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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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Marc Ribout's Ceramic Dog

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先日の3連休は体調が優れず(主に頭痛と寒気、発熱は無し)予定していた行動をすべてキャンセルにし、完全に引きこもってました。

最近どうも身体の方が激しめのサウンドを欲しているようで手持ちCD類では既に物足りなくなっていた所。
年末にまずは馴染み深いところでマイルスの日本公演2枚組「PANGEA」を入手しようと行きつけの中古店を物色したのだけれど、いつも2種類くらいは置いてある「PANGEA」が見つからず断念。他に補てんすべき商品も見つからないので手ぶらで帰った。

そう言えば例によって「すそ洗い」さんで知る事となったSONNY SHARROCK(中古店のフリー・ジャズ棚を物色したが見つけられなかった)というのが気になっているな。中でもクリームのジンジャー・ベイカーと組んだグループ「NO MATERIAL」というのが良かった。ただこのアルバムはよしはらさんが最後の1枚をポチったため現在、中古で8500円払わんと入手でけん。しかたがないので2枚組の方を抑えておいて、海外からの到着を待ちわびています。

そんな中、見っけたのがMARC RIBOT

MARC RIBOT再び、です。




この方、特に日本では知る人ぞ知るお方だったのですね。
まずはラウンジ・リザーズやトム・ウエイツといったジム・ジャームシュ周辺に関わっているという点から入ったわけですが・・・
そのサウンド。フリージャス、ノイズ、HIP HOP、キューバ音楽、実験音楽、アコースティックととにかく幅広い。
そしてそれぞれに個性的。

実は昨年接近遭遇していた事も判明。
昨年閉館となった吉祥寺バススシアターでのラストイベントにマーク・リボーがサイレント映画に伴奏するライブというのがあった。
大いに興味をそそられ、「こんな音楽をやってる人です」からYOU TUBEに飛んで聴いていたのです。すっかり忘れてました。

何をやらかしてもそれなりに興味深く、個性的刺激的サウンドのマークおじさんですが
この前の3連休はすっかり以下のライブに魅了され、1時間40分をフルに繰り返し繰り返し再生。





曲名すら解りませんけど。


年齢とともに落ち着いたウエストコーストだとか洒落たものを好み、気取っていますが(それはそれで良いんだけど)こんな爺さん(頭頂部の薄い白髪に老眼鏡ずり下げて椅子に腰かけギターを掻き鳴らす様は渋くてカッコ良いです)が現役バリバリで刺激的なサウンドに挑戦し続けてるなんて、どたまをスコーンと殴られたような感じ。
何しろ、日頃、お亡くなりになられた方の音楽を聴く事が圧倒的に多いので。

ビンビン響くベース・サウンドも大変好ましいし、ドタスタのドラムも熱い。



固定カメラでの一方向撮影(終盤、アンコールでしょうかカメラは逆サイドに移動しますけど)にも関わらず、映像としても楽しめる。PC前でじっくり座って観てるわけではないけれど。


Ceramic Dog アルバムではTAKE 5の入ってる"YOUR TURN" ゆうんがありますが、試聴するとマークさん自身でしょうか、ヴォーカルが入ってる曲が多いのが玉にきず。今はインストに徹するサウンドを欲しがってますんで。

どうもこのライブはCD化はされていません。海賊盤とかありませんか。YOU TUBEで無償で楽しむだけでは厭き足りません。



まずはジャズ寄りの「MARK RIBOT TRIO LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD」を試しにポチりましょう。
手の届くものは月1枚づつポチりたいと思います。
まぁ、熱しやすく冷めやすい嗜好のためどこまで続くか解りませんが。

MARC RIBOT おまけ
サウンド的にどうかと思い付いて行けないながらも、譜面か何かを凝視確認しながらのパフォーマス映像、これまた渋いので面白いっす。

Marc Ribot - Book of Heads, part one (2/2/2014)



かなり親日と見受けられるのでまた来日しそうですから、よーくアンテナ張っとかにゃあ。


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