「100歳の華麗なる冒険」2013年 瑞典 監督:フェリックス・ハーングレン
老人ホームに入所しているアラン(ロバート・グスタフソン)は100歳の誕生パーティ当日、お祝いなんて勘弁とばかりにホームから抜け出してしまう。ひょんなことから大金の入ったスーツケースを取ったため、ギャングや警察から追われる身となるアラン。道々出会った癖の強い仲間たちとともに珍道中を繰り広げながらも、なんとかなるとどこか悠然としていた。実は彼はかつてスターリンやゴルバチョフ、レーガンら各国要人と渡り合い数々の歴史的事件を経てきた、爆弾の専門家だった……。
2015年元旦早朝初笑い作品。
いや、サイコーに面白かった。
巻き込まれ型サスペンスというのがあるけど、これは巻き込み型コメディ。
モンティ・パイソンの「株屋の退屈な一日」というスケッチが大好きなので、こういうのは大歓迎。
アラン爺さんの飄々とした雰囲気。歴史的にとても重要な鍵を握る大人物なんだけれど、彼自身、功名を遂げようという向上心とか努力とかとは全く無縁であるところが素晴らしい。
ただ爆弾が好きなだけ。そして母親の遺言「何も考えないこと、なるようにしかならない」をベースに行動しているだけ。
理想ですよ。
アラン爺さんとバカボンのパパ。
アランには爆弾。バカボンのパパには植木鋏がある。羨ましいなぁ。
登場人物は皆、基本的にどうかしてる。
ラテン・アメリカとはまた違った北欧の痴れ者ワールド。
「すぐに殺してやる!」
「殺すなら早くした方がいい・・・100歳だから」
アランはMAD医によって子孫には恵まれなかったけれど、ちゃんとそれに相当する友人の息子との交流がある。
そして学問資格マニアの、これまたダメ男ベニー君とゲニラお譲の恋愛を成就させ・・・
元旦をHAPPYな気分で迎えられました。感謝!
世の中なるようにしかならないって事で今年もよろしくって感じです。
北欧映画でこんなにエンターテイメントに長けた爆笑ブラックコメディがあるなんて。やはり北欧映画は目が離せない。
象が出て来ますが象により圧死させられるお間抜けギャングのシーンはもう少し面白くできたような気もしますけど。
これは原作は原作で面白いかもしれない。読んでみる?
「窓から逃げた100歳老人」 ヨナス・ヨナソン
新宿ピカデリー
老人ホームに入所しているアラン(ロバート・グスタフソン)は100歳の誕生パーティ当日、お祝いなんて勘弁とばかりにホームから抜け出してしまう。ひょんなことから大金の入ったスーツケースを取ったため、ギャングや警察から追われる身となるアラン。道々出会った癖の強い仲間たちとともに珍道中を繰り広げながらも、なんとかなるとどこか悠然としていた。実は彼はかつてスターリンやゴルバチョフ、レーガンら各国要人と渡り合い数々の歴史的事件を経てきた、爆弾の専門家だった……。
2015年元旦早朝初笑い作品。
いや、サイコーに面白かった。
巻き込まれ型サスペンスというのがあるけど、これは巻き込み型コメディ。
モンティ・パイソンの「株屋の退屈な一日」というスケッチが大好きなので、こういうのは大歓迎。
アラン爺さんの飄々とした雰囲気。歴史的にとても重要な鍵を握る大人物なんだけれど、彼自身、功名を遂げようという向上心とか努力とかとは全く無縁であるところが素晴らしい。
ただ爆弾が好きなだけ。そして母親の遺言「何も考えないこと、なるようにしかならない」をベースに行動しているだけ。
理想ですよ。
アラン爺さんとバカボンのパパ。
アランには爆弾。バカボンのパパには植木鋏がある。羨ましいなぁ。
登場人物は皆、基本的にどうかしてる。
ラテン・アメリカとはまた違った北欧の痴れ者ワールド。
「すぐに殺してやる!」
「殺すなら早くした方がいい・・・100歳だから」
アランはMAD医によって子孫には恵まれなかったけれど、ちゃんとそれに相当する友人の息子との交流がある。
そして学問資格マニアの、これまたダメ男ベニー君とゲニラお譲の恋愛を成就させ・・・
元旦をHAPPYな気分で迎えられました。感謝!
世の中なるようにしかならないって事で今年もよろしくって感じです。
北欧映画でこんなにエンターテイメントに長けた爆笑ブラックコメディがあるなんて。やはり北欧映画は目が離せない。
象が出て来ますが象により圧死させられるお間抜けギャングのシーンはもう少し面白くできたような気もしますけど。
これは原作は原作で面白いかもしれない。読んでみる?
「窓から逃げた100歳老人」 ヨナス・ヨナソン
新宿ピカデリー