波乱が続いている各地の予選も今週末から大詰め。
ここまで来るとテレビ中継もあるので、冷房の効いた部屋で西東京と埼玉の準決勝と千葉の決勝をチャンネル替えながら観戦するのが良いと思うんだけど、ライブを選んで、この暑い最中、神宮の西東京準決勝に行く。
朝9時からの試合、1時間程前に到着。朝っぱらからメチャクチャ暑い。汗ベドベド。
早目に来たので屋根のある2階席の前列にしてみたが、日差しを遮る効果もあまり無く、涼風も滅多に吹かない。
日鶴応援席がショッキングピンクに染まってます。
第一試合は日大鶴ヶ丘VS國學院久我山。
日大鶴ヶ丘、小林投手11番
國學院久我山 西村投手
初回に久我山が安打と失策で出た走者を4番の左中間二塁打で2点。その後も満塁と攻め一気に大量点の気配もあったが、ここは日鶴、小林投手良く踏ん張り2点で切る。これで好ゲームへの展開が期待できる。3回裏に日鶴の1番樋田選手が左越え2点本塁打で追いつく。
2-2のまま6回途中から日鶴はエース、注目の秋山投手にスイッチして勝負に出る。
6回の日鶴の攻撃
無死一二塁から6番が犠打失敗直後、7番がセーフティーを三塁側に見事に決めて内野安打で一死満塁。8番はこの日、安打や四球でチャンスメイクしている。8番ライトだがこの日は運も持っていそうで何かが起こると思ったら、バッテリー・エラーが出て勝ち越し、二三塁からその8番のスクイズが決まり、本塁送球が逸れる間に二塁走者も生還。これで5-2
國學院久我山2番手は右翼から植田選手がマウンドへ
8番のラッキーボーイぶりはここで終わらない。
7回には何とこの8番が3点本塁打をたたき出しダメ押し。8番ライト国生選手、大活躍。
そしてついに8回、久我山は必死に継投するも力尽き7点差となりコールド成立。
7番のセーフティーバントと8番の活躍が見事だった日鶴が決勝進出。
決勝戦は日大対決になりそうだと思った・・・
第96回全国高校野球選手権西東京大会
準決勝
神宮球場
國學久我山 200 000 01=3
日大鶴ヶ丘 002 003 32X=10
日鶴:小林→秋山
久我:西村→植田→島村→吉田→高橋一
本塁打:日鶴、樋田(2点)、国生(3点)
第二試合
日大三VS東海大菅生
4連覇を狙う日大三、秋、春と準決勝で敗退し無冠だが、今年も強い。
当然の如くここまで勝ち上がったが、戦績を確認すると気になるのが4回戦以降(シードのため3回戦から登場)投手は釘宮投手一人で投げ切っている。注目の三輪投手はどうしたのでしょうか?ベンチ入りはしているようですが。何か不調か故障なのか。
その三輪投手は観戦した神宮第二での春4回戦、今日対戦する東海大菅生を5回参考ながら無安打無得点に抑えている。この試合は日大三の強さばかりが目立つ12-0、5回コールドと完全に菅生をボコッたわけで、菅生にしてみればリベンジの思いが強いだろうし、夏に掛けて勝ち上がりを見ても、春の結果は何処まで参考になるかは解らない。とは言え日大三が力量的に圧倒しそうに思えた・・・
日大三、エースで3番釘宮投手。
東海大菅生もエースナンバー小林投手
初回に1、2番の連打であっと言う間に先制した日大三、1、2回に大量点を奪い優位に試合を運ぶのが日大三ペースで返り討ちコールドが頭を掠めた。しかし、ここを菅生が1点で抑えた事で、序盤を接戦に持ち込めた。5回にはバッテリーエラーで追いつき、こうなるとペースはやや菅生気味なのかと思った途端、6回に日大三の連打炸裂で4点、これで5-1。危なげなく決勝進出が見えてきた。しかし、ここももっと点を取って一気にコールド決着まで行くかとも思ったけどね。ま、そうは行かせてもらえません。
7回表には菅生、4番勝俣選手が本塁打を放ち5-2に追い上げる。まだまだソロ本塁打だし日大三は余裕があると思ったのだが、勝俣選手が元気良く塁上を周りガッツポーズ、菅生側としてはまだまだ諦めない、この本塁打が大きな勇気を与えたようで、ここから試合の流れが一気に変わってくる。釘宮投手から快音の聞ける打球が飛ぶ、イレギュラーなど運も菅生に味方してきたようで一気に6点を奪い逆転。
ついに4点差を追いつき同点のホームイン
日大三は釘宮投手に疲れがあったようです。コールドの連続で省エネとは言えこの暑い大会を4回戦以降1人で投げてきたのだから。観戦側は1試合だけでもへばるからね。
救援に上がったのは佐渡投手。やはり三輪投手は使えないようです。
2点差なら地力に勝る日大三、あと3回あるので試合はまだ解らない。
しかし、一度渡した流れを取り戻すだ事は出来なかった。メンタル面など案外脆さが出るのがここ最近での甲子園でのゲームなどからも見える。ま、これは日大三に求めるレベルが高いという事でもあるんだろうけど。
春の大会で菅生が3つアウトを取るのがこれほど難しいのかと思ったこのカード。まさか、夏の大会で真逆に日大三が3つアウトを取るのに苦しんでいる。9回には名手、船山遊撃手の失策まで出てしまった。
もう一点もやれない9回のピンチに漸く、三輪投手が登板。
しかし、ここで出てくる三輪投手には期待よりも不安。監督が彼を使わなかった理由があるはずだから。帽子を飛ばしての奮投も・・・、案の定、ストライクがまったく入らすストレートの四球を出して、打者1人で降板。心なしか太りましたか?
最後は釘宮選手(途中から中堅に入ってる)の打球がシュートライナーになりゲームセット。
でもこの回代打攻勢の日大三、意地を見せて1点返したんですよね。特に背番号2の岡部選手の意地の安打は素晴らしかった。
つにに、強豪日大三に勝ったゾー。春の屈辱があるだけに喜びが爆発!
第96回全国高校野球選手権西東京大会
準決勝
神宮球場
東海菅生 000 010 605=12
日大三高 100 004 001=6
日三:釘宮→佐渡→三輪→安田
菅生:小林→高橋
本塁打:菅生、勝俣(1点)
最近の高校野球は投手一人に頼っていては勝ち上がれない。
そういう意味で今年の日大三の投手陣の層は大きな魅力だったわけだが、結局はエース釘宮投手に頼らざる得なくなってしまった事が誤算だったようだ。複数の投手を順調に育てるというのも難しい事ですね。そして3年間は短いですから。三輪投手はじめ、日大三の素質ある選手たち、今後の野球人生で大きく活躍する事を願ってます。
決勝は日大鶴ヶ丘VS東海大菅生
これは面白そうですね。夏になってそれぞれの素質を活せてきた菅生の勢いに投打好調の日鶴が日大三の仇を討てるか。
生観戦の合間に他県の結果をスマフォで確認。けっこう忙しい。
甲子園に行けそうで行けない専大松戸は決勝で涙。埼玉決勝は春日部共栄と市立川越の公立対決。楽しみです。
家に戻って・・・
智弁和歌山敗れました。
県内無敵の聖光学院が敗れるかと思いましたが、こちらは最終回4点差を追いつき結局サヨナラ勝。
春夏連覇を狙う龍谷大平安は危なげなく出場を決めたようです。難しいけれど久々の平安の夏になって欲しい・・・。
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ここまで来るとテレビ中継もあるので、冷房の効いた部屋で西東京と埼玉の準決勝と千葉の決勝をチャンネル替えながら観戦するのが良いと思うんだけど、ライブを選んで、この暑い最中、神宮の西東京準決勝に行く。
朝9時からの試合、1時間程前に到着。朝っぱらからメチャクチャ暑い。汗ベドベド。
早目に来たので屋根のある2階席の前列にしてみたが、日差しを遮る効果もあまり無く、涼風も滅多に吹かない。
日鶴応援席がショッキングピンクに染まってます。
第一試合は日大鶴ヶ丘VS國學院久我山。
日大鶴ヶ丘、小林投手11番
國學院久我山 西村投手
初回に久我山が安打と失策で出た走者を4番の左中間二塁打で2点。その後も満塁と攻め一気に大量点の気配もあったが、ここは日鶴、小林投手良く踏ん張り2点で切る。これで好ゲームへの展開が期待できる。3回裏に日鶴の1番樋田選手が左越え2点本塁打で追いつく。
2-2のまま6回途中から日鶴はエース、注目の秋山投手にスイッチして勝負に出る。
6回の日鶴の攻撃
無死一二塁から6番が犠打失敗直後、7番がセーフティーを三塁側に見事に決めて内野安打で一死満塁。8番はこの日、安打や四球でチャンスメイクしている。8番ライトだがこの日は運も持っていそうで何かが起こると思ったら、バッテリー・エラーが出て勝ち越し、二三塁からその8番のスクイズが決まり、本塁送球が逸れる間に二塁走者も生還。これで5-2
國學院久我山2番手は右翼から植田選手がマウンドへ
8番のラッキーボーイぶりはここで終わらない。
7回には何とこの8番が3点本塁打をたたき出しダメ押し。8番ライト国生選手、大活躍。
そしてついに8回、久我山は必死に継投するも力尽き7点差となりコールド成立。
7番のセーフティーバントと8番の活躍が見事だった日鶴が決勝進出。
決勝戦は日大対決になりそうだと思った・・・
第96回全国高校野球選手権西東京大会
準決勝
神宮球場
國學久我山 200 000 01=3
日大鶴ヶ丘 002 003 32X=10
日鶴:小林→秋山
久我:西村→植田→島村→吉田→高橋一
本塁打:日鶴、樋田(2点)、国生(3点)
第二試合
日大三VS東海大菅生
4連覇を狙う日大三、秋、春と準決勝で敗退し無冠だが、今年も強い。
当然の如くここまで勝ち上がったが、戦績を確認すると気になるのが4回戦以降(シードのため3回戦から登場)投手は釘宮投手一人で投げ切っている。注目の三輪投手はどうしたのでしょうか?ベンチ入りはしているようですが。何か不調か故障なのか。
その三輪投手は観戦した神宮第二での春4回戦、今日対戦する東海大菅生を5回参考ながら無安打無得点に抑えている。この試合は日大三の強さばかりが目立つ12-0、5回コールドと完全に菅生をボコッたわけで、菅生にしてみればリベンジの思いが強いだろうし、夏に掛けて勝ち上がりを見ても、春の結果は何処まで参考になるかは解らない。とは言え日大三が力量的に圧倒しそうに思えた・・・
日大三、エースで3番釘宮投手。
東海大菅生もエースナンバー小林投手
初回に1、2番の連打であっと言う間に先制した日大三、1、2回に大量点を奪い優位に試合を運ぶのが日大三ペースで返り討ちコールドが頭を掠めた。しかし、ここを菅生が1点で抑えた事で、序盤を接戦に持ち込めた。5回にはバッテリーエラーで追いつき、こうなるとペースはやや菅生気味なのかと思った途端、6回に日大三の連打炸裂で4点、これで5-1。危なげなく決勝進出が見えてきた。しかし、ここももっと点を取って一気にコールド決着まで行くかとも思ったけどね。ま、そうは行かせてもらえません。
7回表には菅生、4番勝俣選手が本塁打を放ち5-2に追い上げる。まだまだソロ本塁打だし日大三は余裕があると思ったのだが、勝俣選手が元気良く塁上を周りガッツポーズ、菅生側としてはまだまだ諦めない、この本塁打が大きな勇気を与えたようで、ここから試合の流れが一気に変わってくる。釘宮投手から快音の聞ける打球が飛ぶ、イレギュラーなど運も菅生に味方してきたようで一気に6点を奪い逆転。
ついに4点差を追いつき同点のホームイン
日大三は釘宮投手に疲れがあったようです。コールドの連続で省エネとは言えこの暑い大会を4回戦以降1人で投げてきたのだから。観戦側は1試合だけでもへばるからね。
救援に上がったのは佐渡投手。やはり三輪投手は使えないようです。
2点差なら地力に勝る日大三、あと3回あるので試合はまだ解らない。
しかし、一度渡した流れを取り戻すだ事は出来なかった。メンタル面など案外脆さが出るのがここ最近での甲子園でのゲームなどからも見える。ま、これは日大三に求めるレベルが高いという事でもあるんだろうけど。
春の大会で菅生が3つアウトを取るのがこれほど難しいのかと思ったこのカード。まさか、夏の大会で真逆に日大三が3つアウトを取るのに苦しんでいる。9回には名手、船山遊撃手の失策まで出てしまった。
もう一点もやれない9回のピンチに漸く、三輪投手が登板。
しかし、ここで出てくる三輪投手には期待よりも不安。監督が彼を使わなかった理由があるはずだから。帽子を飛ばしての奮投も・・・、案の定、ストライクがまったく入らすストレートの四球を出して、打者1人で降板。心なしか太りましたか?
最後は釘宮選手(途中から中堅に入ってる)の打球がシュートライナーになりゲームセット。
でもこの回代打攻勢の日大三、意地を見せて1点返したんですよね。特に背番号2の岡部選手の意地の安打は素晴らしかった。
つにに、強豪日大三に勝ったゾー。春の屈辱があるだけに喜びが爆発!
第96回全国高校野球選手権西東京大会
準決勝
神宮球場
東海菅生 000 010 605=12
日大三高 100 004 001=6
日三:釘宮→佐渡→三輪→安田
菅生:小林→高橋
本塁打:菅生、勝俣(1点)
最近の高校野球は投手一人に頼っていては勝ち上がれない。
そういう意味で今年の日大三の投手陣の層は大きな魅力だったわけだが、結局はエース釘宮投手に頼らざる得なくなってしまった事が誤算だったようだ。複数の投手を順調に育てるというのも難しい事ですね。そして3年間は短いですから。三輪投手はじめ、日大三の素質ある選手たち、今後の野球人生で大きく活躍する事を願ってます。
決勝は日大鶴ヶ丘VS東海大菅生
これは面白そうですね。夏になってそれぞれの素質を活せてきた菅生の勢いに投打好調の日鶴が日大三の仇を討てるか。
生観戦の合間に他県の結果をスマフォで確認。けっこう忙しい。
甲子園に行けそうで行けない専大松戸は決勝で涙。埼玉決勝は春日部共栄と市立川越の公立対決。楽しみです。
家に戻って・・・
智弁和歌山敗れました。
県内無敵の聖光学院が敗れるかと思いましたが、こちらは最終回4点差を追いつき結局サヨナラ勝。
春夏連覇を狙う龍谷大平安は危なげなく出場を決めたようです。難しいけれど久々の平安の夏になって欲しい・・・。
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