小佐根先生に気のある黒木社長はインターンの精液採取の実習をさせてくれるそうだ。

公開当時に観たような気がするけどぜんぜん憶えてない。きっと何か他の作品との感違いでしょう。
ポルノアイドルの原悦子と数多くの週刊誌連載を盗み読みしていた宇能センセイと西村昭五郎監督という最強トリオか。

涙袋がチャームポイントの原悦子さんは、ちょっと暗い印象があるけど、当時はけっこうこの人の髪形に騙されていたかも。
宇能センセイの作品だから周囲の人たちの痴態を茫然と眺めてるシーンが多い。そんでもって偶に「私・・・・なんです」の宇能口調モノローグ。
お人よしでいつのまにかセックスに巻き込まれ、またそれを楽しんでるという宇能作品らしさ。
コメディとしてポルノだから性に対するハードルがおバカなほどメッチャ低いのが楽しい。この男にとって都合の良い目線、ポルノの本文!

変態社長のお医者さんごっこで強姦同様の処女喪失も小佐根高子先生とともにカンパーイだなんて。
高木均、田山涼成のお医者さんごっこ。
拘束されたジュンコと小佐根先生、あそこを封印されたガムテープをお互いお口で剥がし合い。

小佐根先生の志摩いづみさん、今回は処女女医役だけれどおかっぱ髪にサングラスと妙な出で立ちで今一つ。
立田診療所のバカ息子狙いの看護婦、小川亜佐美の明るさが良い。

和服の飛鳥涼子もエロい。
なかなか豪華キャスト。
小松方正のサロンパス。らくだシャツ。

マリア茉莉さん、出てるんですねぇ〜。「透明人間 犯せ!」での大根演技で呆れかえった思い出が懐かしい。
原悦子よりもかなりタッパがあり見応えあり。主役じゃないから演技の不味さもさほど気にならない。っていうか少しは上達してるかも。

「透明人間 犯せ!」は是非もう一度観たい映画だ。くだらないポルノへの免疫が無かった若い当時はちょっと頭に来たりしたもんです。

新橋ロマン劇場

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