「悪魔とダニエル・ジョンストン」2005年 米 監督:ジェフ・フォイヤージーク
THE DEVIL AND DANIEL JOHNSTON
長年に渡りうつ病に苦しみながらも、世界中のアーティストたちを魅了する伝説的シンガー・ソングライター、ダニエル・ジョンストンの半生を追ったドキュメンタリー。自ら記録した膨大な量の録音テープやホームムービー、家族や知人の証言を中心に、その狂気と創造性、愛に満ちた日々を映し出す。
1961年に生まれたダニエル・ジョンストンは、幼いころから音楽や漫画、映画作りなど特異な芸術的才能を見せていたが、厳格なキリスト教原理主義の両親にとっては反社会的なことにしか思えない。80年代初め、自作自演のカセットテープを周囲に配り始め業界から注目され、名声を得ようとしていた矢先、彼は精神を病んでしまう。
近頃のマイ・ブーム
YOUTUBEでダニエル・ジョンストンのミックス動画。エンドレスでダニエル・ジョンストンの曲を流してる。
ボーイ・ソプラノのへたうまサウンド。ただ、名曲は多いです。
このミュージシャンズ・ミュージシャン、ダニエル・ジョンストンの事はこの映画が公開されるまで全く知りませんでした。
そもそもニルヴァーナにしたって、ごく最近知ったんですからね。
公開時に変なカエルのイラストが気になり、ちょっと調べてみたんですが、大して関心を抱かず、ほぼスルー。
その後はいつか機会があればDVDを借りて観ようと思い10年近い年月が・・・(そんなん、ばっかりや!)
ドキュメンタリー映画を作るにあたって素材に事かかないダニエル・ジョンストン。
少年期、日常のことごとくの出来事、日記変わりに録音していたカセット・テープや8ミリフィルムが膨大。偉い!なかなかここまで出来ん。
あの当時、カセットテープで日常の音を録ったりして遊んだ経験のある人は多いでしょ。
私もDJごっこの延長上でずいぶん録ったが、そんなものは片っ端から音楽や落語のエアチェックのため消されていったよ。
彼の歌声は、そんな声変わり前の少年期から精神の成長が止まってしまったかのよう。
また彼が少年期に録った映画。これがなかなかレベル高い。才能は確かなものです。
自分と母親の2役を演じ、ヒステリックな母親のアフレコには実際の母親の小言を当ててる。
何やら怪しげな画像処理もきわめてアートで面白い。
彼の才能も精神を病んでいく事にも深く関係性を感じるご両親のインタビュー。愛情に溢れているような・・・、いや、どこか何か、変。
ダニエルはローリーという娘に恋をする。
彼女は葬儀屋に嫁ぎ、失恋。その後、彼にとってローリーは追い続ける永遠の存在となる。
彼の作るラブ・ソングはすべてローリーの事を歌ったもの。
それはキャシーという音楽仲間の恋人ができてもなお。
結局、キャシーも彼の元を離れ・・・、
キャシーはダニエルの親友と結婚してたんですね。これにはビックリ。
マクドナルドで働くダニエル。
料理も皿洗いもまったくできず、テーブル掃除だけが彼の仕事。
マネージャーとの関係の説明にはウディ・アレンの「ブロードウェイのダニー・ローズ」
お化けのキャスパーが好きで、父の操縦するセスナのイグニッションを窓から捨てて墜落させ、九死に一生を得る。
そう鬱の行動、LSDの使用、精神安定のためのおクスリ・・・
精神が壊れていく様、狂気・・・。
今では彼の存在は当時よりずいぶん、メジャーになったようだけれど、まだまだ・・・
クスリや病のせいか、はたまた怠惰なだけなのか、大きな太鼓腹にギターを乗せる。ギターはほとんど空を向いてる。そんな歌う姿もけっこうナイス。
今でも両親と住んでいるダニエル。地下室の部屋は青年時代と変わらない。お化けのキャスパーやキャプテン・アメリカ、膨大な音源テープ。
彼のイノセントな歌声が不思議に心を打つ。
イラスト集なんかも欲しいですね。カエルのフィギユアやTシャツはいらないけど。いやぁ、10年前にハマってたら欲しがっただろうな。
ダビングとかを知らずに1回1回吹き込んで作ったダニエル・ジョンストンのカセットテープが欲しい。直筆イラストで・・
Welcome to My World
Continued Story / Hi How Are You (Dig)
Yip Jump Music (Dig)
Fear Yourself
Songs Of Pain
Is & Always Was (Dig)
Fun
ロスト・アンド・ファウンド
Beam Me Up
HI, HOW ARE YOU? 無垢なるモンスター、ダニエル・ジョンストン物語日本語版
THE DEVIL AND DANIEL JOHNSTON
長年に渡りうつ病に苦しみながらも、世界中のアーティストたちを魅了する伝説的シンガー・ソングライター、ダニエル・ジョンストンの半生を追ったドキュメンタリー。自ら記録した膨大な量の録音テープやホームムービー、家族や知人の証言を中心に、その狂気と創造性、愛に満ちた日々を映し出す。
1961年に生まれたダニエル・ジョンストンは、幼いころから音楽や漫画、映画作りなど特異な芸術的才能を見せていたが、厳格なキリスト教原理主義の両親にとっては反社会的なことにしか思えない。80年代初め、自作自演のカセットテープを周囲に配り始め業界から注目され、名声を得ようとしていた矢先、彼は精神を病んでしまう。
近頃のマイ・ブーム
YOUTUBEでダニエル・ジョンストンのミックス動画。エンドレスでダニエル・ジョンストンの曲を流してる。
ボーイ・ソプラノのへたうまサウンド。ただ、名曲は多いです。
このミュージシャンズ・ミュージシャン、ダニエル・ジョンストンの事はこの映画が公開されるまで全く知りませんでした。
そもそもニルヴァーナにしたって、ごく最近知ったんですからね。
公開時に変なカエルのイラストが気になり、ちょっと調べてみたんですが、大して関心を抱かず、ほぼスルー。
その後はいつか機会があればDVDを借りて観ようと思い10年近い年月が・・・(そんなん、ばっかりや!)
ドキュメンタリー映画を作るにあたって素材に事かかないダニエル・ジョンストン。
少年期、日常のことごとくの出来事、日記変わりに録音していたカセット・テープや8ミリフィルムが膨大。偉い!なかなかここまで出来ん。
あの当時、カセットテープで日常の音を録ったりして遊んだ経験のある人は多いでしょ。
私もDJごっこの延長上でずいぶん録ったが、そんなものは片っ端から音楽や落語のエアチェックのため消されていったよ。
彼の歌声は、そんな声変わり前の少年期から精神の成長が止まってしまったかのよう。
また彼が少年期に録った映画。これがなかなかレベル高い。才能は確かなものです。
自分と母親の2役を演じ、ヒステリックな母親のアフレコには実際の母親の小言を当ててる。
何やら怪しげな画像処理もきわめてアートで面白い。
彼の才能も精神を病んでいく事にも深く関係性を感じるご両親のインタビュー。愛情に溢れているような・・・、いや、どこか何か、変。
ダニエルはローリーという娘に恋をする。
彼女は葬儀屋に嫁ぎ、失恋。その後、彼にとってローリーは追い続ける永遠の存在となる。
彼の作るラブ・ソングはすべてローリーの事を歌ったもの。
それはキャシーという音楽仲間の恋人ができてもなお。
結局、キャシーも彼の元を離れ・・・、
キャシーはダニエルの親友と結婚してたんですね。これにはビックリ。
マクドナルドで働くダニエル。
料理も皿洗いもまったくできず、テーブル掃除だけが彼の仕事。
マネージャーとの関係の説明にはウディ・アレンの「ブロードウェイのダニー・ローズ」
お化けのキャスパーが好きで、父の操縦するセスナのイグニッションを窓から捨てて墜落させ、九死に一生を得る。
そう鬱の行動、LSDの使用、精神安定のためのおクスリ・・・
精神が壊れていく様、狂気・・・。
今では彼の存在は当時よりずいぶん、メジャーになったようだけれど、まだまだ・・・
クスリや病のせいか、はたまた怠惰なだけなのか、大きな太鼓腹にギターを乗せる。ギターはほとんど空を向いてる。そんな歌う姿もけっこうナイス。
今でも両親と住んでいるダニエル。地下室の部屋は青年時代と変わらない。お化けのキャスパーやキャプテン・アメリカ、膨大な音源テープ。
彼のイノセントな歌声が不思議に心を打つ。
イラスト集なんかも欲しいですね。カエルのフィギユアやTシャツはいらないけど。いやぁ、10年前にハマってたら欲しがっただろうな。
ダビングとかを知らずに1回1回吹き込んで作ったダニエル・ジョンストンのカセットテープが欲しい。直筆イラストで・・
Welcome to My World
Continued Story / Hi How Are You (Dig)
Yip Jump Music (Dig)
Fear Yourself
Songs Of Pain
Is & Always Was (Dig)
Fun
ロスト・アンド・ファウンド
Beam Me Up
HI, HOW ARE YOU? 無垢なるモンスター、ダニエル・ジョンストン物語日本語版