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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「女体銃 ガン・ウーマン/GUN WOMAN」

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「女体銃 ガン・ウーマン/GUN WOMAN」2013年 光武蔵人

大財閥の御曹司である浜崎に妻を殺害され、そのリベンジを胸に生きている男マスターマインド。その思いを果たすべく、彼はマユミという女を暗殺者へと育て上げることを決意する。マスターマインドのもとでハードな射撃と格闘術のトレーニングを積み、ついに彼が理想とする暗殺者となったマユミ。陸の孤島とでもいうべき「The Room」なる場所で異常な快楽にふけっている浜崎を亡き者にしようと、マユミは自身の体内に銃を埋め込んで潜入するが……。

ついに出来ましたね、亜紗美姐さんの代表作。
監督さんが相当の亜紗美ファンなんじゃないかって思うぐらいですが、そういうわけではなく、これは奇跡の出会いって感じだったみたいです。まさにマスターマインドとマユミの関係の如く。
「裸で大立ち回りする事になるけど、やりますか」に「やるやる」と即答。そりゃやるでしょう亜紗美姐さんなんですから。

B級井口昇作品のチョイ役、滑稽な役でも一瞬にしてその魅力を発揮してくださる亜紗美姐さんがそのアクション、ヌード、演技(今回まともな台詞はほとんどありません)とまさに亜紗美姐さんのためにある作品。
やく中でのガラモン顔からトレーニングでの健気な感じ、命を張った暗殺者。オールヌードの丸っこい女体。変化に富んだ表情。
亜紗美ファンは必見です。



事前情報少なかったんだけど、これは鑑賞のすぐ前に「人魚伝説」を見といて良かった。
比較対象がカルト映画であったり、井口昇監督作であったりするけど、この監督さん大真面目でガチですな。そこが良い所でもあり痛い所でもあり。
リアル志向でガンの説明とか、私はよ良く解りませんが、多分ちゃんと勉強しているんでしょう。
「人魚伝説」では大げさな血しぶきがご愛嬌だったけれど、本作はそんな真似はしません、ダラダラクログロと痛々しい。
監督の経歴から無国籍感も出ていて英語(日本語字幕)部分も多い。
Hamazaki sonが「浜崎さん」に聞こえしょうがなかったけれど。



ほかの役者さんも良いですよ。

鬼畜に妻を殺されたこと復讐鬼となる外科医マスターマインド。ターゲットに劣らず鬼畜ぶり。マユミと同等の体積の女を切り裂き失血死のシミュレーションンするんのは痛いです。
復讐相手には苦しみを与えずあっさり殺して、その暗殺者に対してサディスティックに苦しみを与えるというのは何ですが、それを言い出すと成立しなくなりますからね。
演じた成田浬さんは怪獣デザインでおなじみの成田亨氏のご子息という情報も入りました。

仲代達也、出てるんですね一応。そのご子息が死姦マニアの鬼畜変態、鎌田規昭さん。
その変態ぶりの風貌もナイスです。変態ぶりの描写はおとなしめですが・・・。

鎌田規昭 Noriaki Kamata DemoReel

マスターマインドの親友さんもゲイリー・オールドマンの出来損ないみたいで良かったです。

復讐は連鎖するので浜崎sonsonがGUN WOMANマユミを狙って・・・
続編を予感させるラストですが、この続編はちょっと心配になります。



新宿での深夜上映で終わると終電は無い。
こういう時はチャリが便利、夜間走行。
そっか、こういう使い方があったのか。

新宿バルト9

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