第10回立川左談次一門会

第10回立川左談次一門会
2015（平成27）年1月17日
スタジオ・フォー

立川談吉　「粗忽長屋」
立川談奈　「湯屋番」

中入り

立川左談次　「短命」

お楽しみ　「手ぬぐい抽選会」


久しぶりに一門会を観に庚申塚。
事前に師のほろよい日記に目を通すと、お風邪を召して相当具合が悪そう。大丈夫か。
それと、談幸師が立川流を退会、芸術協会に入ったとのニュース、左談次師も理事辞任！
その辺りはかなり気になるところ。

3人ともすっかりお馴染の噺でご機嫌伺い。
本日はいつも以上にそれぞれのマクラが楽しい。
ブログやツイッターで内容を書かれるとやりにくいって、そりゃそうだろうな。
書かれる心配がないとなれば業界裏話もいいたい放題。

皆、先の師匠の思い出話。
見逃したが「大改造　劇的ビフォーアフター」で練馬の家元邸のリフォームが放映されたらしいのでその話題。
談奈さんのタップリマクラが冴える。銭湯でのブラック師とのエピソードからjr.秀次郎（もう大学受験だそうです）の話題になり二世落語家、若旦那の流れで「湯屋番」に入る。本題は相変わらず睡魔の来る流暢さだったけれど持ちこたえた。悪くは無い。真面目そうだが案外面白い人なのかもしれない。

談吉「粗忽長屋」は粗忽と主観の中道といった感じで、やはりこの子は贔屓にしたくなる。一番下だからなのかもしれないけれど、意外と高座外では普通なんですね。中入りでのくじ配布とか、抽選会での振る舞いとか･･･。

左談次師、談幸退会はさておき、昔の正月での一門の様子。16のしーちゃんのおっぱい揉んでるのはズルい。
少し鼻声。それでも慣れた「短命」でしっかり務める。くすぐりに破壊力があり会場を笑わせるのなんの。
2人の弟子を持つ羽目になった事が良い方に出てるよね。微笑ましい一門です。
「宿屋の富」をやろうとしたらしいが体調と相談で「短命」に。
久しぶりに左談次の「宿屋の富」聴きたかったなぁ。
二つ目の頃、一発でさだやんファンになった噺。あの頃は「宿屋の富」と「権兵衛狸」が多かった。

立川流一門のマンダラ抽選で立川志の彦が当たる。観たことないけれど志の輔の5番目弟子で去年二つ目になった子らしい。UPLINKで落語会やっているようです。

左談次師匠、お仕事お疲れ様でした。お大事に。
なお、ステテコじゃなくてヒートテックでの正座は足が痺れるらしい。