「60年代まぼろしの官能女優たち Part?」
「あまい唇」1966年 葵映画 監督:千葉隆志(西原儀一)/脚本:中原朗/撮影:池田清二/音楽:吉野達弥
出演:香取環、志摩みはる、谷口朱里、森幸太郎、椙山拳一郎
売れっ子の人気画家は、別荘のある軽井沢で陽気で無邪気なホステスと出会う。美大女子学生、原稿依頼の新聞記者などと清冽な空気の別荘地にくりひろげられる愛欲図。初代「ピンクの女王」香取環と葵映画・西原儀一監督コンビ2本目の作品。原案は谷崎潤一郎『痴人の愛』。
やっぱり、あったか、ピンク映画版「痴人の愛」
あくまで原案。
ナオミじゃなくてカヨちゃん。
当然、谷崎潤一郎のクレジットは無し。関係各位の許可とかとってないだろうからタイトルを「痴人の愛」とする事が出来なかった?残念。
香取環のバカ女演技はむかつくほど素晴らしい。
でもラストで、お人よしの本当のバカのまま、身を引く事は無いだろう。やっぱりナオミじゃないんだな。
冒頭、画家のモデルにしてくれと迫る志麻みはるの気の強そうな顔がナイス。
そうか、この人「胎児が密猟する時」に出ていた志麻みはるじゃないですか。まぼろしの官能女優としては香取環よりこちらの方を多く観たいぞ。
スナック・ママの谷口朱里も画家先生との一夜。時代的におとなしい性描写ながら、大人の情事はGOOD。成人映画の域としては未熟だけれど、それは今観てるからだろう。
なんだかんだ言って新聞記者の椙山拳一郎が良い思いしてます。
しかし、この映画の一番良いところは音楽。吉野達弥のオルガン曲。
とても牧歌的で微笑ましく、観ていて思わず笑みがこぼれる。
カヨが英語の勉強中、「せん・せい」といいながらお股開帳の効果音のバカバカしさなんかも嬉しい。
ラピュタ阿佐ヶ谷
「あまい唇」1966年 葵映画 監督:千葉隆志(西原儀一)/脚本:中原朗/撮影:池田清二/音楽:吉野達弥
出演:香取環、志摩みはる、谷口朱里、森幸太郎、椙山拳一郎
売れっ子の人気画家は、別荘のある軽井沢で陽気で無邪気なホステスと出会う。美大女子学生、原稿依頼の新聞記者などと清冽な空気の別荘地にくりひろげられる愛欲図。初代「ピンクの女王」香取環と葵映画・西原儀一監督コンビ2本目の作品。原案は谷崎潤一郎『痴人の愛』。
やっぱり、あったか、ピンク映画版「痴人の愛」
あくまで原案。
ナオミじゃなくてカヨちゃん。
当然、谷崎潤一郎のクレジットは無し。関係各位の許可とかとってないだろうからタイトルを「痴人の愛」とする事が出来なかった?残念。
香取環のバカ女演技はむかつくほど素晴らしい。
でもラストで、お人よしの本当のバカのまま、身を引く事は無いだろう。やっぱりナオミじゃないんだな。
冒頭、画家のモデルにしてくれと迫る志麻みはるの気の強そうな顔がナイス。
そうか、この人「胎児が密猟する時」に出ていた志麻みはるじゃないですか。まぼろしの官能女優としては香取環よりこちらの方を多く観たいぞ。
スナック・ママの谷口朱里も画家先生との一夜。時代的におとなしい性描写ながら、大人の情事はGOOD。成人映画の域としては未熟だけれど、それは今観てるからだろう。
なんだかんだ言って新聞記者の椙山拳一郎が良い思いしてます。
しかし、この映画の一番良いところは音楽。吉野達弥のオルガン曲。
とても牧歌的で微笑ましく、観ていて思わず笑みがこぼれる。
カヨが英語の勉強中、「せん・せい」といいながらお股開帳の効果音のバカバカしさなんかも嬉しい。
ラピュタ阿佐ヶ谷